すきまを吹くと
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- 2本の円柱のすきまを狭くして立てて、その間を吹きます。吹く位置を少しずらすと、片側のロウソクだけが消えます。
- これは、丸い物体に噴流を当てると物体に沿って流れが曲がるという「コアンダ効果」を利用した実験です。
- 右図のように、流れを当てる位置を少し左にずらすと流れは左の円柱に沿い始め、そのまま左の円柱に沿って進み、左方向に曲げられて流出します。その結果、左側のロウソクだけが消えます。
- 噴流をすきまに流すとき、すきまの広さにもよりますが、左右のどちらか一方に曲がりやすくなります。
【キーワード】 | コアンダ効果 |
【関連項目】 | 円柱の後ろのロウソクを消す、平板の後ろのロウソク |
【参考】 | 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P128-133 |
更新日:2014.2.1