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2013年度(第91期)各委員会からの報告:技術委員会 編修・企画WG

●委員構成

委員長
山本 誠(東京理科大学)
幹事
長田 孝二(名古屋大学)

WGの会合・審議手段

メール審議によって進める。

●学会誌の機械工学年鑑
・年鑑(2013年8月号)について、2012年9月頃に事務局から部門長に依頼があった。
・過去の持ち回り実績より、北陸信越支部から取りまとめ役を選出することを決定(2012年5月29日委員長・幹事会)し、木村 繁男先生(金沢大学)から承諾を得た。原稿締切は2013年4月26日(金)。
・題目 著者
まえがき     木村繁男(金沢工大)
混相流キャビテーション     佐藤恵一(金沢工大)
混相流一般について     杉本康弘(金沢工大)
混相流の数値解析     新井山一樹(金沢工大)
流れの可視化と画像計測     藤沢延行(新潟大学)
流体機械空気機械     川口清司(富山大)
流体機械水力機械     飯尾昭一郎(信州大)
噴流・後流・せん断流     木綿隆弘(金沢大)
複雑流体     鳴海敬倫(新潟大)高橋勉(長岡技科大)
多孔質内の流れ     木村繁男(金沢大)

・年鑑(2014年8月号)は、2013年9月頃に事務局から部門長に依頼がある。過去の持ち回り実績により、関東支部から取りまとめ役を選出することを決定(2013年5月21日委員長・幹事会)し、松本洋一郎先生(東京大学)から承諾を得た。
まえがき     松本洋一郎(東京大学)
流体機械     太田 有(早稲田大学)
乱流     小尾晋之介(慶應義塾大学)
混相流     高木 周(東京大学)
マイクロ・ナノ流体     佐藤洋平(慶應義塾大学)
生体流れ・医療応用     大島まり(東京大学)
音響・騒音     加藤千幸(東京大学)
流れの計測・可視化     西野耕一(横浜国立大学)
<参考>  中国四国支部 ⇒ 北陸信越支部 ⇒ 関東支部 ⇒ 東北支部 ⇒ 九州支部
⇒ 東海支部 ⇒ 北海道支部 ⇒ 関西支部 ⇒ 中国四国支部

●学会誌(20137月号)の特集号
・テーマを募集、とりまとめて「流体でない流れ」で提出した(2012年10月)。
・本企画が2013年7月号分として採用された(2013年3月)。
・企画小委員会を組織した(2012年12月)
・企画小委員会で企画案をとりまとめて、会誌編修委員会に提出した(2012年12月)。

○掲載までのスケジュール
2012年10月:会誌編修部会で企画承認
2013年1月16日:会誌編修部会にて、最終目次案提出
提出内容:企画小委員会組織,企画テーマ,企画趣旨,記事案を確定させたうえで,執筆者候補に内諾をとっておく.ただし,会誌編修部会の意見によっては,執筆者変更,記事内容変更もあり得るので,弾力的に対応できる形とする.
2013年1月下旬:執筆依頼(事務局より)
2013年5月10日:原稿締切(入稿)
2013年7月5日:発行

日本機械学会誌 2013年7月特集号「流体ではない流れ」

○企画小委員会メンバー
主査:山本誠(東京理科大学)
幹事:関下信正(豊橋技術科学大学)
委員:元祐昌廣(東京理科大学)
山田俊輔(防衛大学)

○企画概要
空気や水のような流体ではないものの流動現象について、学生や一般人を対象と想定して平易に解説する。流体力学が関係しそうもない意外な分野においても、流体力学の知識が活用できることを理解し、また流れに興味を持ってもらうことを目的とする。

○目次
-巻頭言-
「流体ではない流れ」小特集号発刊に際して
山本 誠(東京理科大学)関下信正(豊橋技術科学大学)
-解説-
・歩行者交通流の巨視的・微視的シミュレーション
藤井秀樹(東京大学)吉村忍(東京大学)
・車の流れ-自己駆動粒子系の相転移現象-
杉山雄規(名古屋大学)
・粒子の流れ
田中敏嗣(大阪大学)
・風による雪の転送がもたらす環境障害-市街地内の吹きだまりの予測-
大風翼(東北大学)富永禎秀(新潟工科大学)持田灯(東北大学)
・土砂の流れ-個体と液体の特徴を合わせ持つ土石流-
水野秀明(筑波大学)
・マントル対流-「個体」地球内部の「流れ」-
亀山真典(愛媛大学)
・星とダークマターの流れ-宇宙シミュレーション-
松田卓也(元神戸大学)
・お金の流れ-金融工学の視点から-
枇々木規雄(慶應義塾大学)

●学会誌(2014年後半の)特集テーマ
・編修・企画WG内で検討したが、提案予定はない。

●学会誌(20152月号)特集テーマ
・第5回委員長・幹事会(2013.12.24)にて委員長・幹事会メンバーにテーマの候補出しを依頼したが、特に候補も出なかったため、提案予定はない。

●学会誌のトピックス委員
・2013年度は、岡本秀伸氏(荏原製作所)、長田孝二准教授(名古屋大)が担当した。
・2014年度は、齋藤隆之教授(静岡大)長田孝二准教授(名古屋大)が担当する。

●和文論文集の活性化として、和文論文集の特集号
・2010年度WGの結論として、和文論文集の活性化案として特集号を3ヶ月に1回くらいの割合で出すことが決まった。2011年度のWGから実際に依頼を行なっている。
・以下の企画が現在進行中である。
①「空力騒音研究の最前線」                       加藤千幸(東大), 飯田明由(豊橋技科大)
→2013年8月発行済
②複雑流体                                      蝶野成臣(高知工科大)
→機論(和文)特集号として企画書が提出され、部門内で承認された(2013年11月)。
以下の企画については内諾が得られている。
③生物・生態に関する流れ             望月 修(東洋大)
④ナノスケールの熱流動現象         徳増 崇(東北大)
・上記以外で、従来のOS等の実績から候補となっているテーマは以下の通りである。
1) キャビテーションおよびマイクロバブル(伊藤幸雄、祖山 均)
2) 流体機械の諸問題(渡邉 聡、船崎健一、松井 純)
3) 先端的熱流体計測法(平原裕行)
4) 非ニュートン流体の流動現象(高橋 勉、鈴木 洋、岩田修一)
・なお、特集号を企画して実際に掲載されるまで1年から1年半くらいかかる。また、実施に当たっての編修委員会との調整も必要に応じて行う。

●新ジャーナルでの特集号について
・新ジャーナルでは特集号を明示しないため,企画書作成時には,特集号の掲載方法について企画者と事前に相談する必要がある.次号の特集号「複雑流体」については,蝶野先生(高知工大)へ山本主査から連絡する.

JSME学術誌「校閲委員」候補者推薦について(115日提出締切)
新たな校閲者の選任は行わず、現在登録されている英文校閲者をそのまま新雑誌の校閲者として推薦することを検討中

●ロードマップ
・「流体計測」をテーマとして企画進行する。取りまとめを能見基彦氏(荏原製作所)、榊原潤准教授(明治大)にお願いしてある。

●委員長・幹事会組織見直しに関連して
第92期(2014年度)より編集・企画WGとしての業務を総務委員会へ移管する。そのため、編集・企画WGは今期で終了する。

更新日:2014.3.19