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部門講演会に関する提案

流体工学部門
部門長 小尾 晋之介
副部門長 能見 基彦

1.背景

  1. 現在の部門講演会は大規模化し、パラレルセッションが常態化した。このため、流体工学がカバーする広い学術分野の交流や情報収集が困難な状態となっていた。
  2. 過去の部門内のアンケート調査から、部門講演会の平日開催のニーズが高いことが明らかである。しかしながら、参加費の高額化を避け大学を会場とする場合、講演室数を確保するのが困難で、平日開催が避けられていた。
  3. 以上は、企業からの積極的な参加が減少する一因と考えられる。その結果、部門活動が大学関係者に偏り、その傾向はさらに悪循環を招くことが危惧される。
  4. 95期(2017年)は日韓熱流体工学会議開催のため部門講演会は開催されず、準備期間が通常よりも長く確保できることから、部門講演会のあり方を大きく見直す好機である。

2.提案

 部門講演会の研究発表は招待講演や特別企画などの一部を除きすべてポスターセッションとする。

3.提案の主旨

  1. すべてポスターセッションとすることで、企業関係者、大学関係者、大学院生を問わず参加者がフラットに議論でき、学術・技術交流の活性化が期待される。
  2. 大学で教室を多数確保する必要がないので、平日開催が可能となる。例えば金曜・土曜の開催とすれば、企業関係者も出張ベースでの参加が容易となる。
  3. 日本機械学会だけでも年次大会、支部総会など類似の講演会が複数あり、参加者の重複が多いなかで、部門講演会に特色を持たせ、魅力が高まる。
  4. 企業関係者への訴求力が高まり、産学交流の活性化へ向けて好循環をもたらすことが期待される。
更新日:2018.3.14