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流れ 2011年4月号 目次

― 特集テーマ: 流れの夢コンテストの10年 ―

  1. 巻頭言
    (塚原,菊地,久芳)
  2. 夢コンの舞台裏と表舞台あれこれ
    松村 昌典(北見工業大学)
  3. アイデア一本を何十倍にも面白く見せる方法
    村井 祐一(北海道大学)
  4. 尺八の発音と息流ジェットの挙動の観察 ~流れの夢コンテストに参加して
    植松 洋一,鹿野 一郎,高橋 一郎(山形大学)
  5. 流れの夢コンへの挑戦
    望月 修(東洋大学)
  6. 流れの夢コンテストに参加して
    杉本 康弘,佐藤 恵一(金沢工業大学)
  7. 流れの夢コンテストへのチャレンジ ~参加者と実行委員の立場から
    鵜飼 涼太,長田 孝二,酒井 康彦(名古屋大学),久保 貴(名城大学),寺島 修(名古屋大学)
  8. 第10回流れの夢コンテストに参加して
    早水 庸隆,西田 五徳,丹波 享,石田 憲保,仲田 悟,松田 達也,安田 直幸(米子高専)
  9. 流れの夢コンテストへの挑戦と成果
    渕脇 正樹(九州工業大学)

 

巻頭言

 流体工学部門主催の「流れの夢コンテスト」は,流体工学の新たな展開を目指す若い技術者・研究者を対象として,流れに関する知恵・アイデア・技術力を競いながら流体工学に対する夢を語り合うことを目的としたイベントです.2001年に第一回が開催されてから昨年10月(第88期流体工学部門講演会との同時開催)で第十回を迎え,早くも10年の歴史を刻むこととなります.この間,数多くの若手研究者・教員が携わり,それ以上に350名(過去十回の総計)を超える学部生・大学院生らが本コンテストに参加しており,魅力溢れる多彩な作品が数々発表されてきました.彼ら参加者の創意工夫は止まることを知らず,最近の応募数も15件前後を維持しており,現在までに138作品が生まれております.

  しかしながら,コンテストで発表された作品の多くは,その後にあまり公知されることなく,作品の魅力や作成者の工夫点・苦労話が知られないままに終わっています.流体力学を専門とする研究者のみならず,一般の方々にも流体の面白さ・可能性を伝える上で「流れの夢コンテスト」が寄与するところは大いにあると思います.そこで,過去の優秀作品を発表された先生方や学生らに,出品作品に関しての紹介や研究的話題の提供,もしくは日常的な話題(製作過程の苦労話,成功・失敗談,教育効果など)をテーマとした記事を頂きました.また,実行委員会の立場から「流れの夢コンテスト」への所感として,ご寄稿も頂きました.

  このニューズレター「流れ」では,主に流体工学各分野の最先端の研究や技術に関してご執筆頂き,最新の情報を提供しております.今号では,流体力学一般(もしくは流体力学教育)に関わる内容となり専門性は薄いかもしれませんが,流体屋にも一般の方々にも広く流体現象に関心を持って頂ければ幸いです.また,「流れの夢コンテスト」が過去十回を終えた節目に際し,本コンテストを含めた流体工学部門における次世代の流体工学技術者・研究者の育成を目指した活動について,ご意見やご要望など頂ければ有難く存じます.

  また,過去に開催された「流れの夢コンテスト」に関しての詳細は,以下のリンクからご覧になれます.

流れの夢コンテスト http://www.jsme-fed.org/contests/nagare.html
平原裕行(埼玉大)著:第1回「流れの夢コンテスト」開催にあたって
 http://www.jsme-fed.org/newsletters/2002_4/no3.html#ctop

 末筆ではございますが,ご多忙中にも関わらず,本号特集テーマについて話題をご提供いただきました執筆者の方々に厚く御礼申し上げます.

4月号担当
塚原 隆裕(東京理科大学)
菊地 聡(岐阜大学)
久芳 将之(ソフトウェアクレイドル)

更新日:2011.4.1