2003年度(第81期)各委員会からの報告:技術委員会
技術委員会
委員長: 姫野龍太郎(理研)
幹 事: 望月 修(東洋大)
幹 事: 小野謙二(東大)
技術委員会は,下記の3つの各WGに分かれ活動をして参りました.
学術・表彰WG 主査:小濱泰昭(東北大),幹事:福西 祐(東北大)
講演会WG 主査:新美智秀(名大),幹事:平原裕行(埼玉大)
講習会WG 主査:加藤千幸(東大),幹事:宮地英生(ケイ・ジー・ティー)
以下,簡単に年間の活動概要について,ご報告をいたします.
1)学術表彰WG(主たる任務は,各種の表彰候補者の選定.)
・論文賞7件,奨励賞4件を候補として学会賞候補を学会に送付
・油空圧機器技術振興財団「論文賞」1件を推薦
・フェローの推薦
・部門賞・一般表彰(フロンティア表彰3名,貢献表彰5名)候補者の推薦
2) 講演会WG(主たる任務は,次年度の年次大会の企画・遂行と部門講演会への協力.)
・匠の技術」賞の実施
・部門講演会(関西大学)での優秀講演表彰
・2004年度年次大会と部門講演会の企画
・2004年度流れの夢コンテストの開催を決定
・2005年度流体工学部門講演会開催地を金沢大学とした
「匠の技術」賞の実施方法,優秀講演表彰のASME方式への移行については,継続して審議していただきたいとの申し送りがあった.
3) 講習会WG(主たる任務は,80期WGで企画された案を遂行と,82期企画案の作成.)
・5件の講習会を実施した.
・PCクラスタ上で行う流体解析
・流体力学基礎講座
・実験流体力学 ―流体実験・計測の基礎―
・CFD大学1週間留学コース 忙しい社会人のための「使えるCFD」講座
・風力発電の現状と将来
今期は統一的な受講者アンケートを実施し,価格および今後の講習会企画の参考とするようデータを残した.
来期は,3件の講習会を企画している.
技術委員会 学術表彰WG活動報告
WG主査 小濱泰昭
幹事 福西 祐
主にメールにて前期WGよりの申し送り事項を確認
6月23日 前期の池川主査および前々期の小尾幹事の資料に基づき今期WGの活動予定を作成しWG委員に送付
<活動スケジュール>
1) 学会賞関連
7月はじめ 主査・幹事から委員への論文推薦の依頼
7月下旬 委員から候補論文の情報を幹事に送信
7月末日ころ 主査・幹事から委員に審査の依頼
8月中旬 審査結果の集計
8月下旬ころ 委員会開催
9月初旬 部門長へ推薦
2) フェロー推薦(慣習として主査と部門長で担当)
7月初旬~7月末
3) 油空圧機器技術振興財団「論文賞」関連
11月
4) 部門賞関連
9月ころ 公募広告を学会誌(11月号)に掲載依頼
平成16年1月中旬~2月末
●具体的な活動
1)フェロー候補者の推薦に関して
・ 5月20日 姫野技術委員長よりフェロー候補者推薦の依頼受領
・ 7月31日 締め切りまでに機械学会へ候補者リストを送付
・ 8月7日 それまでメールにて相談していた候補に関する件,速水部門長と小濱主査が徳島学会幹事会にて意見交換を行う
・ 8月15日 提出資料に不備があり,機械学会事務局とやりとりをしながら最終的な候補者推薦資料を修正,加筆
2)学会賞推薦
・7月3日,運営委員およびWG委員に,学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞)の推薦をメールにて依頼
・7月25日の締切日までに候補提案が少ないために8月4日まで延長.最終的に論文賞候補16件,奨励賞6件(重複2件)の提案があった
・論文賞に関しては3名,奨励賞に関しては2名の査読者をWG委員から割り振り審査.その結果,論文賞7件,奨励賞4件を候補として部門長,技術委員長に提案
・締め切りの9月8日に合わせて9月6日に速水部門長の押印をいただいた推薦書類を学会に送付
3)部門賞の推薦に関して
・9月9日,部門賞の公募広告を機械学会誌11月号に掲載する依頼を事務局に対して行った
・1月19日,部門運営委員,学術表彰WG委員,部門委員長幹事会に対し候補者推薦の呼びかけをメールにて行った.合わせて広報委員会に流体工学部門ホームページへの掲載を依頼した
・2月4日,学術表彰WG委員に候補者推薦を再度呼びかけた
・2月16日,学術表彰WG委員に対し推薦された候補者のリストを提示,3月4日に欠席予定の委員に対し,出席委員に意見を伝えるよう要請した
・3月4日,学術表彰WG会議を日本機械学会会議室にて開き,部門賞・一般表彰の各推薦候補を決定した.
・3月中旬,速水部門長に報告.
・3月中旬,総務委員会に対し,部門賞5名,一般表彰(フロンティア表彰3名,貢献表彰5名)の受賞者名,受賞理由,賞状の文面,盾の文面それぞれの文章案を送付,次期総務委員会への引継ぎを依頼.
4)油空圧機器技術振興財団「論文賞」候補者の推薦に関して
・10月2日,油空圧機器技術振興財団「論文賞」候補者の推薦に関して小林敏雄表彰部会長より依頼があった旨の連絡を速水部門長より受領した
・10月2日,学術表彰WG委員に推薦依頼(10月20日締め切り)
・10月29日,1件のみあった推薦に関してメールにて審議開始した
・11月5日,メール審議終了.推薦候補者決定した
・11月20日,速水部門長に推薦候補者を報告.論文抜き刷りは日本機械学会に郵送した
・2月16日,小林敏雄表彰部会長より油空圧機器技術振興財団「論文賞」候補者に流体工学部門の推薦者を日本機械学会より推薦する旨の連絡が入った,との連絡を速水部門長より受けた
講演会WG活動報告
主査:新美智秀(名古屋大)
幹事:平原裕行(埼玉大)
委員:池川正人(日立),高比良裕之(大阪府大),塚本寛(九州工大),手塚光太郎(東芝),冨山明男(神戸大),長谷川豊(名古屋大),福富純一郎(徳島大),古川雅人(九州大),三宅俊也(神戸製鋼),矢野猛(北海道大),米村茂(東北大)
1. WG開催状況
日時:9月20日(土)
場所:関西大学第3学舎(流体工学部門講演会開催時に開催)
2. 活動内容
(1)「匠の技術」賞の実施
2003年度年次大会(徳島大学)にて実施し,1位の企業に賞状とメダルを贈呈した.
(2)81期流体工学部門講演会(関西大学)
優秀講演表彰を実施し,上位2名に表彰状を贈呈した.
(3)2004年度年次大会(2004.9.6-8 北大)
OS 16件(流体工学部門単独11件,合同5件),基調講演3件,ワークショップ2件,先端技術フォーラム3件を企画した.
匠の技術賞については,年次大会では企画しないこととした.
(4)2004年度流体工学部門講演会
2004年11月25日(木)-26日(金)に北九州学術研究都市内にて実施.
OS 13件,ワークショップ4件を企画した.
(5)2004年度流れの夢コンテスト
2004年度流体工学部門講演会にあわせて流れの夢コンテストを実施予定.
(6)2005年度流体工学部門講演会開催地
これまでの開催地を考慮の上,北陸信越地区で開催することとし,金沢大学にて実施していただくこととした.
(7)2004年開催「流れと遊ぶアイデアコンテスト」(神奈川工科大学)を流体工学部門主催として開催することを了承した.
3.引継ぎ事項
(1)「匠の技術」賞
実施方法について検討していただきたい.
(2)シニア会員について
会員委員会へシニアの定義などの調査を運営委員会にて依頼した.
部門講演会におけるシニアへの参加依頼は当面実施しない.
(3)優秀講演表彰について
ASME方式への移行については,継続して審議していただきたい.
講習会WG活動報告
主査: 加藤千幸(東大)
幹事: 宮地英生(ケイ・ジー・ティー)
委員: 山本誠(東京理大),坂本 和之(IHI),野田 茂穂(富士通長野),伊藤 嘉晃(理研)
西野 耕一(横浜国大),青木 尊之(東工大),海保真行(日立),松本裕昭(横浜国大)
○ 委員会開催状況
第1回 2003年 5月27日 日本機械学会会議室
第2回 2003年11月12日 日本機械学会会議室
第3回 2004年 3月29日 東京大学
○ 講習会の実施状況
2003年8月27日-28日
PCクラスタ上で行う流体解析
同志社大学知能情報センター(京都府京田辺市) 受講者数58名
2003年9月11日-12日
流体力学基礎講座
工学院大学 (東京都新宿区) 受講者数46名
2003年12月11日-12日
実験流体力学 ―流体実験・計測の基礎―
日本機械学会会議室(東京都新宿区信濃町) 受講者数47名
2003年 12月8,15,22日,2004年1月15,16日
CFD大学1週間留学コース ~忙しい社会人のための「使えるCFD」講座~
東京大学IML(東京都),理化学研究所(埼玉県),飯綱高原(長野県) 受講者18名
2004年1月20日
風力発電の現状と将来
日本機械学会会議室(東京都新宿区信濃町) 受講者数 40名
○ 来期の予定
2004年7月1日ー2日
実験流体力学―マイクロ流れ実験の基礎と応用
日本機械学会会議室(東京都新宿区信濃町)
2004年秋
CIPによる数値計算(仮題)
2005年1-3月
空力騒音 ~予測と提言~
○ 今期のトピックス
今期は,統一的な受講者アンケートを実施し,
価格および今後の講習会企画の参考とするようデータを残しました.
以上