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2010年度(第88期)各委員会からの報告:技術委員会 学術表彰WG

1. WG構成

主査:中野政身(東北大),幹事:徳増崇(東北大)
委員:新井隆景(大阪府大),内田博幸( IHIテクノソリューション),佐田富道雄(熊本大),渋川直紀(東芝),竹村文男(産総研),中島円(金沢工大),原豊(鳥取大),宮本政博(荏原エリオット),村井祐一(北大),望月信介(山口大),横田和彦(青学大)

2. 活動
2.0 2009年度(第 87期)からの引継ぎ事項

  1. 部門賞に小森悟先生(京大)を推薦
  2. 日本機械学会賞(技術)に大塚雅生氏他(シャープ)( 2010年度フロンティア表彰に募)を推薦
  3. 流体工学部門優秀講演表彰の副賞として,トロフィーを贈呈

2.1 第1回 WG会議(5月31日)

  1. 第 88期の年間活動計画の審議・可決.
  2. 若手優秀講演フェロー賞と優秀講演表彰の公募要領の審議・可決.
  3. 部門賞・一般表彰の公募要領の審議・可決.
  4. フェロー,学会賞などの推薦について意見交換.
  5. 問題点(前期からの申し送り事項など )について,審議・意見交換.

2.2 年間活動計画の作成(5月~6月)

  1. 第 88期年間活動計画原案:第 87期活動報告書と,機械学会「賞・表彰情報」 HPを基に主査・幹事で作成(4/ 13-5/24).
  2. 第 1回委員長・幹事会資料として部門事務に送信( 5/24)
  3. 第 1回技術委員会の中の第 1回学術表彰 WG会議で原案を審議,その後の第 1回委員長・幹事会で了承(5/ 31)
  4. 第 1回学術表彰 WG会議の議事録を主査・幹事が作成(6 /7)
  5. 年間活動計画も含めた第 1回学術表彰WG会議の議事録・配布資料を WG全員に配信(6/ 9)

2.3 若手優秀講演フェロー賞と優秀講演表彰(5月~11月)

  1. 内容,公募形態,公募文,公募 HP原案を主査・幹事で作成(4 /26-5/24).
  2. 原案を第 1回委員長・幹事会の資料として部門事務に送信(5/ 24)
  3. 第 1回学術表彰 WG会議において原案を審議(5 /31) .
  4. 公募文の修正: 5/31の第 1回委員長・幹事会での応募資格改定の承認に伴い,修正公募文・申込フォーム原案作成(6/2),学術表彰 WG審議 (6/10),部門長・副部門長承認(6/13).
  5. 流工部門 HP内の公募ページ更新依頼:広報委員長宛(6 /14) .
  6. 流工部門講演会 HP内の公募・申込頁作成依頼:流工部門講演会実行委員長宛(6/ 14) .
  7. 流工部門講演会 HP内に公募・申込頁開設(6/15):公募期間(~7/ 30).
  8. 流工部門講演会講演論文採択通知メールに公募案内を送信してもらうことを依頼:流工部門講演会実行委員長宛 (6/14),配信(6/ 25)
  9. 公募締切日: 7/30,全応募者数 43名(フェロー賞応募数40件,優秀講演表彰応募37件).
  10. 一次審査(8/ 16-9/3)
  11. 一次審査結果に基づいて,優秀講演セッションで講演発表する11名を選考( 9/13).
  12. 流体工学部門実行委員会に選考結果を報告し,優秀講演セッションのプログラム編成を依頼(9/ 14)
  13. 講演会HPの講演会プログラムに優秀講演セッションのプログラムを追加するとともに,一次選考結果を応募者全員に通知( 9/16)
  14. 優秀講演セッションにおける審査員(学術表彰WG委員: 5名)の依頼 (9/12-17) .
  15. 優秀講演表彰の表彰状の文面の確認と副賞のトロフィーのデザインを部門事務に送付し製作を依頼するとともに,フェロー賞・優秀講演表彰の表彰状と楯・トロフィー目録の準備を依頼 (9/22)
  16. 懇親会招待:一次審査を通過した優秀講演セッションでの講演者全員を懇親会に招待( 10/14,部門事務に依頼).
  17. 優秀講演セッションを開催し,第2回WG会議において最終選考後,受賞者決定(フェロー賞2名,優秀講演表彰3名,審査員:5名)( 10/31).
  18. 第 88期流体工学部門講演会懇親会の表彰式において受賞者に賞状と楯(フェロー賞)あるいは表彰状とトロフィー(優秀講演表彰)の目録を授与 (10/31).

2.4 フェロー候補者推薦(6月~9月)

  1. 主査への依頼:部門長よりメールにて (6/10),推薦公募の資料添付受信,推薦締切日 9/30
  2. 部門への推薦締切日を 9/7の委員長・幹事会(年次大会時に開催)とする旨を部門長にメールして了承を得る.(6/ 11)
  3. 昨年度のフェロー部門推薦者の推薦資料等:部門事務に照会 (6/11).
  4. 公募文:主査・幹事で作成( 6/15-6/20)
  5. 学術表彰WG委員,委員長・幹事会メンバーへ推薦依頼:主査より core88@jsme-fed.org宛 (6/24)
  6. fed-infoへの配信依頼:流工部門ネットワーク担当宛 (6/24),配信完了(6/ 24) .
  7. 推薦公募締切日: 8/2,5名のフェロー候補者の推薦.(昨年度の被推薦者を再考して,内1名推薦)
  8. 簡単な推薦理由等から推薦された5名全員を部門として推薦することを学術表彰WGとして決定(8/26).被推薦候補者リストを作成( 8/27).その後,1名が辞退 (8/31)
  9. 4名のフェロー候補者の推薦を部門へ提案し了承 (9/7:年次大会時の第 3回委員長・幹事会).
  10. 4名の最終的な被推薦候補者リストを作成し,部門事務から各被推薦者へ必要書類(推薦書・添付資料等)の作成を依頼して整理(9 /10:部門事務に依頼)
  11. 4名の被推薦者の推薦書一式を確認 (9/22-27)
  12. 部門から表彰部会へ4名を推薦 (9/30)
  13. その後,フェロー候補再推薦(過去 2年間)の依頼があり,昨年度推薦した3名を追加推薦(10 /12:部門長から連絡).

2.5 第 7回標準事業表彰「貢献賞・国際功績賞・コードエンジニア賞」(6月~8月)

  1. HPから公募資料の収集(7 /12)
  2. 公募文:主査・幹事で作成 (7/13)
  3. 学術表彰WG委員へ推薦依頼:主査より (7/13)
  4. fed-infoへの配信依頼:流工部門ネットワーク担当宛 (7/13),配信完了(7/ 14)
  5. 推薦公募締切日: 8/20.推薦なし.
  6. 部門への推薦締切日(公募締切日): 8/31.被推薦者がなかったので,部門推薦なし.

2.6 学会賞(論文・技術・技術功績)・奨励賞(研究・技術)・教育賞・船井賞(7月~9月)

  1. 主査への依頼:部門長よりメールにて (7/16),推薦公募の資料添付受信.表彰部会への推薦締切9/6.
  2. 部門長に依頼して,学会賞(論文)推薦の参考資料「校閲委員より推薦された論文リスト」(極秘)を入手 (7/20)
  3. 公募文:第 1回 WGの部門の公募・選考に関する審議結果に基づいて,主査・幹事で作成 (7/23)
  4. 学術表彰WG委員へ推薦依頼:主査より (7/26)
  5. fed-infoへの配信依頼:流工部門ネットワーク担当宛 (7/26),配信完了(7/ 26)
  6. 推薦公募締切日: 8/16.推薦は,学会賞(論文):24件(内12件が校閲委員推薦分),学会賞(技術):4件(内1件が昨年度WGからの推薦分),奨励賞(研究):10件,奨励賞(技術):0件.
  7. 推薦のあった学会賞(論文)24件,奨励賞(研究)10件の候補に関して,学術表彰 WGで審査(8/20-25)
  8. 学術表彰 WGでの選考(各5件程度を目安)( 8/27-8/30):学会賞(論文)5件,奨励賞(研究)6件,学会賞(技術)4件を部門推薦とすることを委員に提案・了承・決定 (8/27-30).
  9. 決定した各被推薦候補に関する必要書類(推薦書一式・論文・添付資料等)の作成を部門事務から被推薦者に依頼して整理( 8/30-9/3:部門事務に依頼).
  10. 奨励賞(研究)1件,学会賞(技術)1件の辞退があり,最終的に,学会賞(論文)5件,奨励賞(研究)5件,学会賞(技術)3件の候補を部門推薦として表彰部会に推薦した( 9/6).

2.7 優秀製品賞(7月~9月)

  1. HPから公募資料の収集(7 /13)
  2. 公募文:主査・幹事で作成 (7/13)
  3. 学術表彰WG委員へ推薦依頼:主査より (7/14)
  4. fed-infoへの配信依頼:流工部門ネットワーク担当宛 (7/14),配信完了(7/ 15)
  5. 推薦公募締切日: 8/30.推薦は2件.
  6. 推薦のあった2件を部門推薦とすることを決定し,被推薦候補に関する推薦書一式・添付資料等を被推薦者に依頼して作成・整理( 8/30-9/3:部門事務に依頼)
  7. 部門から表彰部会へ2件を推薦(9 /6).

2.8 油空圧機器技術振興財団「学術論文賞」(11月~12月)

  1. 表彰部会から部門へ候補論文の推薦依頼(11 /15)
  2. 公募文:主査が作成(1 1/16)
  3. 学術表彰WG委員へ推薦依頼:主査より (11/16)
  4. 委員長・幹事会メンバーへ推薦依頼:主査より core88@jsme-fed.org宛(11 /16)
  5. 流工部門登録会員への推薦依頼:主査より流工部門ネットワーク担当宛に機械学会インフォメーションメール[ JSME Info]への配信依頼(11/16),配信完了(11 /16)
  6. 推薦公募締切日: 12/3.推薦は1件
  7. 学術表彰 WGでメール審議(12 /9-12/13)・推薦のあった1件を部門推薦候補論文と決定 (12/13)
  8. 部門から表彰部会へ推薦締切日(公募締切日):1 2/17

2.9 部門賞・一般表彰(フロンティア表彰・貢献表彰)(2 010/10月~2 011/2月)

  1. 公募文::原案作成(5 /21),主査・幹事調整(5 /24),原案審議了承 (5/31:第 1回学術表彰 WGにて )
  2. 公募の会告原稿:曽根原さんへ 11月号(11 /5発行 )掲載の会告原稿を送付 (9/20).
  3. 部門HPの公募文の更新依頼(広報委員長宛)( 10/21),HP掲載完了 (11/2)
  4. 学術表彰WG委員へ推薦依頼:主査より (11/15)
  5. 委員長・幹事会メンバーへ推薦依頼:主査より core88@jsme-fed.org宛 (11/15)
  6. 流工部門登録会員への推薦依頼:主査より流工部門ネットワーク担当宛に機械学会インフォメーションメール[ JSME Info]への配信依頼(11/15),配信完了(11 /15)
  7. 推薦公募締切日: 2011/1/28. 推薦は,部門賞:7件(内1件が昨年度WGからの推薦分),フロンティア表彰:4件,貢献表彰: 3件.
  8. 学術表彰 WGで審議(2 011/2/14-2/25)
  9. 受賞者推薦候補決定 (2011/2/25).部門賞: 7件(内1件が部門長を理由に辞退したための次年度WGへの推薦申送り分),フロンティア表彰:3件,貢献表彰: 3件
  10. 受賞者推薦候補(部門賞:6件,フロンティア表彰:3件,貢献表彰:3件)を部門事務へ報告(2011/2/28).
  11. 部門事務から部門登録会員数の関係で部門賞推薦枠が5名の連絡有 (2011/3/2).主査・幹事および部門長で協議し,部門賞推薦の6名の中最も若い方を次期学術表彰WGへ推薦申し送ることを前提に候補から外して,部門賞5件を推薦することを提案し,学術表彰WGとして審議・了承.(2 011/3/3)
  12. 受賞者推薦候補(部門賞:5件,フロンティア表彰:3件,貢献表彰:3件)を部門事務へ改めて報告し,推薦理由,賞状及び楯の文字について各受賞予定者の確認をとることを依頼(2 011/3/7).
  13. 新旧合同委員長・幹事会で学術表彰WGからの受賞者推薦候補の審議・決定 (2011/3/22)
  14. 新旧合同部門運営委員会で受賞者の最終決定( 2011/3/22)

2.10 若手優秀講演フェロー賞と優秀講演表彰の選考方法について

2010年度は,43名の エントリー者に対し,講演予稿集による 1次審査選考を行った.この方法は,1件の講演論文集を 3名の学術表彰 WG委員が審査し,新規性・有用性・完結性についてそれぞれ 5点満点で評価するもので,その点数の上位 11名を一次選考通過者として 10月 30日の部門講演会の優秀講演セッション(最終審査会)で最終審査を行った.しかし,この方法に対して,「いずれも講演賞なので,講演論文前刷りだけでなく,すべてのエントリーされた方々の講演を実際に聞いて選考するのが筋である」,「選考法が厳格すぎる」などの意見が出たため,学術表彰 WGで委員からアンケートをとり,今後
の選考方法のあり方について検討し,下記のとおり選考方法の改正に至った.

  1. 本年度の標記の各賞の選考方法(一次選考を行い,通過者を優秀講演セッションで最終選考)に関する今後の見直しも含めたWG委員へのアンケート調査の実施( 10/14-22).
  2. アンケート調査結果(現行のままでよい:7名,見直すべき:5名) (それぞれの理由と見直すべきとした場合の改善策案)を,学術表彰WG委員に配信( 10/28)
  3. 第 2回学術表彰WG会議(部門講演会時)において,アンケート調査結果を踏まえて,意見交換(10/30).
  4. アンケート調査結果および第 2回学術表彰WG会議での意見交換を踏まえて主査と幹事で協議し,現行の方法を若干修正した選考方法の変更案を提案して,委員から意見聴取( 11/18-24)
  5. (d)における意見聴取を踏まえて,学術表彰WGとしての選考方法に関する改正案を決定( 12/14)
  6. 学術表彰WGから選考方法の改正案を, 2010年 12月 16日開催の第5回委員長・幹事会に提案し,原案どおり承認.(1 2/16)

3.2011年度(第 89期)学術表彰WGへの引継事項

3.1若手優秀講演フェロー賞と優秀講演表彰の選考方法の改正

  1. 現行( 2010年度まで)の選考方法
    (1)エントリー制.
    (2)応募者全員を対象に,講演論文前刷による一次審査(1論文あたり3名の学術表彰 WG委員による審査,1 0論文程度/1審査員)を実施して,上位 12名程度を(3 )の優秀講演セッション講演者とする.
    (3)優秀講演セッション( 12名程度)における講演発表による最終審査(3~5名程度の予め指名された審査員による審査.点数の合計点に基づいて受賞者を決定する.).
  2. 改正された選考方法(2 011年度から施行)
    いずれも講演賞であることから,できるだけ多くのエントリー者の講演を聞いて選考し,かつ審査の的確性と公平性を保つことを目的に,20 11年度から上記の現行の方法を若干改正した以下の選考方法とする.
    (1)選考対象の人数をある程度制限するために,エントリー制は現行のままとする.
    (2)一次選考:講演論文前刷による書類審査
    ・優秀講演セッションでの講演発表による選考が実現可能な人数を20名~40名程度の範囲で定める.この際,当該講演会の実行委員会と相談の上,講演会場の講演室確保や審査員確保の事情,およびエントリー者人数などを考慮して定める.
    ・その定めた人数以上のエントリー者がある場合には,講演論文前刷による一次審査(1論文あたり3名の学術表彰 WG委員による審査,1 0論文程度/1審査員)を実施して,上位から定めた人数を(3 )の優秀講演セッション講演者とする.審査項目:新規性・有用性・完結性または萌芽性など.
    ・エントリー者がその定めた人数に満たない場合には,全エントリー者を (3)の優秀講演セッション講演者とする.
    (3)最終選考:優秀講演セッションにおける講演発表による審査
    ・3名程度を1グループとする2~4グループの予め指名された審査員による審査.事前に審査委員を依頼して決めておき,審査基準を周知するとともに、講演論文にも目を通して置いていただく.
    審査項目:講演内容(新規性・有用性など)・話し方・プレゼン資料・質疑応答など.
    ・審査員は,学術表彰WG委員を主体とするが,必ずしもそれに限定しない.また,公平性の観点から,審査員が連名者となっている講演の審査をしないように,配慮する.
    ・選考では,審査結果の集計点を基本とするが,各審査チームの審査基準の差などにも配慮して,審査員の合議によって受賞者を決定する.
    (4)優秀講演セッションは現行と同様に講演会の初日に開催し,その日に受賞者を決定して,その日の懇親会等で表彰を行う.受賞者については,決定次第講演会場に掲示するなどして案内し,懇親会等には招待することとする.
  3. 参考事項:優秀講演セッションの組み方や講演時間の例
    (1)20名程度: 15分(10分発表+ 5分質疑応答)講演時間で,午前 9:00頃から約3時間,午後に約2時間で1室でのシリーズの優秀講演セッションを組み,午後4:30頃には選考結果を決定する.
    (2)30名程度: 15分(10分発表+ 5分質疑応答)講演時間で,午前 9:00頃から約3時間で2室でのパラレルセッションを組み,午後に約2時間で1室でのシリーズの優秀講演セッションを組んで,午後4:30頃には選考結果を決定する.
    (3)40名程度: 15分(10分発表+5分質疑応答)講演時間で,午前 9:00頃から約3時間,午後に約2時間で2室でのパラレルの優秀講演セッションを組み,午後4:30頃には選考結果を決定する.
    ※上記の優秀講演セッションでの講演時間は一般セッションと同じ 15分(10分発表+ 5分質疑応答)を基本としているが,発表人数や確保できる講演室の数によっては,講演時間を 12分( 7分発表+5分質疑応答)とするなど講演時間を短く設定することも考えられる.

3.2 2 011年度の若手優秀講演フェロー賞と優秀講演表彰の募集と選考について

  1. 2011年度年次大会での選考と授与
    2011年度は AJK2011が開催されるため,流体工学部門講演会が開催されない.そのため,日本機械学会若手優秀講演フェロー賞および流体工学部門優秀講演表彰を 2011年度年次大会( 2011年 9月 11日~1 5日,於:東京工業大学大岡山キャンパス )の流体工学部門が関係している企画セッションで発表する若手の優秀な講演に対して授与することにした.また,それに伴い,年次大会の流体工学部門企画の優秀講演セッションも既に企画済みで,表彰は 9月 12日の基調講演(夕方)の後に同会場で開催される部門表彰行事の中で行う予定である.
  2. 2011年度「若手優秀講演フェロー賞と優秀講演表彰」の募集案内
    2011年度年次大会の講演募集締切日が 2011年 3月 4日であったことから,上記を部門登録会員に周知するため,下記の募集案内を機械学会インフォメーションメールで配信した.(2 011/2/24)

    【2011年度「日本機械学会若手優秀講演フェロー賞と流体工学部門優秀講演表彰」の募集案内】

    拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます.
    さて,流体工学部門では,部門講演会等における若手の優秀な講演に対して,日本機械学会若手優秀講演フェロー賞(以下,フェロー賞)および流体工学部門優秀講演表彰(以下,優秀講演表彰)という2つの賞を授与しています.2011年度は,AJK2011が7月に開催される関係から流体工学部門講演会が開催されないため,これらの2つの賞を2011年度年次大会(2011年9月11日~15日,於:東京工業大学大岡山キャンパス)の流体工学部門が関係している企画セッションで発表する若手の優秀な講演に対して授与することに致しました.
    これらの2賞は,予めご応募頂いた講演者の中から選考されますので,下記の応募資格をお持ちの方々は,2011年度年次大会の流体工学部門が関係する企画セッションに講演申込(締切日:2011年3月4日)をされるとともに,下記要領によりこれらの2賞にも奮ってご応募ください.なお,応募締め切りは,講演論文原稿提出締切日と同じ2011年6月27日(月)です.

     敬具

    -記

    【選考概要】
    応募された講演者に対して,講演論文集掲載の講演論文による書類選考と,流体工学部門企画の優秀講演セッションでの講演選考により決定致します.
    【趣旨】
    ■フェロー賞:本会がフェロー寄付金に基づき,本会講演会において優れた講演を行った学生員,准員および修士課程(博士課程前期)修了後1年目の正員に対して「若手優秀講演フェロー賞」として顕彰することによって若者に自信と誇りを与え,本会が若手の専門家育成を支援し,もって科学技術創造立国のための人材育成に貢献することを目的とする.
    ■優秀講演表彰:流体工学部門の活性化を図るため,日本機械学会流体工学一般表彰を設ける.一般表彰の1カテゴリーである優秀講演表彰は,部門が主催する講演会において優れた発表を行った個人に対して行う.
    【応募資格】
    ■フェロー賞:応募時に本会学生員,准員,または修士課程(博士前期課程 )修了後 1年未満の正員である者.
    ■優秀講演表彰:当該年度末で 30歳以下の本会会員.
    ただし,上記2つの賞の本会会員資格に関しては,書類選考を通過し優秀講演セッションで講演発表する「候補者」に挙がった段階(講演会開催日の約1.5ケ月前)で入会することを条件として,非会員でも応募できます.
    また共通の資格として,次の2つがあります.
    ◎当該講演の研究成果に対して主要な貢献があること.
    ◎応募する事に対して共著者全員の了承を得ていること.
    【応募方法】(予定)
    第 89期日本機械学会2011年度年次大会のホームページ
    http://www.jsme.or.jp/2011am/
    の左メニューに「流体工学部門のフェロー賞&優秀講演表彰申込」のページを開設するなどして,わずかな操作のみで,簡単にご応募できるようにする予定です.
    応募締切日:2011年6月27日(月)(講演論文原稿提出締切日と同じです)
    【選考方法】
    以下に示す,書類選考と講演選考により決定します.
    ・書類選考:2頁の講演原稿により審査し「候補者」(20~40名程度)を決定します.
    ・講演選考:「候補者」には,年次大会の流体工学部門企画の優秀講演セッション( 9月 12日(月)開催)においてご講演頂き,講演内容・話し方・プレゼン資料・質疑応答等について審査し,両賞の受賞者を決定します.

    なお,書類選考を通過した「候補者」には,講演会申込みの部門関係企画 GS(ジェネラルセッション)や OS(オーガナイズドセッション)とは別に,選考の為に,上記の優秀講演セッションでもご講演して頂きますので,ご留意ください.
    【表彰方法】(予定)
    受賞者には,9月 12日(月)開催の基調講演(夕方)の後に同会場で開催される部門表彰行事の中で,賞状と楯を贈呈する予定です.

  3. 2011年 4月からの対応について
    (1)募集案内の「表彰方法」を決定する.
    (2)募集と選考に関する「問合せ先」を決定する.
    (3)募集案内の「応募方法」を決定し,年次大会HP上等から自由になる他サーバーにリンクをはって申込ができるようにする.
    (4)上記 3項目の決定後,流体工学部門HPに掲載する公募要領を作成し,HPにアップを依頼(広報委員長)するとともに,決定した募集案内を機械学会インフォメーションメールで部門登録会員に配信依頼(広報担当幹事)をする.
    (5)その他は,例年どおり.
    (6)応募会員資格に関しては,2 010年度から,書類選考を通過し優秀講演セッションで講演発表する「候補者」に挙がった段階(講演会開催日の約1.5ケ月前)で入会することを条件として,非会員でも応募できるようにしている.(若手優秀講演フェロー賞に関する規定改正に伴って)
    (7)優秀講演表彰の副賞として,20 10年度からトロフィーを贈呈.トロフィーの型や文字デザインについては 2010年度に決定し,部門事務方が把握.

3.学会賞(論文・技術・技術功績)・奨励賞(研究・技術)・教育賞・船井賞の推薦募集・選考について

  1. 2010年度は「日本機械学会賞(論文)に校閲委員より推薦された論文リスト」(極秘)を部門長より入手して,学会賞(論文)のWGからの推薦論文候補として選考の対象とした結果,部門推薦の対象となった論文が多かったので, 2011年度以降もこの「校閲委員より推薦された論文リスト」を活用されることを推奨する.
  2. 学会賞(技術)候補として企業会員からの自薦があり部門推薦としたが,推薦書・他資料を揃える事務的段階で「会社の事情(会社が自薦を認めない)」で推薦を辞退したケースがあった.このような事態を防ぐために,企業会員からの自薦の場合には「自薦に関しての会社からの承諾書等」を取るなどの事前策が必要である.
  3. 2011年度から,標記学会賞等の募集・選考が 1カ月早まり,6月下旬推薦募集,8月上旬推薦募集締切となる.

3.4流体工学部門賞の推薦募集と選考について

  1. 部門賞の推薦に際して,2 011年度から,技術委員会学術表彰WGの下に部門長経験者や部門賞受賞者などからなる「アドバイザリー・ボード」(副部門長が取り纏め役)を設置し,部門賞候補の推薦を行うこととなった.※「部門賞推薦アドバイザリー・ボードに関する申し合わせ」を参照.(2 010/12/16)
  2. 2010年度学術表彰WGの選考の結果,201 1年度部門賞の受賞者候補になった古川雅人先生(九大)が,部門長であることを理由に辞退されたので,古川先生を 2012年度部門賞に推薦.
  3. 2010年度学術表彰WGの選考の結果,20 11年度部門賞の受賞者候補になった新美智秀先生(名大)を,推薦枠5名の関係で 2011年度推薦から外したので,部門長として多大な貢献をしておられる新美先生を 2012年度部門賞に推薦.
更新日:2013.1.29