2009年度(第87期)各委員会からの報告:総務委員会
委員会構成
委員長:河合理文(IHI)、幹事:岩本薫(東京農工大学)
各行事・WG担当 部門講演会:内山知実(名古屋大学)、年次大会:中橋和博(東北大学)
流れの夢コンテスト:久保貴(名城大学)、講習会:渋川直紀(東芝)
学術表彰:横田和彦(名古屋工業大学)
庶務担当:金子暁子(筑波大学)、寺島修(名古屋大学)、
光石暁彦(豊橋技術科学大学)、元祐昌廣(東京理科大学)
委員会開催
5/22(機械学会)、11/7(名工大in部門講演会)、3/29(機械学会)
1.財務
- 委員会への旅費の支給可否
数人に限定しないと現実的でないことから不支給に決定(7/31委員長幹事会) - 流れの夢コンテスト増額
メール審議により50→60万円に増額決定。臨時支出として処理する(7/31委員長幹事会)。次年度も60万円とすることに決定(11/7委員長幹事会) - 機械学会が共催する国際会議に対して部門として準備金貸与
種々検討したが、学会本部で了承されず、成案がなかった(9/15委員長幹事会他)。 - 部門講演会が中止になった場合の部門財政の検討
今年度は約300万円の赤字となるが、次年度を含めてただちに破綻することはないことを確認した。ただしこの場合でも学会本部からの援助は得られないことがわかった(9/15委員長幹事会)。 - 今年度決算と来年度予算案
今年度の決算はちょうど収支がトントンとなった。
2010年度はHPの作業(リニューアル105万円からコンテンツ充実70万円に見直した(11/7委員長幹事会))があるため、行事収支にもよるが多少の赤字の見込み(想定内)。
2.人事
- 代議員の地区別割り当て人数
東北1増、九州1減を提案して了承された(9/15委員長幹事会)。 - 評議員候補選出
「推薦に関する申し合わせ」の改訂を提案し、これに従って11名の候補者案を選出して了承された(9/15委員長幹事会)。内訳は以下のとおり。
部門長経験者:1 前年度当選者:5
過去の候補者:3 新規候補者:2
官学界:産業界=5:6
結果として、5名の定員に対して官学界2名、産業界3名が当選した。 - 関東地区選出代議員候補選出(11/7委員長幹事会)
部門の役員(委員長、主査、幹事)の現・前職を中心に選出した。内訳は以下のとおり。
留任:8(連続2期まで) 新任:5
官学界:産業界=6:7
その後、辞退のあった場合に備えて控の候補を決めておいたことも奏功し、代議員を確保することができた。
3.分科会・研究会の実態把握とルールの見直し
調査の結果、流体工学部門では毎年の報告書の提出義務を特に設けていないことがわかった。このことから、まず以下を提案し了承された(7/31委員長幹事会)。
- 今後は分科会や講演のプログラム程度の報告書提出を毎年義務付ける。これはWebに公開する(すでに実施している研究会等もある)。
- 実態把握のために、講演内容が分かる簡単な資料も提出してもらう。ただし著作権などの問題があるのでWeb公開はしない。
その後の具体的なアクションは取れずに終わってしまったので、新年度早々に着手する。
4.行事支援
- 年次大会
合同部門同好会への参加人数を行事担当委員と調整した(結果として動員等は無し)。 - 部門講演会
表彰式の司会、表彰式次第の調整、配布レジュメのチェック。
5.部門活動実績報告
部門長・副部門長、各委員会・WGからの原稿をもとにとりまとめて提出した。今年度は部門活動と学会本部との連携の難しさが浮き彫りになる事態が2件(1.の(3)(4))生じたため、特記事項として問題提起した。
6.まとめ、引継ぎ
今年度は部門講演会も通常どおり開催される「平年」であり、行事、予算執行とも特に問題なく予定に沿って終了した。一方、部門の運営についていくつかの場面で学会本部との調整の困難さを痛感することとなった。
次年度以降への引継ぎとして以下が挙げられる。
- 事務的には、研究会・分科会活動に関する対応が方針のみで着手できなかったので、早急にスタートさせること。
- 財務状況が安定してきた結果、1000万円以上の資金をコンスタントに維持できるようになってきた。このあたりで部門の活性化、会員の満足向上、産業界の取り込み等のために積極的な策を打つことも検討していただきたい。
以 上