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機械工学年鑑「流体工学」(2015年版)

まえがき

 

 流体工学は,基礎工学であり,環境・エネルギー,航空・宇宙,バイオ・ライフサイエンス,ナノ・マイクロ工学等の重点分野にも深く関わっている.研究の進展は二重円構造で,内輪の乱流,圧縮性流れおよび混相流等の基盤領域では研究の「垂直方向の深化」,外輪の機能性流体,ナノ・マイクロ流および生体・生物流れ等の異分野との融合領域では研究の「水平方向の展開」が見られる.流体現象そのものは,時空間的にもマルチスケールで多様な複雑現象であり,流体科学の視点から基礎研究がなされている.近年,流体工学を基盤として異分野との融合も進み,「流体情報」や「流体融合」の新規な概念も構築されつつあり,重点領域への貢献も期待されている.また,新たな研究手法として数値シミュレーションと実験の融合手法も提案されている.年次大会では,「持続可能な日本の技術を支える産官学の連携」のテーマのもとに部門横断セッションが,また部門講演会でも「再生可能流体エネルギーの利用技術」等のセッションも活発に企画されている.ここでは,「乱流」「圧縮性流れ」「混相流」「流体機械」「機能性流体」「ナノ・マイクロ流」「生体・生物流れ」を取り上げ,2014年度の国内外の研究動向を報告する.なお,流体工学が関連する学協会として,日本航空宇宙学会,日本流体力学会,日本混相流学会,日本ガスタービン学会,ターボ機械協会等がある.

〔西山 秀哉 東北大学〕

 「水力機械」,「空気機械」の主なターボ機械の生産統計(動向と製作品)の詳細については,ターボ機械協会発行の会誌「ターボ機械」8月号またはターボ機械協会ホームページ(http://turbo-so.jp)をご参照ください.

機械工学年鑑「流体工学」(2015年版)は,流体工学の分野において2014年1月から12月までの1年間に発行・出版された論文,解説,さらに技術の発展や動向を解説したものです.

機械工学年鑑「流体工学」2015年版(PDF)

更新日:2016.5.26