2005年度(第83期)各委員会からの報告:総務委員会
(1)活動の概要
第83期の総務委員会は,予算の管理を主たる業務として,調査研究分科会活動の支援,年次大会,部門講演会などの部門関連行事,表彰等の支援などを通じて部門活性化のための活動を行ってきた.今期予算は,当初の予算どおり,年次大会,部門講演会の講演会事業,講習会事業,流れの夢コンテスト,流れと遊ぶアイデアコンテスト,研究会・分科会支援,および表彰に関して予定通り執行された.第3回渦流れ・渦モデル国際会議(ICVFM2005)への資金補助が行われた.部門所属の研究会関連では,研究分科会,および研究会の活動支援が行われた.
(2)委員会構成
委員会の構成は,委員長1名,幹事1名,財務担当委員5名(年次大会,部門講演会,流れの夢コンテスト,講習会,表彰の各担当)および庶務担当委員6名(研究会・分科会,部門賞,広報などを担当)の合計13名である.委員の中には,技術委員会の各WGとの兼任委員3名を含み,技術,広報,編集,会員の各委員会と連携しながら活動を行った.
[委員長] |
宮地英生(ケイ・ジー・ティー) |
[幹事] |
竹村文男(産業技術総合研究所) |
[財務担当] |
斎藤隆之(静岡大学)[講習会担当] |
[庶務担当] |
高比良裕之(大阪府立大学) [庶務担当] |
(3)活動内容
第1回総務委員会(2005年5月16日)において,第83期総務委員会の活動方針策定・作業の確認を行いに,各委員の役割分担を決定した.また,第82期決算の内容確認を行うとともに,前期に作成された第83期予算案の見直しを行った.その後,委員会での年間スケジュールをマイルストーンにして作業計画をたて,各担当者によって,総務関連の作業が遂行された.以降は,第83期予算状況の確認と第84期予算編成上の検討をその都度メイルにて行った.また,表彰関係,講演会,講習会,関連の報告が行われた.第5回流れの夢コンテストについては「流れのびっくり箱-流れの不思議さ面白さ」というテーマで多くの企業の協協賛を頂き実施した.全国から17件の発表があり特別講演2件を加え,多数の見学者もあり,盛況であった.発表には流れの性質を利用した創意工夫が随所に認められた.流体工学の振興に大きく貢献しているものと判断されるとの報告があった.
今期に行った作業としては,予算関連の審議以外では,(1) 部門賞・一般表彰の事務手続きと部門講演会(金沢大学)における表彰式の準備・支援および広報,(2) 年次大会(電気通信大学)に伴って開催された部門同好会の準備,(3) 部門の受け持つ研究分科会・研究会に対する補助事業の事務的管理などの作業を行った.表彰関係では,第83期(2005年度)流体工学部門賞・一般表彰に関するホームページ原稿編集,第83期(2005年度)流体工学部門賞, 一般表彰(フロンティア表彰・貢献表彰),部門講演会優秀講演賞,フェロー賞の授与に関する受賞者の紹介記事の編集を担当した.
第83期の予算は,当初の計画どおりに執行が行われ大過なく期末を迎えることができた.各種講習会の事業実施,部門講演会の実施も各実行委員の方々のご尽力により成功裏に終了できた結果である.上記の国際会議への補助も流体工学の分野の活動資金として大変有効に利用していただけたものであった.その他,予算上,問題となる点はなく運営委員会にてご承認をいただいた.
第84期の予算編成においては,メールでの審議を重ねこれを運営委員会にてご承認いただき事務局に提出した.