2013年度(第91期)各委員会からの報告:英文ジャーナル編修委員会年間報告
●委員構成
委員長
安倍 賢一(九州大学)
幹事
山本 誠(東京理科大学)
委員
飯田 明由(豊橋技術科学大学)池川 正人((株)日立製作所)川口 靖夫(東京理科大学)須賀 一彦(大阪府立大学)辻 義之(名古屋大学)坪倉 誠(北海道大学)望月 修(東洋大学)渡邉 聡(九州大学)
今期も前期に引き続き、新学術誌に関連する件が中心に議論がされた。委員長・幹事会での議論を以下に記載します。
なお、英文ジャーナル編修委員会メンバーとは別に、流体工学部門カテゴリマネージャー矢野 猛先生(大阪大学)・流体工学部門和文誌エディタ高比良 裕之先生(大阪府立大学)に、第91期流体工学部門委員長・幹事会メンバーとして加わっていただいた。
●第1回委員長・幹事会(2013年5月21日)
新学術誌(和文誌,英文誌,英文速報誌)
- 新学術誌は,和文誌,英文誌,英文速報誌の三つがある.流体工学部門が担当するカテゴリーBに対して,メインエディタとエディタをそれぞれ選出する(5/24まで).
- メインエディタは矢野猛先生(阪大)にお願いし,内諾頂いている.メインエディタの任期はないが,新学術誌の過渡期(2~3年)を任期とし,退任時期については矢野先生のご判断にお任せする.
- 和文誌のエディタは,高比良裕之先生(大阪府立大)にお願いし,内諾頂いている.
- 英文誌と英文速報誌のエディタは,山本先生(東理大)にお願いし,内諾頂いている.
- JFSTについては,新学術誌とは別に取り扱う.JFSTのエディタは,安倍先生(九大)に引き続きご担当頂く.
- エディタの任期は3年~5年を目途とし,再任可能とする.またエディタの年齢に特に枠を設けない.
●第2回委員長・幹事会(2013年7月23日)
新学術誌の準備状況について
- 新学術誌の正式名称,発刊時期が確定した
- レビュー誌第一号の執筆者依頼が完了した
- 各種規定類(執筆要領,著作権規定など)の素案が提示された
- 新学術誌の和文誌編修委員(流体カテゴリのエディタ)に高比良裕之先生が,英文誌・英文速報誌編修委員に山本誠先生がそれぞれ就任したことが報告された.
- 今後,英文速報誌編修委員をJFST編修委員長が,英文誌編修委員をJFST副編修委員長がそれぞれ担当する,との説明が山本先生からなされた.
- 流体カテゴリの運営内規の作成について:「見本」を参考に部門で作成する.案の作成は,高比良和文誌編修委員,山本英文誌編修委員,および矢野流体カテゴリマネジャーの3名で行う.
新学術誌創刊準備委員会 アソシエイトエディタ推薦の件
- 英文誌アソシエイトエディタとして,11名を推薦することが承認された.
- 和文誌アソシエイトエディタとして,5名を選出することが承認された.
●第3回委員長・幹事会拡大合同運営委員会(2013年9月10日)
学術誌担当委員報告
以下の内容が報告された.主な内容は以下の通り.
- 新ジャーナルについて
これまでの和文論文集では,一般論文と技術論文の二種類があった.新ジャーナルでは,一般論文と技術論文の区別がなくなる.
和文論文集と英文論文集の特集号について,国際会議の特集や巻頭言などは掲載しないことになった.
その他
- 今回の委員長・幹事会から,部門英文ジャーナル編集委員会からの報告に合わせて,部門英文ジャーナルに限定せずに新ジャーナル全般について報告する.
●第4回委員長・幹事会(2013年11月10日)
- JSME学術誌「校閲者」候補者推薦について(新学術誌エディタ)
新たな校閲者の選任は行わず,現在登録されている英文校閲者をそのまま新雑誌の校閲者として推薦することを検討中.
部門からは校閲者リストは出さないこととするが,校閲者への就任要請が求められる場合もあるとの指摘がなされたため,該当する人物についてとりまとめることとした.
●第5回委員長・幹事会(2013年12月24日)
第91期第4回委員長・幹事会 議事録の確認
- JSME学術誌「校閲者」候補者推薦について
議事録記載の2項目ともに,エディタが推薦することを確認した.
JFSTへのレビュー記事依頼する際の投稿料の部門からの支出について
- JFSTでのレビュー記事では,執筆者が投稿料を支払う規定になっている.今後,JFSTへのレビュー記事を依頼する際には,流体工学部門が投稿料を支払うように変更したい要望がでた.議論の結果,今後は基本的には流体工学部門が投稿料を支払うようにする.ただし,毎回,委員長・幹事会で審議することとする.
- 名古屋で開催されたICJWSFのレビュー記事依頼の件は,今回の審議で既に了承された.
学術誌担当委員報告
以下の内容が報告された.
- 2014年度の部門英文J編集委員について
山本副委員長が次期2014年度の部門英文J編集委員の委員長となり,副委員長は未定であることが報告された.念のため,安倍委員長に確認を取った後に決定する. - 新ジャーナルの和文誌について
参考文献リストは,日本語のリストと英語のリストの2つのパターンの両方を記載することになる.並べ方はハーバード式(姓の順)とする.
アブストラクトについて,英語で長めに記載する.また,図表のタイトルについても,英語で長めの文章で記載するようになる. - 新ジャーナルでの特集号について
講演会名や国際会議名は入れないようになるが,運用手続きはこれまでと同様である. - 新ジャーナルのレター誌について
レター誌については,2015年1月から本格的な議論が開始される予定である.現時点の案として,以下のような事項が挙がっている.
随時公開スタイルで速報性を出す.
ボリュウム番号を付ける.
レター誌のサンプルが出る予定.