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第82期(2004年度)流体工学部門同好会報告

 2004年度年次大会は,9月6日〜8日の3日間にわたって,エルムの学園と呼ばれている北海道大学を主会場にして行われました.全国的に猛暑だった夏の終わりの北海道で開催されましたので,道外から集まった多くの方々は,涼しい北海道を期待して来られたかもしれません.しかし近付いて来る台風の影響で,暖かく湿った南風が吹き込み,予想以上に気温が上がり,講演会場では上着を脱ぐ姿も多く見受けられました.また台風の進路予想では,学会期間中に北海道に上陸する可能性の高いことがアナウンスされていましたので,帰りの交通機関等の混乱を心配しながらの年次大会となりました.

流体工学部門同好会は,全国から70名の会員が集い,学会初日の6日の晩に京王プラザホテル札幌にて行われました.高比良裕之先生(阪府大)が司会を務められ,始めに部門長の藤井孝蔵先生(宇宙航空研)にご挨拶いただきました.引き続き北海道大学名誉教授で,現在は釧路高専の校長を務められている木谷勝先生に「研究雑感」という題で約40分の講話(写真1)をしていただきました.木谷先生がこれまでに取り組まれてきた数々のご研究に関して,それを始めるきっかけとなった出来事や,その問題を解決するための研究プロセス等を,内外の多くの研究者との出会いを含めてお話し下さいました.次に京都大学名誉教授の赤松映明先生(写真2)のご発声により乾杯を行い,開宴となりました.北海道を代表する食材を使った料理とお酒で,歓談(写真3)も大いに盛り上がり,貴重な情報交換の場となりました.歓談の途中には,北海道を代表して北海道工業大学の豊田国昭先生(写真4)にご挨拶いただき,また今年11月に予定されている部門講演会の幹事校である九州工業大学の塚本寛先生(写真5)に準備状況等の紹介とご挨拶をいただきました.さらに2005年度年次大会の開催校である電気通信大学の黒田成昭先生(写真6),および2005年度部門講演会の開催校である金沢大学の木綿隆弘先生(写真7)にも講演会の紹介とご挨拶をいただきました.最後に東京理科大学の本阿弥眞治先生(写真8)のご発声により,流体工学部門のますますの発展を祈念して一本締めを行い,2時間の同好会は散会となりました.

昨年度の徳島で行われた年次大会も,学会期間中に台風が会場近くに上陸し,嵐の中での講演会となりました.今回の台風は北海道には上陸しませんでしたが,勢力が強いまま北海道をかすめるように北上して行ったために,学会3日目は大荒れになりました.札幌では観測史上最大の風速50m/sを越え,北大の有名なポプラ並木を始め,北大構内のいたる所で大木が倒れる(写真9)被害に遭いました.札幌市内でも木や電柱が倒れ(写真10),看板が吹き飛び,台風の破壊力を目の当たりにしました.JRも航空機も全面運休し,大変な思いをして帰られた方も多かったと思います.この台風の風による被害は,全国各地で多数発生しており,流体力の強さと,その対策の必要性を身をもって痛感した次第です.2年続けて台風に見舞われた年次大会でしたが,部門同好会が盛況のまま無事終了できましたのは,ご参加いただいた皆様のおかげです.心から感謝申し上げます.

文責:松村昌典(北見工業大学)


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写真1 木谷勝先生講話

写真2 赤松映明先生乾杯のご発声

写真3 歓談

写真4 豊田国昭先生ご挨拶

写真5 塚本寛先生 部門講演会準備状況のご紹介

写真6 黒田成昭先生ご挨拶

写真7 木綿隆弘先生 部門講演会ご紹介

写真8 本阿弥眞治先生一本締め

写真9 台風の影響 大木倒れる

写真10 札幌市内でも木や電柱が倒れる
更新日:2004.10.5