2009年度(第87期)各委員会からの報告:技術委員会 学術表彰WG
[1] WG委員
主査:福西祐(東北大),幹事:横田和彦(名工大)
委員:安倍賢一(九大),泉元(MHI),内田博幸(IHI),大島伸行(北大),小垣哲也(産総研),徳増崇(東北大),
中島円(金工大),原豊(鳥大),宮本政博(荏原エリオット),望月信介(山口大),矢野猛(阪大)
[2] 活動
(2-0) 2008年度(第86期)からの引き継ぎ事項
小森悟先生(京大)を部門賞に推薦.
※ 推薦文(河原先生)は,松井先生からのメイル(4/23)に添付.
(2-1) 第1回WG会議(4/20-5/2)
(a) ポイントによるプール制導入:見送り.
(b) 部門長経験者等の意見組入れ:見送り.
(c) 部門賞のカテゴリー分け:見送り.
(d) 論文賞の推薦手順:基本的に変更しない.
(2-2) 年間活動計画の作成
(a) 第1回委員長・幹事会:案内メイル配信で,年間活動計画を要請(4/20).
(b) 原案:第85,86期活動報告書と,機械学会「賞・表彰情報」HPを基に作成(4/27).
(c) 学術表彰スケジュール:部門事務からExcelファイル添付受信(4/28) .
(d) 第一案:原案と学術表彰スケジュールを基に作成&WGへ配信&審議(5/1-5/21) .
(e) 提出:部門事務宛のメイル添付送信(5/21) .
(2-3) 若手優秀講演フェロー賞と優秀講演表彰
(a) 内容,公募形態,公募文,公募HP等:審議(5/1-6/15) .
→ 流工部門講演会実行委員会と連携し,以下の3点を実行する事に決定.
・2賞の公募を,講演会HPに掲載した.
・2賞の公募を,講演論文採択通知メイルに添付送信した.
・2賞への応募が,講演会HPにおいて可能とした.
(b) 2賞の公募文:原案作成(5/3-5/15),主査幹事調整(5/15-26),委員配布(5/26),審議(5/1-6/16) .
(c) 流工部門HP内の公募頁更新依頼:広報委員長宛(6/17) .
(d) 流工部門講演会HP内の公募頁作成依頼:流工部門講演会HP係宛(7/2) .
(e) 流工部門講演会講演論文採択通知メイルに添付送信依頼:流工部門講演会HP係宛(7/2),配信(7/8)
(f) 流工部門講演会HPからの申込頁:開設(8/5)-公募期間(8/5-8/8/31) .
(g) 1次審査:応募総数49論文(8/31),委員に依る採点の結果12論文を選出(9/1-9/11) .
(h) 懇親会招待:1次審査通過論文の第一著者,即ち優秀講演セッション講演の講演者は,
全員を懇親会に招待(10/14,部門事務に依頼) .
(i) 優秀講演セッションにおける審査員:依頼(10/13-16) .
セッション1(安倍,福西,矢野,横田,新美,佐藤(工学院)).
セッション2(安倍,大島,原,福西,矢野,横田).
(j) 優秀講演セッション:開催,授賞者(フェロー1,優秀3)決定,授賞式(11/7) .
(k) 優秀講演表彰の副賞: 松下徽章(株)さんに3万円以内の楯の提案を依頼(2010/2/17)
WG審議(2010/3/2-3/5)
副賞をSBT206に決定(2010/3/5).
(2-4) フェロー候補者推薦
(a) 主査への依頼:部門長よりメイルにて(6/12),推薦公募の資料添付受信,推薦締切9/30.
(b) 配布資料の不具合等:部門事務に照会(6/12) .
(c) 不具合修正資料配布:部門長から主査へ(6/13),部門事務からの回答(6/17) .
(d) 公募文:原案作成(6/17-7/7),委員配布(7/7),審議(7/7-7/10) .
(e) 委員長・幹事会への依頼:主査よりcore87@jsme-fed.org宛(7/10) .
(f) fed-infoへの配信依頼:流工部門ネットワーク担当宛(7/15),配信完了(7/15) .
(g) 推薦公募:締切(8/31),応募者ゼロ.
(h) 被推薦者の策定:部門事務への照会(9/15),委員審議(9/17-18).
(i) 被推薦リスト候補リスト:高比良,平原,河合,船崎,鬼頭,吉田,伊藤(9/18),部門事務へ提出(9/18) .
※以降は,部門事務が,被推薦候補者とやり取りするので学術表彰WGはノータッチで可.
(k) その後:被推薦者7名のうち,2名(鬼頭と吉田)から被推薦の辞退申出.残り5名を推薦.
(2-5) 第6回標準事業表彰「貢献賞・国際功績賞・コードエンジニア賞」
(a) 主査への依頼:部門長よりメイルにて(6/25) .
(b) 配布資料の不具合等:荒木さんへ照会(7/7),回答(7/8) .
(c) 公募文原案:原案作成(7/7-7/9),委員配布(7/9),審議(7/9-7/13) .
(d) fed-infoへの配信依頼:流工部門ネットワーク担当宛(7/13),配信完了(7/13) .
(e) 推薦公募:締切(8/20)に,8/20段階で応募者ゼロ.
(f) 部門への推薦:締切(8/31),部門に推薦せず.
(2-6) 学会賞(論文・技術・技術功績)・奨励賞(研究・技術)・教育賞・船井賞
(a) 活動開始:(部門長からの依頼に先駆け)スケジュール打合(7/7),委員依頼(7/8) .
(b) 推薦に必要な書類等:部門事務に照会(7/10),回答(7/14) .
(c) 主査への依頼:部門長よりメイルにて(7/14) .
(d) 公募文:原案作成(7/7-7/16),委員配布(7/16),審議(7/16-7/21) .
(e) fed-infoへの配信依頼:流工部門ネットワーク担当宛(7/21),配信完了(7/23) .
(f) 推薦公募:締切(8/24)
・学会賞(論文)への応募が島根大学,岡本覚先生からあった → 推薦しない事に決定.
・学会賞(技術)への応募が名大,酒井康彦先生からあった.採点の結果,
推薦しない事に決定.
・学会賞(論文)への応募が各委員からあった.計26論文.採点の結果,上位5論文を推薦.
・奨励賞(研究)への応募が各委員からあった.計21論文.採点の結果,上位5研究を推薦.
※各委員には,予め,学会賞(論文)3論文と奨励賞(研究)2論文の推薦を主査から依頼して
あった.
(g) 部門への推薦:締切(9/7).8/28に部門事務へ上記5論文と5研究を連絡.
※以降は,部門事務が,論文著者・研究の候補者とやり取りするので学術表彰WGは
ノータッチで可.
(2-7) 優秀製品賞
(a) 主査への依頼:部門長よりメイルにて(7/15) .
(b) 推薦に必要な書類等:部門事務に照会(7/15),回答(7/16) .
(c) 公募文:原案作成(7/15-7/16),委員配布(7/16),審議(7/16-7/22) .
(d) fed-infoへの配信依頼:流工部門ネットワーク担当宛(7/22),配信完了(7/23) .
(f) 推薦公募:締切(8/24)に,応募者ゼロ.
(g) 部門への推薦:締切(9/7),部門に推薦せず.
(2-8) 油空圧機器技術振興財団「論文賞」
(a) 主査への依頼:部門長よりメイルにて(11/9) .
(b) 各方面への依頼:WG委員&fed-infoへ推薦依頼(11/11).fed-infoへの配信完了(11/12)
(c) 推薦締切(12/4)
(d) WG審議(12/5-12/15)・候補決定(12/15)
※2論文の応募があり,1論文を選定した
(e) 部門事務への報告(12/15)
(2-9) 部門賞・一般表彰(フロンティア表彰・貢献表彰)
(a) 賞の連絡:曽根原さんより11月号(11/5発行)の原稿が送付(9/2).
(b) 公募文の作成=会報原稿からの転写(10/14).
(c) 公募HPの更新依頼:10/20(広報委員長宛).
(d) 広報委員長より公募HP更新完了の連絡受信後,Core87への配信(10/29).
(e) fed-infoへの配信依頼:ネットワーク担当宛(10/30).配信完了(10/31)
(f) WG委員へ推薦依頼(11/1).
(g) 推薦締切(2010/1/15).
(h) WG審議(2010/1/15-2/11)・候補決定(2010/2/11).
(i) 部門事務へ報告(2010/2/16).
※部門賞4名,一般表彰(フロンティア表彰)2名,一般表彰(貢献表彰4名)
※委員長幹事会からの審議依頼:賞の推薦決定と授賞を同一年度で行なうことについて.
WGへ審議依頼メイル(11/9).
→WG結論(12/3):部門賞・一般表彰は同一年度で行なえるよう,制度改革に着手
(12/2).
(j) 部門賞・一般表彰を同一年度に行なう改訂について(2010/2/16).
→WGにおいて再審議(2010/2/18-2010/2/25)
※年度によっては7月中の表彰があり得ることを新たに認識
※4月―7月の間に公募,選考を行なうのは極めて困難
→WG結論:部門賞・一般表彰は同一年度で行なえるような制度改革はしないのが
適当と結論(2/25).
(2-9)’ 第87期一般表彰フロンティア表彰の授賞者について
(a)10/13に曽根原さんから,当該賞の候補者である梶島先生が2002年に受賞されている
旨の連絡.
→ 授賞理由等を調査し,授賞理由の重複が判明.
→ 10/13に,小森先生に梶島先生の推薦取り下げを報告.
→ 10/14小森先生の回答:11/7の委員長幹事会で取消の承認手続きを行なう.
→ 11/7委員長幹事会にて承認.
(b) 10/28に曽根原さんから,当該賞の候補者である齋藤先生が2001年に受賞されている
旨の連絡.
→ 10/28に,前期主査・幹事に検討を依頼.
→ 10/29に,前期主査・幹事から「取り下げ」依頼.今期前期主査・幹事でも検討し
「取り下げ」に決定.
→ 10/29に,小森先生に齋藤先生の推薦取り下げを報告.
→ 10/29小森先生の回答:11/7の委員長幹事会で取消の承認手続きを行なう.
→ 11/7委員長幹事会にて承認.
(c) 一般表彰規定推薦要件(日本機械学会発表に限る?)に関し委員長幹事会での検討を依頼.
→ 非推薦資格は「流工部門会員に限る」のみとすることとなった.
(d) 第87期一般表彰フロンティア表彰取り下げの齋藤先生の件:本年度推薦の可否をWG審議.
→WG結論:昨年度推薦理由のうち後半は非重複 → 本年度推薦に問題無し(12/2).
[3] 来年度への申し送り事項
(3-1) フェロー賞の受賞者数を増やす為に,流工部門講演会以外の講演会で発表した論文であっても,
流工部門講演会(あるいはその代替の講演会)の優秀講演セッションで講演すれば,
フェロー賞の審査対象に加える事について検討願いたい
(3-2) 日本機械学会賞(論文)と奨励賞(研究)の採点について
- 本年度の問題点
1) 各委員の学会賞(論文)3論文・奨励賞(研究)2論文の推薦により,論文がやや多くなった.
2) 各論文は学会賞(論文)3名・奨励賞(研究)2名の委員で3点満点で採点.結果に差が余り出なかった.
3) 採点では,委員により点数の辛い甘いが見られ,結果に不公平感があった. - 改善策(案)
1) 各委員には,学会賞(論文)1つ,奨励賞(研究)1つ程度の推薦を要請し,10編前後の論文を集める.
2) 1名の採点員は全論文を採点する.
3) 論文に順位付けし,順位を得点とする(∵平均点,標準偏差が全採点員で同一となる).
4) 集計後(点数のみで単純に判断するのではなく)WG内で審議する.
(3-3) 日本機械学会賞(論文)と奨励賞(研究)の締切について - 本年度)学術表彰WG内締切を8/21,他からの推薦締切を8/24(学会締切の2週間前)としたのは,集計は結局,8/24まで候補論文の集計を待たざるを得ず,8/21締切の意味が無い.
- 改善策)両締切を,学会締切の3週間程度前の “同一日時” とすれば,直ぐに推薦論文を集計して,採点に入れる.
(3-4) フェロー推薦の締切について - 本年度)9/15に部門事務にフェロー推薦手続きを照会し委員内での選定を始めたが,今年度はシルバーウィークの影響もあり,少し遅く,9/18にバタバタと決定した.部門事務から各被推薦者へ必要書類の作成依頼,被推薦者の必要書類作成と学会への送付と言う時間が必要である.
- 改善策)委員内でのファロー選定は学会締切の1ヶ月前に開始,且つ,部門事務への被推薦者リスト提出は学会締切の2週間前とするのが望ましい.
(3-5) 部門賞・一般表彰(フロンティア表彰・貢献表彰)の重複について - 本年度:梶島先生,齋藤先生を重複推薦(各先生への確認時に発覚)
- 手続1)例年,学術表彰WGには過去の受賞者の一覧表が部門事務から渡されるので,被推薦候補者の重複を必ず確認する事.
- 手続2)同一賞において過去に授賞歴がある場合は,推薦理由に,その授賞歴を記載すると共に,「今回の授賞理由は以前の授賞理由とは異なる」と明記する事.
- 手続3)例年,部門長の選考理由を書いた表を3月に委員長幹事会に出すが,この前に被推薦候補者に最終校正(了解)を頂く手続きを忘れない事.
- 手続4)受賞決定の連絡は,その年の年度末に委員長・幹事会で承認後,部門事務から送付し,次年度の流工部門講演会表彰式(懇親会)への出席を依頼しておく事.
- 手続5)もし同一人物に対して,以前の授賞理由とは異なる授賞理由に基づいて推薦する場合,推薦理由に「以前の授賞理由と,今回の授賞理由は異なる」旨の説明を必ず記載する事.
(3-6) 技術賞への推薦(大塚雅生(シャープ),白市幸茂(シャープ)の業績:推薦書有り
参考:講演原稿投稿HP内のフェロー賞・優秀講演表彰募集の部分