活動内容

Home > 活動内容 > 活動報告 > 2008年度報告記事一覧 > No.08-141 講習会「CFDの基礎とノウハウ〜より良い解を得るために〜in 関西

No.08-141 講習会「CFDの基礎とノウハウ〜より良い解を得るために〜in 関西」開催報告書

慶應義塾大学 深潟 康二

 2009年1月15日(木)に「CFDの基礎とノウハウ〜より良い解を得るために〜in 関西」が大阪科学技術センター小ホールにて開催されました.受講者数は社会人27名(会員21名),学生15名(会員10名)の計42名でした.また,受講者の地域(支部と同じ分け方)別では関西21名,関東11名,北陸・信越3名,東海3名,中国・四国2名,九州2名でした.講師には,JAXA 藤井 孝藏 先生,大阪大学 梶島 岳夫 先生,東京理科大学 山本 誠 先生,(株)ソフトウェアクレイドル 金 哲晃 先生の計4名をお招きし,下記の題目でそれぞれ90分間の講義をして頂き,その後「質問コーナー」にて受講者の皆さんと講師の先生方で討論を行いました(写真1〜5).

9:30−11:00 「CFD:拓いてきた世界と拓く世界」 藤井 孝藏(宇宙航空研究開発機構)
11:10−12:40 「離散化手法と数値計算法の選択」 梶島 岳夫(大阪大学)
13:40−15:10 「物理モデルの基礎と選択法」 山本 誠(東京理科大学)
15:20−16:50 「CFDの実際」 金 哲晃(ソフトウェアクレイドル)
16:50−17:20 「質問コーナー」  

 講師の先生方にはそれぞれのトピックを中心にお話し頂きましたが,どの先生も異口同音に「まずCFDで何をやりたいか/何を知りたいかを明確にする」ことの重要性を唱えておられ,このことは受講者の皆さんにも十分伝わったと思います.また参加者の皆様にご記入頂いた受講後のアンケート(表1)の結果では,理解度,満足度ともに高い回答が得られました.ただ,CFDをこれから導入予定の受講者からは「難しすぎた」とのご意見も頂きましたので,今後の講習会ではこのことに一層配慮する必要があると思います.

 今回の講習会では二つほど新しい試みを行いました.一つは流体工学部門主催のCFD講習会を関西地区で開催したこと,もう一つは講義で用いるスライドのコピーをテキスト教材に予め綴じこんでおいたことです.関西地区での開催については,比較的短期間での広報にもかかわらず多数の方にご参加頂けたこと,アンケート結果でも今後定期的に関西地区で同様のCFD講習会を開催することへの要望が多かったことから,一定の需要があることを確認致しました.またテキストに綴じこんだ講義スライドに関しては殆どの方が「役に立った/必要」と回答しておりましたが,複数の方から「1ページ6スライドでは小さくて見にくい」,「カラー印刷にしてほしい」というご意見も頂きました.次回は(財政的に余裕があれば)1ページ4スライド程度のカラー印刷に改善したいと考えております.

 末筆になりましたが,年度末のお忙しい時期に足を運んで下さった受講者の皆様,充実した講義を提供して下さった講師の先生方,および部門担当職員の熊谷 理香 様に感謝申し上げます.

 

  写真1 藤井先生の講義 写真2 梶島先生の講義
   
写真3 山本先生の講義 写真4 金先生の講義
   
写真5 受講者の様子

 

表1 アンケート集計結果(回答数37)

更新日:2009.1.22