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びんの中の噴水

まずは見てみよう!

どんな実験?

実験手順と種あかし

  • 以前に公開した「噴水4(浮沈子)」の応用です。水差しの中に噴水を作ってみます。
  • 水差しの口をふさいだゴム風船の先を引っ張ると、中に噴水ができます。どのようになっているのでしょうか。
  • まず、小さなびんを用意して口の部分にストローをさしてびんの内部と外部をつないでおきます。このびんを上下さかさまにして、水を満たした水差しの中に入れます。このとき、びんにおもりをつけて浮き上がらないようにしておきます。
  • ゴム風船の先を上に引っ張ると、内部の体積が増えて圧力が下がります。びんの内部の空気は膨張します。次に、ゴム風船を引く力をゆるめると、内部の空気は圧縮されてびんのまわりの水をストローから吸い込みます。このときの勢いで噴水ができます。「噴水4(浮沈子)」と同じ原理です。
  • この実験動画はJSPS科研費 18K03956の助成を受けて制作しました。
【キーワード】 圧力、負圧
【関連項目】

噴水4(浮沈子)浮沈子

【参考】 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P34-37
石綿良三「図解雑学流体力学」ナツメ社、P14-15、P34-35

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更新日:2019.10.1