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No. 13-44 講習会「CFDの基礎とノウハウ」

【企 画】 流体工学部門
【担 当】 福島 直哉 (東京工業大学大学院)
【開催日】 2013年6月12日(水)
【会 場】 日本機械学会 会議室 (東京都新宿区信濃町35番地,信濃町煉瓦館5階)

 本講習会は,設計や予備試験のツールとして広く用いられているCFDを題材として,様々な離散化法・スキーム・物理モデルの中から,着目している現象に対する適切な選択をユーザが行う際の指針を与えることを主な目的としています.同タイトルの講習会は,これまでに2008年1月より計5回,東京または大阪で開催され,それぞれ多数の方にご参加頂きました.

 今年度は昨年度に引き続き,流体工学部門の単独として開催しましたが,社会人39名(会員17名),学生14名(会員5名)の計53名の参加がありました.例年と同様に,若手(20代)の受講者が比較的多く,CFDを利用する若手研究者や若手設計者の関心が高かったことが窺がえました.講義はCFD分野の第一人者の4人の先生方にお願いいたし,各講義とも参加者からの活発な質疑がございました.

【プログラム】

9:20 9:30

挨拶・諸説明
   福島 直哉(東京工業大学大学院

9:3011:00 「CFDを実施する際に特に留意すべき点」
   加藤 千幸(東京大学生産技術研究所)

 本講義では,設計業務や研究業務にCFDを適用して期待した成果を得るために理解しておく必要があることに関して概説する.特に,解析目的の明確化,解法やソフトウェアの選択,境界条件や各パラメータの設定方法、結果の判断方法などに関して解説する.
11:1012:40  「CFDにおける知的可視化の基礎」
   白山 晋(東京大学大学院)

 本講義では,流体計算における可視化の現状や問題点(可視化するデータの選択,可視化手法の選択,可視化結果の解釈などの可視化プロセスの現状やその問題点)から知的可視化までを概説する。
12:4013:40 CFDベンダーによる展示(昼休み)
13:4015:10  「物理モデルの基礎と選択法」
   山本 誠(東京理科大学)

 乱流等の2次的な現象を含む流れの解析において,厳密な方程式を直接解くことは実用性に乏しい.従って,これらの影響を簡便に表現するための物理モデルを計算に導入するのが一般的である.本講義では各種物理モデルの,流れ場に対する予測性能の差異や計算コストについて説明する.
15:2016:50

「熱流動場のモデルとその選択法」
   須賀 一彦(大阪府立大学)
 熱流動場のCFD解析についての注意点や乱流熱流動モデルについての基礎から最新の話題までを分かりやすく解説します.そして,応用計算をするにあたって実用の観点からは,何処に注意して何を選択したら良いかの指針を示します.

16:5017:20

「CFDベンダーによるショート・プレゼンテーション」
   当日展示会に出展するCFDベンダー4社

18:0020:00 懇親会

    

【アンケート結果】

参加者年齢

20代:58%,30代:13%,40代:15%,50代:3%,60代:3%,その他:10%
参加者業種 企業の研究開発:46%,企業の設計業務:14%,大学の教員:3%,国公立研究機関:3%,学生:30%,その他の業務:8%,その他:5%,
参加費用 高い:18%,やや高い:30%,妥当:50%,多少安い:3%,安い:0%
使用テキスト 良い:18%,概ね良い:35%,普通:38%,若干悪い:10%,悪い:0%
電子ファイルの
提供について
非常に満足:25%,概ね満足:50%,普通:25%,若干悪い:0%,悪い:0%
理解度 かなり理解した:3%,概ね理解した:78%,余り理解できなかった:20%,殆ど理解できなかった:0%
満足度 非常に満足:15%,概ね満足:63%,普通:23%,多少不満:0%,不満:0%
その他のご意見,今後開催して欲しい講習会について CFDソフトウェアの適用事例など、実際の現場に使える講習.CFDの専門家と協議する時のポイントについて.電解槽、燃料電池,ミクロスケール解析の講習.燃焼、混相流の講習.Open Foam, Front Flow講座.テキストの事前配布.
更新日:2013.11.19