2013年度(第91期)各委員会からの報告:広報委員会
委員長:関洋治(原研)
幹 事:早水庸隆(米子高専)
塚原隆裕(東京理科大学)
【年間活動報告】
1.広報委員会の開催
計4回の広報委員会を開催した。
- 第1回広報委員会
日時:平成25年5月17日(金) 15:00~17:00
場所:東京理科大学(神楽坂キャンパス)PORTA神楽坂ビル内7階 第3会議室 (東京) - 第2回広報委員会
日時:平成25年7月10日(水) 15:30~17:00
場所:株式会社ソフトウェアクレイドル 大阪本社A会議室 (大阪) - 第3回広報委員会
日時:平成25年10月22日(火) 14:00~17:00
場所:九州大学筑紫キャンパス D棟2F 第一セミナー室(E212号室) (福岡) - 第4回広報委員会
日時:平成26年2月28日(金) 14:00~17:00
場所:福井工業大学 7号館4階407教室 (福井)
2.年間活動内容
流体工学部門の様々な活動をHP上に公開し,以下の通り流体工学部門の活動を実施した.
・「ニュースレター」
特に今期はこれまでの方針を見直し,新規の企画立ち上げを行った.従来のニュースレター『流れ』は,技術及び学術的なテーマを取り扱っていたが,今期から部門講演会や関連フォーラムなどの話題を中心に提供し,部門の活動を広く一般に公開するだけでなく,講演会等に参加出来なかった部門会員にメリットのある情報発信となる改革を行った.発行したニュースレターの内訳は以下の通りである.(敬称略)
・10月号「2013年度年次大会」 4件
- 田原功一郎(米子工業高等専門学校)
「流れのふしぎ科学教室」-楽しい流れの実験教室と教員・科学ボランティアのための研修会に参加して- - 佐々浩司(高知大学)
「竜巻の発生環境を再現する試み」 - 中島求(東京工業大学)
「水泳動作を行うロボットに作用する非定常流体力の計測とモデル化」 - 亀田孝嗣(近畿大学)
「EFDワークショップ 流体力とせん応力の計測」
・1月号「流体工学部門講演会」 7件
- 西谷正(海の道むなかた館館長(九州大学名誉教授))
「伊都キャンパスと伊都国」 - 谷田彬,高奈秀匡(東北大学)
「風力エネルギー高度利用のための同軸型電磁エネルギー変換装置の開発と性能評価」 - 石田貴大(東京理科大学)
「回転チャネル乱流中に発生する大規模間欠構造の強化と減衰」 - 沢田拓也,寺島修,酒井康彦,長田孝二,式田光宏,伊藤靖仁(名古屋大学)
「壁面噴流中のせん断応力変動計測の試み」-第91期日本機械学会流体工学部門講演会に参加して- - 内藤尭啓,渡邉智昭 酒井康彦 長田孝二 伊藤靖仁 寺島修 (名古屋大学)
「乱流・非乱流界面近傍の反応場に関する研究」 - 尾崎翼,大久保順平,小林寛尭,藤田広大(北海道大学)
「流れの夢コンテストという貴重な経験を通して」 - 藤田広大,小林寛尭(北海道大学)
「夢コン作品製作記」
・「今この論文/技術/研究開発が熱い!」
他方,研究や技術開発の最前線を紹介する場として,新たに『今この論文/技術/研究開発が熱い!』というトピックをホームページ上に立ち上げ,流体工学部門の学術表彰委員会の推薦と広報委員会内でのレビューを基に,基礎学術分野だけでなく産業分野も含めて流体工学分野におけるホットな話題を提供する場を新規に立ち上げた.発行した内訳は以下の通りである.
・11月掲載
- 姫野 武洋(東京大学)
「様々な加速度環境における自由表面流の数値解析」(CIP法,MARS法,Level Set法を協調した解法の改良)
・12月掲載
- 細川 茂雄,冨山 明男(神戸大学)
「フォトブリーチング分子タグ法による乱れエネルギ収支の評価」
・「社会貢献と学術普及活動」
- 一般社会への貢献と学術普及活動の一環として,『楽しい流れの実験教室』をホームページで公開している.今期(2013年4月~2014年2月)は,新規実験テーマを計21件掲載した.
- (1)講習会・講演会等の情報公開および講習会資料ダウンロード提供(2)機械学会関連のイベントへの「イベントカレンダー」の随時更新(3)委員会組織の紹介(4)流体工学関連新刊紹介(5)人事公募情報の紹介(6)部門英文ジャーナルの紹介(7)流れの夢コンテスト等の流体工学部門独自で行っている活動の紹介(8)分科会,研究会の紹介をホームページ上で発信し,学術および技術成果の公表と普及活動に貢献した.
- 2013年11月9日に九州大学(福岡市)にて流体工学部門講演会と併設する形で「第12回流れの夢コンテスト」を開催し,合計10チームの参加があった.審査の結果,最優秀賞:「プラネタ流体」(北海道大学),一樹賞:「風ットボール」(北海道大学),優秀賞:「サーモンリベンジ」(北見工業大学)となった.これら受賞作品以外にもすばらしい作品が数多くあり,コンテストは盛況であったと言える.
・「英文ページ強化」
さらに,今期は英文ホームページの強化も重点的に行った.流体工学部門のホームページにつながる扉を世界に広げて,世界的に訪問者を拡大し,その訪問者をつなぎ止めるための魅力的なコンテンツの充実化を実施することにより,戦略的に会員数の拡大と広報活動の活発化を図った.具体的には『楽しい流れの実験』の英文化を行い72テーマもの実験を公開した.また,これらの実験の動画はYoutubeを利用して全世界に配信しホームページへの門戸を広げた.また,ニュースレターをはじめとして,新規に企画した『今この論文/技術/研究開発が熱い!』や部門英文ジャーナルの紹介を英文ページでも行うことにより,魅力あるコンテンツの拡大を行った.その結果,2013年4月~2014年2月の期間で部門ホームページに訪問した総人数は81,905人であり,その内,国外からの訪問者数は前年比で1.3倍増加し,Youtubeからの訪問者数は前年比で2.6倍増加した.
【インフォメーションML】
JSME-infoを通じて,講演会,講習会,人事公募,HP更新などの情報を適宜配信した.
JSME-infoの配信数:79件 (H25.4.1以降,3月13日現在) で内訳は以下の通り.
シンポジウム・研究会・講演会 39件
講習会 15件
人事公募 15件
その他(賞,論文,ニュースレターなど) 10件
※内,29件は他部門より配信依頼