No.13-72講習会 実験流体力学 基礎技術から応用まで
(流体工学部門企画)
担当 大竹智久(日本大学)
協賛: | 日本航空宇宙学会,可視化情報学会,日本流体力学会,自動車技術会 |
開催日: | 2013年8月7日(水) |
会場: | 日本大学理工学部 駿河台キャンパス 1号館4階141教室 〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14 |
本講習会は,主に企業の技術者や学部・大学院の学生の方々を対象とし,実験的な立場で流体工学の様々な問題に対して計測に携わる方々のために企画されました.今回の講習会では,間接的な流体計測方法であるTSP(感温塗料)およびトモグラフィを用いた流体測定法,また風洞実験などを行う際に上流撹乱が測定結果に与える影響や,実際の測定事例として自動車まわりの流れ場測定を用いた空力実験を取り上げていただき,それらの測定技術・測定方法に関する基礎的な項目から最新の話題について講師の先生方に講義をしていただきました.
講習会は下記プログラムのとおり4件の講義と,4社のベンダーによる機器展示およびショート・プレゼンテーションにより構成されました.講習会の参加者数は18名(委員,講師含む)であり,その内の74%の方々が20~30代と若手の技術者の方にも関心を持っていただけたようです.
また,講習会終了後には,大学内の食堂において懇親会(参加者14名)も行われました.
9:30~11:00 | 「高エンタルピー衝撃風洞HEGのための感温塗料計測法の開発 |
11:10~12:40 | 「プロセス・トモグラフィー法による混相流の濃度分布可視化計測」 |
12:40~13:40 | 昼休み(機器展示 カトウ光研,フォトロン,日本カノマックス,東京流研) |
13:40~14:20 | 機器展示メーカーによるショート・プレゼンテーション 日本カノマックス,フォトロン,カトウ光研,東京流研 |
14:30~16:00 | 「流体実験における上流撹乱の重要性」 |
16:10~17:40 | 「自動車の空力実験」 |
【アンケート結果】
アンケート結果取り纏め
参加人数17名(委員含) 回答数名15名 回答率88.23%
○年齢 |
20代 27%,30代 47%,40代 13%,50代 13% |
○職種 |
企業の研究開発 47%,企業の設計業務 20%,大学の教官 13%, 学生 7%,その他の業務 13% |
○参加のきっかけ |
機械学会誌の会告原稿 7%,機械学会のWeb ページ 33%, |
○参加費用 |
高い 0%,やや高い 47%,妥当 47%, 多少安い 0%,安い 7% |
○使用テキスト |
良い 7%,概ね良い 27%,普通 60%,若干悪い 7%,悪い 0% ・専門的かつ簡潔に記載されている |
○理解度 |
かなり理解した 0%,概ね理解した 67%, 余り理解できなかった 27%,殆ど理解できなかった 0% |
○満足度 |
非常に満足 13%,概ね満足 47%,普通 40%, 多少不満 0%,不満 0% |
○講習会企画の要望 |
実験流体力学,CFD,再生可能エネルギー関連,錯乱とシミュレーション, 内燃機関の燃焼・ガス流動計測法について,流体関連振動 |