2005年度(第83期)各委員会からの報告:会員委員会
委員長: 望月 修(東洋大)
幹 事: 石川 仁(東京理科大)
委 員: 阿部行伸(日立製作所),飯田明由(工学院大),重藤博司(東陶機器株式会社),
戸田和之(千葉科学大),淵脇正樹(九工大),
- 委員会開催状況
[第1回会員委員会]
日時:2005年8月2日(火) 11:00~13:00
場所:日本機械学会第5会議室[第2回会員委員会]
日時:2005年10月29日(土) 11:00~13:00
場所:金沢大学角間キャンパス南地区 自然科学本館G1階G14会議室[第3回会員委員会]
日時:2006年3月28日(火) 11:00~13:00
場所:日本機械学会第5会議室
- 活動状況
83期会員委員会では,下記の事項について調査・議論を行った.
(1)ホームページを活用した,子供向けコンテンツについて(第82期からの継続事項):
- 既に公開されている,流体工学に関連するホームページ,例えば小中高の先生が学生向けに流体のしくみ,はたらきをわかりやすく説明しているもの,をリンクしてはどうか
との意見が出された.
(2)ポイントシステム(CPD)の,流体工学部門としての有効活用方法について:
(3)部門講演会参加人数の増強策について:
手始めに,他学会の開催状況を調査したところ,
- 講演会のホームページに,プログラムや発表内容の事前検索システムがある(見たい・聴きたい発表を容易に見つけるため).
- ランチョンセミナーを開催している.
- 出張依頼書の事前発行申込制度がある(産業界向け).
等が行われていることがわかった.それら踏まえ,参加人数を増やすための新たな講演会の形式についての議論・調査を行ったところ,
- 講演論文のページ数の見直し(2枚程度が書きやすく,参加もしやすい)
- ポスターセッションの見直し(オーラルセッションよりも,活発な意見交換がしやすいため)
- 学生発表の質の見直し
- シニア会員が参加してのワークショップの開催(→次回の部門講演会での実施を検討)
- 同年代、同世代での交流が目的とする,若手研究者同士でのレセプションの開催
- 企業紹介のブースの設置
- 実際の実験装置がおいてある研究室紹介のブースの設置(→次回の部門講演会のHPで募集を検討)
などの意見・具体案が出された.さらに産業界・企業側からの参加者にとっての講演会のあり方について調査を行ったところ,
- 産業界からの参加者が講演会で聞きたい事項としては,①その研究分野の魅力自体,②最先端の研究者たちが描いているビジョン,③その研究が将来どのような製品に生かされるのか,などがある.
- 大学側からの産学協同研究提案の場を講演会で設置すれば,もっと企業側からの参加が増えるのではないか.
などの意見が出された.
- 引き継ぎ事項
本年度提案された講演会参加人数の増強策,講演会の新しいあり方については具体的実施の検討を含め,引き続きの議論をお願いすることとした.
更新日:2006.5.13