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2010年度(第88期)各委員会からの報告:技術委員会 編修・企画WG

主査 福西 祐(東北大)
幹事 飯田明由(豊橋科技大)

編集・企画WGでは,機械学会誌年鑑の取り纏め依頼,トピックス委員の推薦に加えて,2010度(88期)の部門講演会(山形大学で開催)において講演発表

に基づいた機械学会論文集への推薦依頼とそのとりまとめを行い,論文投稿の促進を図った.また,和文論文集の活性化を図るため,過去10年間の和文論文集の年間掲載件数,講演会における発表件数等を調査し,特集号の候補となるテーマ・分野について検討した.この調査に基づいた特集号記事の企画を複数進めようとしている.

実施内容(前回までの報告事項)

  1. 日本機械学会誌「機械工学年鑑」特集号
    ・日本機械学会誌2011年8月号の「機械工学年鑑」執筆を神戸大学蔦原先生依頼した。
  2. 日本機械学会誌特集テーマ
    ・日本機械学会誌2011年10月11月号の特集テーマの推薦依頼に対応し,メール審議の結果「乱流への理解はどこまで進んだのか?」という特集テーマを選択し,提出した。
  3. ロードマップ
    ・今後の検討課題とする。
  4. 特集号について
    ・部門講演会オーガナイザーへの論文特集企画のお願いについては部門講演会直後に実行委員長の中野先生より発送していただくよう依頼済み。
    実施内容(前回以降の実施事項)
  5. トピックス委員の選出
    大阪大学大学院基礎工学研究科・河原源太先生
    株式会社IHI 山根善行様

次年度以降における和文論文集活性化のための対策案
WGで議論し,英文論文からの和訳などの案も出たが,著作権他の問題もあるため,特集号を定期的に組むことによる活性化を行なうこととした.WG内で議論し,以下の特集号を順次企画し,論文集の活性化につなげる(部門講演会の講演数などを参考とした)。

  1. 流体関連振動・騒音(05-02,OS10) 飯田明由
  2. 生物・生態に関する流れ(05-17,OS11) 望月 修
  3. 先端的熱流体計測法(OS15) 平原裕行
  4. 流体機械の諸問題(OS12) 渡邉 聡,船崎健一,松井 純
  5. 複雑流体(05-22) 長谷川富市,鳴海敬倫,蝶野成臣,山本剛宏
  6. ナノスケールの熱流動現象(OS3) 徳増 崇
  7. キャビテーションおよびマイクロバブル(OS4) 伊藤幸雄,祖山 均
  8. 非ニュートン流体の流動現象(OS16) 高橋 勉,鈴木 洋,岩田修一
更新日:2013.1.29