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No.11-61講習会 実験流体力学 〜風洞実験と流体計測の実際〜
(流体工学部門企画)

担当 木村元昭(日本大学)

開催日:2011年8月5日(金)
会場:日本大学理工学部 駿河台キャンパス 1号館3階131教室
〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
出席者内訳:正員19、学生員8、特別員4、会員外10、一般学生12、計53名

今回の講習会は、メーカーの若手の技術者や大学の研究室の学生で風洞実験や流の測定に携わる方々のために企画されました。

【趣旨】
自動車の走行中の抗力,ドアミラーやサンルーフの風切り音の改善,航空機や鉄道車両の空力特性の評価にはもちろん,さらに建物や橋梁の耐風設計の指針には風洞は不可欠な実験装置となっています.また,研究室レベルでも二次元チャネルや噴流,後流,剥離流れの実験に関しても,風洞の性能は得られるデータの信頼性を大きく左右する基礎技術として大切です.今回の講習会では,風洞設備運用の基本的な留意点を分かりやすく解説すると共に,空力騒音の測定,流の計測に関して従来の圧力測定や熱線流速計による流体測定に加えて,近年導入が進んでいると見られるレーザー計測をいかに効果的に行うかについて取り上げました.

【プログラム】
講習会は4件の講義、これと平行して展示される機器展示および機器展示メーカーのプレゼンより構成されました。講習会終了後に大学内の食堂にて懇親会を催しました。

10:00〜11:30 空力騒音の計測と低騒音風洞の設計・運用法
藤田 肇 氏(日本大学)
11:40〜13:10 風洞実験と熱線流速計のノウハウ
関下信正 氏(豊橋技術科学大学)
14:00〜15:30 風洞実験とPIV計測の効果的運用
加藤裕之 氏(JAXA)
15:40〜17:10 圧力計測に関するノウハウ
豊田国昭 氏(北海道工業大学)
17:20〜17:50 機器展示メーカーによるプレゼン
〔機器展示〕カトウ光研、日本カノマックス、
ダンテック・ダイナミックス、西華産業
18:10〜20:30 懇親会


写真1 講義風景


写真2 機器展示

【アンケート結果】
参加者53名中41名のアンケート提出を得ました。

  • 仕事
    企業の研究開発 43%、企業の設計業務7%、国公立研究機関7%、大学の教官5%、学生36%、その他2%
  • 参加動機
    機械学会誌の会告原稿5%、機械学会のWeb17%、上司・先生・知人の紹介66%、メーリングリスト10%
  • 参加費用
    高い7%、やや高い51%、妥当34%、多少安い5%、安い2%
  • 使用テキスト
    良い5%、概ね良い41%、普通41%、若干悪い12%、悪い0%
    • グラフ等の部分だけでもカラーにしていただけるとありがたいです
    • パワーポイント資料の印刷がほしい
    • 印刷不鮮明な所アリ
    • 参考資料、必要なwebのURLなどがもう少し多系統的に記載してもらえば助かる
  • 理解度
    かなり理解した10%、概ね理解した76%、余り理解できなかった10%、殆ど理解できなかった0%
  • 満足度
    非常に満足15%、概ね満足54%、普通29%、多少不満2%、不満0%
  • ご意見、今後の講習会企画の要望
    回転体の空力騒音対策、可視化に関する講習会、自動車の空力特性、風洞での開発、振動と乗り物の安定性、スポーツに関する流体力学など、スラリー、固気混流、漏れ性、測定のノウハウ、知識の少ない学生向けの流体力学の講習会、非定常空力(計測方法、計算)、空力騒音(実験、数値解析)に特化した講習会
更新日:2011.9.14