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機械工学年鑑「流体工学」(2007年版)

まえがき

 科学技術の発展とともに,流体工学の学術分野でも従来の基盤的研究課題のさらなる深化と,流体現象の複雑性と多様性に富む工学的研究課題への挑戦が展開されている.とくに,最近の重点研究分野とされるエネルギー,ナノ,バイオなどに関連して,時空間の多重スケールの諸問題に関心が注がれ,それらの解析手法やメカニズムの解明,応用への展開,短時間微小スケールの計測技術などに大きな進展が見られる.したがって,流体工学のこれからの動向として,流体融合領域での基礎と応用の研究が重要性を増すものと思われる.ここでは,あらゆる流れに内在する根本的課題の「乱流」,産業や人間環境の拡大に関係する「圧縮性流れ」に加えて,流れの機能性を追求する「機能性流体」,流体融合分野の「生体内の流れ」,流れの本質を抽出するための「可視化情報」の各分野に焦点をあてて,2006 年の研究動向を記している.なお,2006 年度の「水力機械」,「空気機械」のおもな実績については,ターボ機械協会発行の会誌「ターボ機械」2007 年8 月号またはターボ機械協会ホームページ(http://www.turbo-so.jp/)を参照いただければ幸いである.

〔井小萩利明 東北大学〕

機械工学年鑑「流体工学」(2007年版)は,流体工学の分野において2006年1月から12月までの1年間に発行・出版された論文,解説,さらには技術の発展や動向を解説したものです.

機械工学年鑑「流体工学」2007年版(PDF)

 

更新日:2008.3.24