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水運び

まずは見てみよう!

どんな実験?

実験手順と種あかし

  • コップに入った水を運ぶときに、こぼさないようにするくふうをしてみましょう。
  • まず、コップを直接手で持って動かしてみましょう。静かに動かさないと水がこぼれてしまいます。
  • 次に、ひもでつるしてみると、激しく振っても水はあまりこぼれません。コップと水が一体となって運動しているように見えます。
  • 加速度運動するとき、物体から見た相対運動では物体(コップと水)には加速方向と逆に見かけの慣性加速度がはたらきます。この慣性加速度と重力加速度を合成したものを見かけの重力加速度と考えればよいのです。糸とコップの向きはこの見かけの重力加速度の方向となります。水面はそれと垂直になり、コップと一体のように動きます。
【キーワード】 加速度運動
【参考】 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P84-89.

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更新日:2010.8.5