2005年度(第83期)各委員会からの報告:技術委員会 学術表彰WG
主査: 藤川重雄(北大)
幹事:酒井康彦(名大)
委員:池川正人(日立),太田正廣(都立大),梶島岳夫(阪大),加藤千幸(東大),
後藤彰(荏原総研),小森 悟(京大),榊原潤(筑波大),社河内敏彦(三重大),
西山秀哉(東北大),古川明徳(九大),宮川和芳(三菱重工)
1.WG開催状況
日時:5月16日(月) 13:00~15:00
場所:日本機械学会第1会議室(第1回技術委員会の中で開催)
議題:年間スケジュールの確認
以後,WG委員会は開催せず,審議はすべてメールにて行い,必要事項の承認ならびに状況報告は委員長・幹事会にて行われた.
2.活動内容
2-1.フェロー賞の推薦(学会締め切り9月末日)について
- 部門長から送付された候補者実績資料を参考にして,WG委員に7月29日(金)締め切りでメールにて推薦依頼(7月4日).
- 推薦された候補者について審議し,5名の候補者を確定(8月22日).
- 学会事務局より候補者に9月末までに必要書類の提出を依頼.
2-2. 日本機械学会賞などの推薦(学会締め切り9月12日)について
・fed-infoにより,
日本機械学会賞(論文,技術,技術功績),
日本機械学会奨励賞(研究,技術),
日本機械学会教育賞
の候補者の推薦を8月19日締め切りでメールにて依頼(7月15日).
・WG委員による審議の結果,
日本機械学会賞(論文)17件,日本機械学会奨励賞(研究)6件を部門長推薦論文と決定した(8月24日).
・学会事務局より候補者に必要書類の準備を依頼.
2-3.部門賞・一般表彰の推薦(部門公募締め切り1月31日)について
- 機械学会誌11月号にて一般公募(締め切り1月31日).
- WG委員による推薦も含めて,2月10日までに候補者リストを作成.
- WG委員による審査の結果,
部門賞6件,一般表彰(フロンティア賞)3件,一般表彰(貢献表彰)3件
を部門に対して推薦することとなった(2月20日).
2-4.日本機械学会「標準事業表彰(貢献賞・国際功績賞)」の推薦(学会締め切り8月31日)について
- 部門長より依頼をうけ,fed-infoにより,部門登録者へ8月26日(金)締め切りでメールにて依頼.
- 貢献賞1件,国際功績賞1件の推薦があり,WGで審議し,決定(8月30日).部門長名で推薦.
3.その他の活動
3-1.油空圧機器技術振興財団「論文賞」の推薦(財団締め切り12月16日)について
- 機械学会賞などと同様に,fed-infoにより8月19日締め切りでメールにて依頼(7月15日).
しかし,締め切り日までに推薦なし. - 部門長より正式に推薦依頼が届き(10月17日),直ちに学術表彰WG委員にあらためて
推薦依頼(11月30日締め切り).推薦された候補論文1件について,WGで審議し決定.
部門長名で理事会に推薦することとした(12月9日).
3-2.船井賞候補の推薦について
- 今年度は推薦依頼なし.
3.引継ぎ事項
3-1.学会賞、部門賞候補などの推薦
- 推薦件数は不足気味.部門登録会員(fed-info利用),WG委員などへの推薦依頼は必要不可欠.
- 部門賞は学会の規定により部門登録者に比例した人数のみ表彰できる。流体工学部門は最大7名まで表彰可能.
- 受賞経験者は受賞資格を失うため,過去の受賞者一覧をあたることは必須.
- フロンティア表彰は当初はある程度のまとまった功績が重要視されていたが,受賞対象者の年齢を徐々に引き下げている.ただし,単発的な論文や短期間の成果は対象から外している.
- 貢献表彰では部門講演会,年次大会など代表的な催事で中心的な役割を果たした会員が対象となる例が多いが,WGでは種々の情報をもれなく集めることが必要.
3-2.その他
- 81期に創設された「船井賞*」に対して,今期は流体工学部門から推薦を行わなかった.
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2006年3月28日第83期学術表彰WG 年間活動記録
5月16日(月) 第1回委員会,活動予定をWG委員に配布 6月28日(火) 部門長より参考資料とともにフェロー候補者推薦(機械学会締め切り9月末日)の依頼が届く 7月4日(月) WG委員に,フェロー候補者推薦を7月29日(金)締め切りでメールにて依頼.本年度は5名の候補者の選出の予定. 7月8日(金) 部門長より第2回「標準事業表彰(貢献賞・国際功績賞)」推薦の依頼(機械学会締め切り8月31日(水))が届く.直ちにfed-infoにより,部門登録者へ8月26日(金)締め切りでメールにて依頼. 7月15日(金) fed-infoにより,日本機械学会賞(論文,技術,技術功績),日本機械学会奨励賞(研究,技術),日本機械学会教育賞の候補者の推薦(機械学会締め切り9月12日(月))および 油空圧機器技術振興財団「論文賞」候補者の推薦(財団締め切り12月16日(金))を8月19日(金)締め切りでメールにて依頼 8月初め フェロー候補者の推薦を7月29日(金)に締め切った後,推薦候補者を9名に絞りWGでメール審議.8月9日に推薦候補者を決定し,学会事務局へ候補者リストを連絡.学会事務局に上位から順に推薦の諾否の伺いを依頼 8月22日(月) フェロー推薦候補者5名が確定.学会事務局より候補者に9月末までに必要書類の提出を依頼. 8月22日(月) WG委員に,8月19日(金)に締め切った日本機械学会賞(論文),日本機械学会奨励賞(研究)候補の審議をメールにて依頼. 8月24日(水) 日本機械学会賞(論文),日本機械学会奨励賞(研究)の推薦候補を決定.
最終推薦件数:論文賞17件,奨励賞6件
上記推薦候補を学会事務局へ連絡.学会事務局より候補者に必要書類の準備を依頼.8月26日(金) 「標準事業表彰(貢献賞・国際功績賞)」推薦締め切り.
貢献賞1件,国際功績賞1件の推薦あり.WGにて直ちにメール審議
8月30日(火)決定. 部門長名で推薦.9月13日(火) 事務局に対して部門賞・一般表彰公募広告(公募締め切り1月31日(火))の機械学会誌11月号への掲載を依頼 10月17日(月) 油空圧機器技術振興財団「論文賞」候補者の推薦に関して表彰部会長より依頼があった旨の連絡が部門長より届く,直ちにWG委員にあらためて推薦依頼(11月30日(水)締め切り) 12月初旬 11月30日(水)までに,推薦された油空圧機器技術振興財団「論文賞」候補1件について,WGで審議開始.12月9日(金)決定.部門長名で理事会に推薦することとした. 1月31日(水) 部門賞・一般表彰候補者推薦の締め切り.しかしながら,推薦数に余裕があるため.WGで2月10日ころを目処に再度募集. 2月14日(火) 部門賞・一般表彰の被推薦者業績リスト完成.推薦された候補に関しWG委員に意見を求める。 2月20日(月) WGにて部門賞・一般表彰の被推薦者を決定.部門長に推薦.
受賞理由文面,盾文面,メダル文面等の検討,確認を始める.3月10日(金) 受賞候補者によって確認された受賞理由文面,盾文面,メダル文面等を事務局に送付. 3月28日(火) 合同会議にて部門賞受賞者を決定,直ちに次期総務委員会に受賞理由文面,盾文面,メダル文面等を伝える. *情報技術に関連する機械工学、物理工学、電気工学、情報理工学に関する一連の研究で、具体的には情報・通信機器への応用を目的としたデバイスのマイクロ・ナノ理工学に関する研究、情報機器・微細機構・精密機構のメカトロニクスの研究、計測・制御技術、知能化技術、設計・生産技術に関する情報理工学の研究業績を対象とする。