ニューズレター

流れ 2002年11月号 目次

― 特集1.生体内の流れ ―

― 特集2.スポーツと流れ ―

3.部門同好会報告

 

部門同好会報告

 東京大学で開催された2002年度年次大会に日程を合わせて,流体工学部門同好会が開かれました.朝から夕方まで続いた発表・討論で乾いた喉を潤すため,また普段忙しくてなかなか会う機会のない会員同士が旧交を暖めるため,同好会は部門の行事として定着してきた観があります.今年度の同好会は学士会館分館にて9月25日夕刻から開かれ,56名の参加者がありました.谷口伸行先生(東大)の司会・進行により,辻 裕部門長の挨拶で幕を開けました.(写真1,2)
  今年度は日韓流体工学合同会議が名古屋で開かれる関係で部門講演会は開かれず,そのためこの同好会で2001年度部門賞の授与が行われることになりました.受賞者氏名と受賞理由の詳細は学術表彰WGからのお知らせに譲りますが,部門賞6名,一般表彰7名(フロンティア2名および貢献表彰5名),部門長より賞状・盾,メダルが授与されました.
  各賞受賞者には,流体工学研究者なら誰もが知っている大家また第一線の研究者が,貢献表彰では昨年開かれた蔵王での部門講演会,流れの夢コンテストでご尽力いただいた2組の方々が選ばれました.授賞式後には乾杯が行われ,歓談をはさんで受賞者からのスピーチがありました.スピーチはこれまでの研究を振り返って,あるいはこれからの研究に夢を馳せるお話,さらにはこれからの社会に流体工学が何をなしうるかについての問題提起と多様で,こうした生のお話を間近で聞けるのも同好会の醍醐味というべきでしょう.
  さて流体工学部門の国際化を象徴する出来事として,カリフォルニア工科大学Christopher E. Brennen教授が外国人では初の部門賞受賞者となりました(写真3).学問・技術上の貢献と併せて多数の日本人研究者の受け入れ,また日本企業との交流が高く評価されました.Brennen教授のスピーチはリラックスした雰囲気で,本の一節を引用し,またこれまでの日本人研究者達との海を越えた暖かい交流を語るものとなり,参会者に強い印象を残しました.

文責:川口靖夫(産総研)

 写真1:同好会会場
 

 写真2:辻部門長(右)の挨拶

 写真3:Brennen教授のスピーチ

更新日:2002.11