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2004年度(第82期)日本機械学会流体工学部門講演会報告

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実行委員長 辻 裕
(大阪大学大学院 工学研究科)

部門講演会概要

 2003年の部門講演会の報告をいたします.最近は講演会が多いため,お気づきでない方もおられるかもしれませんが,2003年度の部門講演会は2年ぶりです.昨年2002年度は秋に日韓流体工学会議が名古屋で開催されたので,例年秋に開催することになっている部門講演会は省略されました.前回の部門講演会は2001年に蔵王,前々回は2000年に室蘭で開催されました.今年2003年だけでも,7月のハワイでの日米流体工学会議,8月の機械学会年会講演会に続いて,この9月の部門講演会と続きました.今回もそれなりに講演数,参加者が集まりました.中小の学会では考えられないことです.また内容的にも充実していたと思います.今回の主な統計データは以下の通りです.

 
図1 会場入り口

開催日:2003年9月19日(金),20日(土)
場所:関西大学100周年記念会館
特別講演:1件(大場謙吉先生(関大):循環器系・呼吸器系の人工代替物)
講演件数:236
参加登録者数:436
展示:6件

 ちなみに,前々回(2000年,室蘭),前回(2001年,蔵王)の講演件数,参加登録者数は以下のとおりです.
2000年(室蘭):講演件数=272  参加登録者数=446
2001年(蔵王):講演件数=245 参加登録者数=407

 蔵王や室蘭に比べて講演数は減少しました.やはり7月のハワイ,8月の徳島の年会講演会の影響があったようです.しかし,登録者は殆ど変化しておりません.聴講のみの参加者が,例年に比べて増えたことになります.以下にOS(オーガナイズドセッション),WS(ワークショップ),F(フォーラム),GS(一般セッション)の一覧を示します.

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OS:16件
OS1 圧縮性/高エンタルピー流体力学の新展開
OS2 気泡・液滴・微粒子等の微小物体まわりの流れの基礎
OS3 超音波ドップラー流速分布測定法
OS4 高速流れと衝撃波現象の基礎と応用
OS5 今すぐ実用的に使えるターボ機械・流体機械の最新設計手法・ツール
OS6 自然の流体エネルギー利用技術
OS7 分子動力学,分子気体力学,格子ボルツマン法の基礎と応用
OS8 乱流拡散・混合・反応流のモデリングと数値シミュレーション
OS9 噴流の制御と応用
OS10 機能性流体の力学と応用技術
OS11 SPH (Smoothed Particle Hydrodynamics) / SPAM (Smoothed Particle Applied Mechanics
OS12 乱流の計測と制御
OS13 気液二相乱流 -実験,モデリング,シミュレーション-
OS14 非ニュートン流体の流れ
OS15 分散系混相流のモデリングと数値解析
OS16 動物の飛行と遊泳および飛行・遊泳ロボット

WS :3件
WS1 格子気体法および格子ボルツマン法,可能性と将来
WS2 生物ミメティックマシン
WS3 乱流のスケーリング則へのアプローチ

F:1件

F1 流体の抵抗減少効果 ―モデル化とその問題点―

GS:6件
GS-1 可視化計測
GS-2 数値解析
GS-3 流体機械
GS-4 管内・流路内の流れ
GS-5 物体周りの流れ(1)
GS-6 物体周りの流れ(2)

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 流体工学部門の行事として研究発表中心の行事以外に市民フォーラムや流れの夢コンテスト(通称,夢コン)が行われます.これらについても経緯をここで説明します.蔵王の部門講演会の時に始めて,学生や若手参加の流れの夢コンテストが行われました.第2回目の夢コンは昨年秋の日韓流体工学合同会議の折りに行われました.第3回目の夢コンは徳島の年会の時に開催されました.今年の部門講演会では夢コンに代わり,市民フォーラムを企画しました.小学生などの参加を想定したので,夏に行いましたが,この市民フォーラムは部門講演会の中の行事として位置づけられます.これについては東恒雄先生から別途報告があります.市民フォーラムは500名以上の参加者を集める大きな行事であったので,具体的な企画や運営は東先生が中心になって市民フォーラム実行委員会が作業しました.従って実体は独立した行事とみなすことができます.市民フォーラムと夢コンと研究講演会の関係は毎年各行事の開催月の都合で組み合わせが変わると思われます.

 
図2 展示

 
図3 懇親会における部門長挨拶


 図4 懇親会風景

 今回の部門講演会は多くの方々の献身的な活動に支えられました.先ず,田中敏嗣先生は全体の把握から細部に至るまで,全てに気を配ってくれました.田中先生の采配で部門講演会が実施されたと言っても過言ではありません.川口寿裕先生に対しては,同じ研究室に所属しているということで私に甘えがでてしまい,川口先生には大変申し訳なかったと反省しています.つまり,プログラム作成から要旨集,CD−ROM の作成まで,実に多くの作業をやりながらどこにも名前がでませんでした.会場となった関西大学の方々にも申し訳ない位,献身的に働いてもらいました.ことに桜井 篤先生,山本恭史先生には本当に頭の下がる思いです.その他,幹事の梶島岳夫先生,森 教安先生,展示担当の杉山司郎先生,さらに多くの実行委員の方々に世話になりました.流体工学部門の広報委員会幹事の白崎実氏は,部門ホームページを通じて本講演会を側面から支えて下さいました.

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更新日:2003.10.23