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No. 09-153 講習会「CFDの基礎とノウハウ〜より良い解を得るために〜」開催報告書

慶應義塾大学 深潟 康二

 2010年1月12日(火)に「CFDの基礎とノウハウ〜より良い解を得るために〜」が日本機械学会会議室にて開催されました.受講者数は社会人25名(会員19名),学生11名(会員8名)の計36名でした.講師には昨年大阪で開催したNo. 08-141講習会「CFDの基礎とノウハウ〜より良い解を得るために〜in 関西」と同じく,JAXA 藤井 孝藏 先生,大阪大学 梶島 岳夫 先生,東京理科大学 山本 誠 先生,ソフトウェアクレイドル(株)金 哲晃 先生の計4名をお招きし,下記の題目でそれぞれ90分間の講義をして頂き,その後「質問コーナー」にて受講者の皆さんと講師の先生方で討論を行いました(写真1〜5).

9:30−11:00 「CFDの実際」 金 哲晃(ソフトウェアクレイドル)
11:10−12:40 「離散化手法と数値計算法の選択」 梶島 岳夫(大阪大学)
13:40−15:10 「物理モデルの基礎と選択法」 山本 誠(東京理科大学)
15:20−16:50 「CFD:課題克服とその新しい時代に向けて」 藤井 孝藏(宇宙航空研究開発機構)
16:50−17:20 「質問コーナー」  

 質問コーナーでは,「より良い解を得るために,境界条件の設定に関してはどのように考えたら良いか」など,参加者の皆さまから素朴かつ奥の深い質問が次々と飛び出し,講師の先生方を交えて活発な議論となりました.また参加者の皆様にご記入頂いた受講後のアンケート(表1)の結果では,理解度,満足度ともに高い回答が得られましたが,数名の方からは「もう少しマニアックな内容も聴きたかった」というご意見も頂きました.また,経済状況を反映してか参加費用に関しては「やや高い」というご意見が目立ちました.今回,初の試みとして,次週に開催の実験流体力学の講習会とのセット割引を行いましたが,今後さらに質を保ちつつ参加費用を下げる工夫ができればと思います.

 前回のCFD講習会では講義で用いるスライドのコピーをテキスト教材に予め綴じこむという試みを行い,このことに関しては一定の評価を得られたように感じますが,複数の方から「1ページ6スライドでは小さくて見にくい」というご意見を頂きました.このことを踏まえて,今回は1ページ2スライドでテキストを作成いたしました.アンケートにおいても「見やすい」,「余白が多くて良い」との評価を頂きました.一方では「テキスト(文章)が少なく,後から見直した時に困る」,「カラー印刷にして欲しい」といったご意見も頂戴致しました.今後も改善を続けて最適なテキストに近づけるよう努力したいと思います.

 末筆になりましたが,年度末のお忙しい時期に足を運んで下さった受講者の皆様,充実した講義を提供して下さった講師の先生方,および部門担当職員の曽根原 雅代 様に感謝申し上げます.

写真1 金先生の講義 写真2 梶島先生の講義
   
写真3 山本先生の講義 写真4 藤井先生の講義
   
 
写真5 受講者の様子  

 

 

表1 アンケート集計結果(回答数32)

更新日:2010.1.18