2009年度(第87期)各委員会からの報告:広報委員会
委員長 岡 新一(C&I)
幹 事 細川茂雄(神戸大),
北川石英(京都工芸繊維大)
- 委員会開催状況
【第1回広報委員会】
日時:2009年5月15日(金)13:00~14:30
場所:日本機械学会 会議室
【第2回広報委員会】
日時:2009年11月8日(日)12:00~13:30
場所:名古屋工業大学 御器所キャンパス
【第3回広報委員会】
日時:2010年3月29日(月)10:30~12:00
場所:日本機械学会 会議室
- 活動内容
- ホームページの更新
- 部門,研究会,分科会,受賞関係
部門長挨拶,組織一覧を掲載した.分科会についてはRC237を昨年度に引き続き掲載した.2009年度流体工学部門部門賞及び一般表彰の受賞については,受賞理由と受賞者(8名)のコメントを掲載した. - 講演会・講習会
講習会(5件)の案内と報告記事を適宜掲載した.また,第87期流体工学部門講演会,第9回流れの夢コンテストホームページへのリンクを作成した. - ニュースレター
「流れ」の9月号,12月号を編集,公開した.また,2010年4月号の編集作業もほぼ完了している(4月公開).テーマ,掲載件数等は以下の通り.
9月号「特集:界面を含む流れのシミュレーション」,5件掲載
12月号「特集:未来を拓く超音速機」,6件掲載
4月号「特集:乱流遷移に携わる若手の研究紹介」,5件掲載予定 - イベントカレンダー
適宜イベント情報を更新した(18件). - 新刊案内
日本国内で発行される流体工学関連の専門書,教科書など新刊発行情報を収集し,計9冊を掲載した. - メーリングリスト
メーリングリストfed-infoを通じて,講演会,講習会,人事公募などの情報を適宜配信した.fed-infoの配信総数(09/4/1~10/3/19)は98件で,内訳は①シンポジウム・講演会58件,研究会・講習会9件,人事公募15件,その他(賞,論文,コンテスト,ニュースレターなど)16件であった.
また,メーリングリスト移行に関する事前検討を行った.
- 流れの夢コンテスト
実行委員長:長田 孝二(名古屋大学)
幹 事:久保 貴(名城大学)
日 時:2009年11月7日
場 所:名古屋工業大学 御器所キャンパス
テ ー マ:流れと遊ぶ,美しさと力を求めて
参 加 数:15件
来場・見学者数:約100名
2001年に第1回目が開催された流体工学部門主催の「流れの夢コンテスト」は,今年で9回目を迎え,2009年11月7日に名古屋工業大学(名古屋市)にて流体工学部門講演会と併設する形で開催した.テーマは「流れと遊ぶ,美しさと力を求めて」とし,遊び心を重点にし,流れの美しさや流れの働きをその中に織り交ぜることを目指して全国の高専,大学等の学生を対象として募集した.その結果,全部で15件の申込みをいただき,盛況にコンテストを実施することができた.
コンテストは,作品の一般公開(展示・デモ),パワーポイントによるショートプレゼンテーション,特別講演二件,表彰式(於 流体工学部門講演会の懇親会)の順に実施した.一般公開では,機械学会員だけでなく一般市民も見学に訪れ,1時間半の一般公開時間中におよそ100人程度の見学者があったものと思われる.全体的に,非常にレベルの高いコンテストであったと思われる.
特別講演では,豊橋技術科学大学の関下信正先生とCEEPOの田中信行様(講師は関下先生)に「トライアスロンと競技用自転車の風洞実験」という演題で,シニア・ソムリエールの島幸子様に「自然環境とワイン」という演題でご講演いただいた.
支援企業:日機装株式会社,株式会社 IHI,株式会社 荏原製作所,株式会社 電業社機械製作所,川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー,株式会社 ソフトウェアクレイドル
受賞者:
最優秀賞 :「なんだかんだでコアンダなんだ!?」(北見工業大学)
一 樹 賞 :「Maple Leaves Autumn Breeze」(名古屋工業大学)
優 秀 賞 :「ザ・サードディメンジョン」(北海道大学)
アイディア賞:「登流ネード(とるねーど)」(岐阜大学)
ドリーム賞 :「ダンすらいむ」(金沢工業大学)
- コンテンツ充実
前年度検討したコンテンツ充実案のうち,実現可能かつ効率的と考えられる項目として小中高生・一般向け流体解説ページを選定し.ページを作成・掲載した.具体的には,神奈川工科大学の石綿良三先生から小中高生・一般向けコンテンツを提供いただき,「楽しい流れの実験教室」として掲載した.次年度も引き続き「楽しい流れの実験教室」の充実を図るとともにコンテンツ充実に関して継続的に検討する.
更新日:2009.5.29