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2004年度(第82期)各委員会からの報告:技術委員会 講演会WG別紙

2005年度年次大会(2005.9,19―22 電気通信大学)特別企画

  • 基調講演
    1. 講演題目:複雑流体の流動誘起構造と流動現象
      講師:森 教安(大阪大)
      企画責任者,司会者:蝶野成臣(高知工大)
    2. 講演題目:デジタルエンジニアリング活用による開発手法の改革
      講師:山田敏生(トヨタ自動車)
      企画責任者,司会者:坪倉 誠(電通大)
    3. 講演題目:乱流燃焼の直接数値計算
      講師:宮内敏雄(東工大)
      企画責任者,司会者:大島(谷口)伸行(北海道大)
    4. .講演題目:ボルツマン/ナビエ・ストークス統合解法の展開
      講師:森西晃嗣(京都工繊大)
      企画責任者,司会者:蔦原道久(神戸大)

  • ワークショップ
    第4回EFDワークショップ「光学的可視化法によって拓かれる新しい世界」(仮題)
    話題提供者:新美智秀(名古屋大学),浅井圭介(東北大学),平原裕行(埼玉大学)
    企画者:飯田明由(工学院大),井上吉弘(岐阜大),松村昌典(北見工大),
    望月信介(山口大)

  • 先端技術フォーラム
    「可視化からビジュアルデータマイニングへ」
    企画責任者:藤代一成(東北大)
    講演者:宮地英生(ケイ・ジー・ティー),小野謙二(理研),小山田耕二(京都大),
    古川雅人(九州大),白山 晋(東大)

  • オーガナイズドセッション
    S-33 マイクロ・ナノフルイディクス (流工)渡部正夫,高比良裕之,高木 周
    S-34 複雑流体の流れとその応用 (流工)蝶野成臣,鳴海敬倫,水沼 博,山本剛宏
    S-35 乱流渦構造 (流工)宮嵜 武,関下信正
    S-36 自然の流体エネルギー利用技術 (流工)荒川忠一,長谷川 豊
    S-37 CFDの新展開(流工)蔦原道久,黒田成昭,朴 炳湖
    S-38 生物飛行と小型飛翔体 (流工)劉 浩,望月 修
    S-39 トンネルの空気力学と換気(流工)水野明哲,市川敦史
    S-40 火災科学とその応用(流工)川端信義,田中 太
    S-41 移動境界・連成・振動と騒音問題(流工)黒田成昭,横井嘉文
    S-42 流れの可視化実験解析(流工)川橋正明,榊原 潤
    J-03 細胞の構造と流れのメカニクス(バイオ/計算/流工/材力)大島まり,安達泰治,
    白井 敦,大橋俊朗
    J-04 生物の運動機能/バイオミメティクスとバイオメカニクス/バイオロボティクスとバイオメカトロニクス(バイオ/流工/ロボメカ)森川裕久,高野泰斉,大場謙吉,後藤知伸,加藤直三,小林俊一
    J-11 流体情報学と可視化(流工/計算)大林 茂,藤代一成,早瀬敏幸
    J-12 乱流, 反応流, 混相流などの解析モデルと数値手法(流工/熱/計算)谷口伸行,
    小尾晋之介,店橋 護,坪倉 誠
    J-14 量子・分子熱流体工学(熱/流工/計算)井上剛良,新美智秀,芝原正彦
    J-15 流体関連の騒音と振動(環境/機力計測/流工)丸田芳幸,林 秀千人,中村友道,
    稲田文夫,飯田明由,望月 修

 


第83期流体工学部門講演会

1.開催日時・場所
2005年10月29日(土),30日(日)
金沢大学 角間キャンパス南地区 自然科学本館(〒920-1192石川県金沢市角間町)
  「参考」2005年流れの夢コンテスト(10月29日(土)講演会と同じ会場で開催)

2.講演会での企画
オーガナイズドセッション(18件)
OS1 非ニュートン流体の流動現象 鈴木 洋(神戸大)山本剛宏(阪大)辻 知宏(高知工大)
OS2 流れの抵抗低減 伊藤基之(名工大)水沼 博(都立大)
OS3 マイクロ・ナノフルイディクス 渡部正夫(九大)高比良裕之(阪府大)塚本 寛(九工大)
OS4 高速流れと衝撃波現象の基礎と応用 杉山 弘(室蘭工大)瀬戸口俊明(佐賀大)青木俊之(九大)
OS5 混相流の微細流動構造 村井祐一(北大)松本洋一郎(東大)
OS6 気液系流れの計測 齋藤隆之(静岡大)細川茂雄(神戸大)
OS7 噴流及びせん断流の構造と制御 木綿隆弘(金沢大)望月信介(山口大)社河内敏彦(三重大)
OS8 複雑乱流の計測と制御 佐野正利(千葉工大)今尾茂樹(岐阜大)
OS9 計測とシミュレーションの融合 早瀬敏幸(東北大)石本 淳(弘前大)
OS10 PIV・可視化画像計測 山本富士夫(福井大)石川正明(琉球大)
OS11 超音波を利用した流動場の計測 武田 靖(北大)木倉宏成(東工大)
OS12 トンネルの空気力学,換気,火災 水野明哲(工学院大)飯田雅宣(鉄道総研)川端信義(福井大)
OS13 生体内の流動解析とその応用 松澤照男(北陸先端大)山口隆平(芝浦工大)劉 浩(千葉大)
OS14 水棲・飛翔生物の運動に関する生物流体力学における諸問題 高野泰斉(滋賀県立大)大場謙吉(関西大)森川裕久(信州大)後藤知伸(鳥取大)
OS15 流体機械の諸問題 古川明徳(九大)辻本良信(阪大)
OS16 スポーツの流体科学 溝田武人(福岡工大)伊藤慎一郎(防衛大)
OS17 環境と流れ 蒔田秀治(豊橋技科大)酒井康彦(名大)
OS18 自然エネルギー資源の有効利用技術 高尾 学(松江高専)金元敏明(九工大)瀬戸口俊明(佐賀大)長谷川豊(名大)前田太佳夫 (三重大)木綿隆弘(金沢大)

ワークショップ(6件)
WS1 うず ―その本質と特性(続)― コーディネータ:速水 洋(九大),田中和博(九工大)
WS2 第5回EFDワークショップ「泳ぐ・飛ぶメカニズムを探る(推進体・飛翔体の先端的実験研究)」(仮題)
コーディネータ:望月信介(山口大),松村昌典(北見工大),井上吉弘(岐阜大),飯田明由(工学院大)
WS3 衝撃波/燃焼を伴う流れ コーディネータ:鈴木立之(富山県立大),大八木重治(埼玉大),門脇 敏(長岡技科大)
WS4 柱状構造物の流力振動 コーディネータ:岡島 厚(金沢大),中村 晶(原子力安全研),中村友道(三菱重工),稲田文夫(電中研)
WS5 流体力学でビジネスは可能か? コーディネータ:木村繁男(金沢大)
WS6 流体工学におけるエンジニア教育を考える コーディネータ:佐藤恵一(金沢工業大),古屋興二(工学院大)

フォーラム(1件)
F1 機能性流体工学の先端融合技術(仮題)
コーディネータ:西山秀哉(東北大),中野政身(山形大)

特別講演  10月29日(土)陶芸家 大樋長左衛門,30日(日)Imperial College Prof. Peter W Bearman
懇親会  10月29日(土)金沢エクセルホテル東急(香林坊)

4.これまでと今後の日程

第1回実行委員会 9月14日(火)
オーガナイズドセッション企画申込み締切 12月20日(月)
特別行事申し込み締切 1月17日(月)
OS,特別講演,WS,フォーラム決定 1月20日(木)
講演募集会誌3月号会告掲載 3月5日頃
ホームページを公開
(http://web.kanazawa-u.ac.jp/~fed2005/)
3月10日
講演申込締切 5月7日(土)
プログラム編成(最終) 6月20日頃
講演原稿提出締切 7月22日(金)
講演会開催

10月29日(土)~30日(日)


流体工学部門講演会優秀講演賞のASME方式への移行(案)  平成17年3月28日 講演会WG

若手優秀講演セッション(仮称)の実施案

1.2004年度部門講演会(北九州)のまとめ

全講演 291(8室) 2日間で1室あたり最高40件
優秀講演賞対象 175 受賞2名(1/80)
フェロー賞対象 63 受賞3名(1/20) 実際は同点のため4名

2.2005年度部門講演会(金沢大学)優秀講演賞 実施プロセス
2.1 資格
   講演者が学生または30歳以下の若手研究者であること(従来と同じ)
   当該講演の研究成果に対して主要な貢献があること
   共著者の代表者の了解を得ることを申請の条件とする

2.2 日程

1月24日 学会誌会告原稿確定
3月10日 講演申込み受付開始
5月7日 講演申込み締切り
5月下旬

採択通知,同時に若手優秀講演セッション希望調査(実行委員会,6月10日締切)

  • 審査のために,(計算,実験,理論),(基礎,応用),(圧縮性,非圧縮性)などの項目を用意する
  • 応募が少ない場合は対象講演に対して依頼メールを送る.
    7月上旬プログラム確定(暫定版,若手優秀講演セッションは10件分枠だけをとっておく)
7月22日 論文締切
  • 若手優秀講演セッション希望者は,通常+2部
  • 締切に遅れた論文は対象からはずすことを明記する.
7月23日

一次審査

  • 申請が40件以上の場合は一次審査を行う
  • 事務局より若手優秀講演セッション希望者の本論文(100~150件程度)を一次審査員(2名)に送付
  • 一次審査員は講演会WG主査と幹事が担当する.
  • 2名の一次審査員は,一次審査通過論文30件程度を選定し,2名の審査員のいずれかに選定された論文を一次審査通過論文とする(40件程度)
  • 審査員が連名者等になっている講演については,他の審査員の結果により判定する.
二次審査
  • 8名の二次審査員を講演会WGで構成する.
  • 論文あたり2名の審査員で採点.
  • 審査員一人あたり10編程度を審査する.
  • 本人が連名者となっている講演の審査員とならないよう配慮する.
  • 審査項目は機械学会論文集に準じて,点数化する.
  • 審査員間の採点のばらつきを補正した後,集計して,上位10名を若手優秀セッション講演者とする(8月10日締切り).
8月10日

最終プログラム確定

  • 若手優秀講演セッションは初日に開催し,懇親会で表彰を行う.
  • 該当講演10件は,若手優秀講演セッションと本来のセッションで2度講演する.
10月29日,30日 講演会,審査,表彰

審査員

  • 座長,部門長,副部門長,技術委員長,講演会WG主査,講演会WG幹事から5名以上

審査方法

  • 審査方法は従来通りとし,点数の合計点により優秀講演賞を決定する
  • (2次審査の点数は参考のみとし,最終結果には反映させない)
  • 審査員が連名者等になっている講演については,他の審査員の結果により判定する.

表彰の方法,賞状,副賞など

  • 2004年度に倣い,賞状と図書券10,000円分

注 

1) 現地実行委員会に出来るだけ負担のかからない案とし,講演会WGで1次,2次審査を行うこととした.
2) 若手優秀講演セッションは,分野が広くまたがるので,当日の審査員の負担や,他のセッションへの影響を考えて,論文の段階でかなり数を絞って10件程度のセッションが適当と考えた.こうすれば,若手優秀講演セッションには,若手の優秀な論文のみが集まるという位置づけになり,参加者のモチベーションも高まり,聴講者も増えるのではないかと思われる.
3) 若手優秀講演セッションを初日に行って,懇親会で表彰することとする.
4) フェロー賞の選考は,2004年度と同様に行う.各講演会場で審査,採点し,後日,講演会WGで集計し,事務局が賞状,楯を送付する.若手優秀講演賞受賞者はフェロー賞の選考からはずす.2004年度に比べ候補者が半分程度になるので,事務的には少し楽になる.
5) 審査方法や,賞を設定した経緯・意義をHPや最終プログラムに掲載するよう,現地実行委員会に依頼する.

2005年「匠の技術賞」の実施(案) 平成17年3月28日

1.趣旨

 優れた流体研究において高度な実験・計測技術は不可欠であり,流体研究を支える優れた技術をもつ企業・研究機関が数多くある.そこで,優れた研究を支えた高度な実験・計測技術を提供した企業・研究機関などに「匠の技術」賞を贈るとともに学会誌,ホームページ等において紹介する.

2.従来の経過

  • もともとは年次大会の「新技術開発リポート」の枠内で行うことで企画立案され,2003年度年次大会で実施されたが,参加費が必要なことなどで応募件数が少なく実施が困難であった.
  • 2004年度は実施せず,2005年度以降の対応を講演会WGで検討することとなった.

3.2005年度実施要領

3.1 概要

  • 2005年度流体工学部門講演会(10月29,30日に金沢大学)で実施する.
  • 講演採択通知時に著者に推薦を依頼する.
  • 推薦時に先方の企業等の了承は必要としない.
  • 賞の趣旨を「優れた研究を支えた高度な実験・計測技術を提供した企業・研究機関」とすることで,選定されるのは優れた研究であることが前提となり,推薦の動機付けになる.
  • 選考の資料は,講演論文と推薦者によるA4版0.5ページ程度のフォームとする.
  • 審査は講演会WGで行う.
  • 審査料は徴収しない.
  • 「優れた研究」と「高度な実験・計測技術」の両面から総合的に審査を行い,3件程度を選考する.
  • 講演会では,パネル展示(企業と対象研究各1枚)と懇親会での表彰を行う.
  • 学会誌の「部門だより」に1/2ページ(1100字:図表・写真含む)の紹介,詳細の内容を部門ホームページにても紹介する.
  • 本年度は,上記方式で実施してみて,運営上の不具合等を抽出し,2006年度の実施に反映させ,「匠の技術賞」を定着させるようにする.

3.2 日程

3月10日 講演申込み受付開始
5月7日 講演申込み締切り
5月下旬 採択通知,同時に「匠の技術賞」推薦調査(事務局,6月10日締切り)
7月上旬 プログラム確定
7月22日 論文締切
・匠の技術賞推薦者は,通常+2部
7月23日 審査
・論文と推薦フォームにより3件程度を選定する
8月10日 対象企業と推薦者に連絡
・企業は,講演会に参加し,パネル展示を行うことを受賞の条件とする.
・日本機械学会の会員企業でなくても良いが,会員になって頂くことが望ましい.
・受賞対象企業と推薦者にパネル用資料各1ページ(パワーポイント)の作成を依頼する.
・提出された資料により事務局でパネルを作成する.
8月10日 最終プログラム確定
10月29日,30日 講演会,パネル展示,表彰
パネル展示
  ・ 会場でパネル展示(企業と対象研究各1枚)を行う.
表彰
  ・ 懇親会で表彰を行い,賞状と楯を贈る


流体工学部門講演会へのシニア会員の参加に関する方策(案) 平成17年3月28日

 シニア会員は,長年にわたり機械学会の活動を支え,産官学の職場を定年退職され,研究や教育の第一線から退かれた会員であることを考慮して,学会に対する貢献に敬意を表すると供に,長年にわたり蓄積されてきた豊富な知識や高度な技術,幅広い人脈を生かせるような企画が望ましいと思われる.

 以下の,(1) シニア会員に対するサービス,(2)シニア会員が期待する企画,(3)シニア会員に期待する企画が考えられる.

シニア会員の定義

流体工学部門では60歳以上の機械学会正会員を「シニア会員」と呼ぶ.

1.シニア会員に対するサービス

  • シニア会員の部門講演会参加登録費を割引きする.
  • シニア会員の部門講演会懇親会参加費を割引きする.

2.シニア会員が期待する企画

・オーガナイズドセッション,ワークショップ等

シニア会員が発表しやすいテーマあるいは興味をもつテーマを設定する.たとえば,流体工学教育に関する話題,技術開発の体験(プロジェクトXのようなもの),以前から未解決の問題等に関するオーガナイズドセッションやワークショップを企画すれば若手からシニアまで広く議論ができると思われる.

・懇親会

旧交を温める機会として,懇親会を活用していただく.

3.シニア会員に期待する企画

・講習会

学生や若手研究者を対象として,流体工学の基礎から応用までを講義していただく.

・産学官の連携

産学官の連携を推進するため,ニーズとシーズを取り纏め,連携のコーディネイトをしていただく.

・見学会

講演会に付帯的な行事として,旧知の組織の見学会を企画・実施していただく.

・流れの夢コンテスト

コンテストの企画・運営もご担当いただくことが望まれるが,まずは講評と表彰を実施する.



流体工学部門 技術委員会 講演会WG 2004年度マイルストーン 2005年3月28日

 

通常 2004年度のみ
3月 WG委員決定
3月末 合同拡大運営委員会引継ぎ
5月13日 第1回技術委員会講演会WG第1回会議役割分担第1回委員長・幹事会
6月7日 2005年度年次大会のOSおよび部門特別行事の募集
7月29日 第2回委員長・幹事会
8月16日 2005年度年次大会 OS企画締切
9月6日~9日 2004年度年次大会 委員長幹事会
10月6日 2005年度流体工学部門講演会のOSおよび特別行事の募集
11月25~26日 2004年度流体工学部門講演会優秀講演表彰およびフェロー賞の審査を実施する.委員長幹事会,運営委員会2006年度流体工学部門講演会の開催地を報告. 「匠の技術」賞については2004年度は見送り.
12月 優秀講演表彰,フェロー賞の集計
12月20日 2005年度年次大会部門特別行事(基調講演,先端技術フォーラム,ワークショップ,新企画行事)の締切
12月20日 2005年度流体工学部門講演会OS企画の締切
2005年1月17日 2005年度流体工学部門講演会特別行事(基調講演,先端技術フォーラム,ワークショップ,新技術開発リポート,新企画行事など)の締切
3月 拡大運営委員会2005年度年次大会の部門特別行事の報告.2006年度流体工学部門講演会の開催地を拡大運営委員会で最終決定.
3月 流体工学部門講演会(2005年度以降)における優秀講演表彰ASME方式の実施方法を決定する.流体工学部門講演会(2005年度以降)における「匠の技術」賞の実施の可否を決定する.流体工学部門講演会(2005年度以降)におけるシニア会員の参加促進策を決定する.
更新日:2005.5.9