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A-TS 05-22 複雑流体研究会

主査  長谷川富市 (新潟大学工学部)
幹事  蝶野成臣  (高知工科大学工学部)
幹事  鳴海敬倫  (新潟大学工学部)
幹事  山本剛宏  (大阪大学大学院工学研究科)

報告事項:

 高分子流体,サスペンション,液晶などの複雑流体の工学的応用が拡大するに従い,その研究活動が活性化している.いろいろなアプローチで複雑流体を研究している研究者が集い,ノウハウや詳細情報の交換を行うことで,この分野の発展を促進することを目的としている.年2回の研究会と機械学会でのOSの実施および他の学協会での同様のオーガナイズドセッション(OS)の開催などを行っている.本年度は,以下の通り,第7回,8回の研究会を実施し,また,機械学会年次大会および流体工学部門講演会にてOSを開催した.

  若手研究者の育成の育成を目的として,2010年6月19日(土)に,第7回複雑流体研究会(大学院生の発表会)を当研究会が主催し,同志社大学エネルギー変換研究センターとの共催で,同志社大学京田辺キャンパス 光喜館で開催した.8件の大学院生の発表と研究センターの見学を行った.参加者は教員9名,学生13名(同志社大以外)+21名(同志社大学)であった.

  会員相互の研究に関するディスカッションおよび境界分野の研究紹介を目的として,2010年10月29日(金)に,第8回 複雑流体研究会を山形大学工学部(米沢キャンパス)山形大学工学部百周年記念会館にて,社団法人 米沢工業会の後援を受けて実施した.2件の話題提供とディスカッションを行い,また今後の研究会活動に関する議論を行った.参加者は22名であり,来年度以降も研究会を継続することを確認した.

  さらに,2010年9月5日(日)~8日(水)の日本機械学会2010年度年次大会においてオーガナイズドセッションS0501複雑流体の流動現象を企画,実施し,22件の研究発表が行われた.また,2010年10月30日(土),31日(日)の第88期日本機械学会流体工学部門講演会にてオーガナイズドセッションOS16 非ニュートン流体の流動現象を企画,実施し,11件の研究発表が行われた.なお,同講演会では関連するOS2件も開催されている.他に,日本レオロジー学会,PRCR2010,流体力学会などの講演会でも会員がOSを企画し,開催している.

 以上の活動の詳細は,下記にプログラム等を掲載する.

その他:

更新日:2013.2.5