2022年度(第100期)各委員会からの報告:技術委員会 講習会WG
1.WG構成
主 査: 宮城徳誠(日本大学)
幹 事: 佐々木壮一(長崎大)
委 員: 井上洋平(電気通信大),安炳辰(荏原製作所),浅田健吾(東京理科大学) ,
阿部圭晃(東北大学),小林典彰(大阪大学),秋元雅翔(日本大学),
内山雄太(原子力研究所),堀口直樹(電力中央研究所),小針達也(日立製作所),
妹尾悟史(IHI),鈴木康方(日本大学),犬塚一徹(IHI),渡邉雄一郎(シーメンス)
[計算力学技術者認定試験対策講習会担当]
長谷川洋介(東京大学),大西 領(東京工業大学),森本賢一(東京大学)
2.委員会活動予定
第1回講習会WG会議 2022年5月 9日(月) 14:00~16:00 Web会議
第2回講習会WG会議 2023年3 月 8日(水) 13:30~15:00 Web会議
※2023年度はWeb開催の情報共有のため,上記の他にも適宜情報交換を実施の予定.
3.2022年度開催の講習会 ※本年度は全て講習会をWeb開催で予定
(1) 流体力学基礎講座 基礎学理から数値流体力学・流体計測の基礎と実例まで-,No. 22-97
(佐々木幹事・安委員・宮城)
開催日: 2022年9月15日(木),16日(金)
会 場: Zoomによるオンライン開催
内 容:
【第1日:9月15日(木)】
9:20~ 9:30 挨拶 佐々木 壮一(長崎大学)
9:30~10:50 「流体の性質一般,圧力,粘性力,無次元数,浮力,揚力,抗力」
伊藤 慎一郎(工学院大学)
11:00~12:20 「ベルヌーイの式,運動量の法則」 伊藤 慎一郎
12:20~12:30 質問コーナー
12:30~13:30 昼休み
13:30~15:00 「流体計測の基礎:熱線流速計,PIV,PSP,流体力計測」
飯田 明由(豊橋技術科学大学)
15:10~16:30 「非定常流れの統計処理」 飯田 明由
16:30~16:50 質問コーナー
【2日目:9月16日(金)】
9:30~10:50 「連続の式・流体の加速度・オイラーの運動方程式」
伊藤 慎一郎
11:00~12:20 「ナビエ・ストークス方程式・拡散方程式・レイノルズ数の導出」
伊藤 慎一郎
12:20~12:30 質問コーナー
12:30~13:30 昼休み
13:30~15:00 「流体力学シミュレーションのための基礎」
山本 誠(東京理科大学)
15:10~16:30 「数値解析の方法と実例紹介」 山本 誠
16:30~16:50 質問コーナー
定 員:90名
聴講料 :正員17,000円,会員外29,000円,学生員/大学院生の会員(正員)7,000円,一般学生12,000円.協賛団体会員の方も本会会員と同じ金額.参加登録はPeatixを利用.参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)を参加者負担.
【開催報告】
参加区分:
正員4名(12%),学生員:6名(18%),正員学生:2名(6%),特別員:4名(12%),協賛団体会員:3名(9%),会員外:13名(39%),一般学生:1名(3%),合計:33名
(2) CFDの基礎とノウハウ,No. 22-44 (浅田委員・阿部委員)
開催日: 2022年6月21日(火)
会 場: Zoomによるオンライン開催
内 容:
9:20~9:30 挨拶・諸説明 浅田健吾(東京理科大学)
9:30~11:00「流れの本質の理解と解析の基礎」 加藤千幸(東大)
11:10~12:40「物理モデルの基礎と選択法」 山本誠(東理大)
12:40~13:40 CFDベンダーによる展示(昼休み,予定)
13:40~15:10「離散化手法とスキームの基礎と選択 嶋英志(JAXA)
15:20~16:50「自由界面流れの数値計算」 高木周(東大)
16:50~17:20 CFDベンダーによるショート・プレゼンテーション 数社
定 員: 90名程度.
聴講料: 正員17,000円,会員外29,000円,学生員/大学院生の会員(正員)7,000円,一般学生12,000円.教材販売せず,電子ファイルのみ参加者に配信.
【開催報告】
参加者:正員20名,学生員18名,正員(学生員から正員への継続特典対象者)4名,特別員6名,協賛会員2名,協賛学生員1名,会員外21名,一般学生4名,計76名
(2) 実験流体力学 流体計測の基礎,No. 22-84 (小林委員・秋元委員)
開催日: 2022年8月29日(月)
会 場: Zoomによるオンライン開催
内 容:
9:30~11:00 「圧力測定の基礎」飯田 明由(豊橋技術科学大学)
11:10~12:40 「流速測定と波形解析の基礎」石川 仁(東京理科大学)
12:40~13:40 昼休み
13:40~14:20 流体計測機器メーカーによるショート・プレゼンテーション
流体計測機器メーカー数社
14:30~16:00 「可視化計測の基礎」金子 暁子(筑波大学)
16:10~17:40 「機械における流体計測の基礎」佐々木 壮一(長崎大学)
定 員: 90名程度.
聴講料: 正員17,000円,会員外29,000円,学生員/大学院生の会員(正員)7,000円,一般学生12,000円.協賛団体会員の方も本会会員と同じ金額.参加登録はPeatixを利用.参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)を参加者負担.
【開催報告】
参加者: 正員18名,学生員2名,正員(学生員から正員への継続特典対象者)0名,特別員5名,協賛会員4名,協賛学生員1名,会員外13名,一般学生1名,計44名
(4) (トピックス企画) 混相流入門-実例に学ぶ複雑流動現象の基礎と計測/数値計算技術,
No.22-107 (内山委員・堀口委員)
開催日: 2022年10月11日(火)
会 場: Zoomを利用したオンライン開催
協賛学会(予定) 化学工学会,可視化情報学会,自動車技術会,土木学会,日本応用数理学会,日本 ガスタービン学会,日本計算工学会,日本気象学会,日本原子力学会,日本航空宇宙学会,日本混相流学会,日本シミュレーション学会,日本森林学会,日本流体力学会
内 容: 入門者向けの基礎講座として,実験や可視化など実務的内容を解説する.またトピックスとなる講義を1テーマを定期的に変更し,講習内容の基礎と新規性を両立するようにする.
8:50– 9:00 挨拶,諸説明 内山雄太(電力中央研究所)
9:00–10:30 気液二相流の一次元数値解析と液膜ドライアウト予測
大川富雄(電気通信大学)
10:45–12:15 キャビテーション流れの数値解析とその課題
伊賀由佳(東北大学)
13:15–14:45 PIV・LIFによる流体の速度場計測と混相流への応用
金子暁子(筑波大学)
15:00–16:30 機械学習を活用した気液二相流現象評価技術
三輪修一郎(東京大学)
16:30–16:40 挨拶 内山雄太(電力中央研究所)
定 員: 60名程度(予定).
聴講料: 正員17,000円,会員外29,000円,学生員/大学院生の会員(正員)*7,000円,一般学生12,000円.
本講習会では大学院生の正員は,学生員の聴講料で参加できます.
協賛団体会員の方も本会会員と同様の料金とさせて頂きます.
参加登録: Peatix(ピーティックス)にて受付.
【開催報告】
参加者: 正員7名,学生員5名,特別員2名,会員外1名,一般学生2名,計17名
(5) (トピックス企画) 流体とインフォマティクス No. 22-140 (小針委員・妹尾委員)
開催日:2023年2月1日(水)9:30~17:00
会 場: Zoomによるオンライン開催
内 容:
9:30-9:40 挨拶・緒説明 株式会社IHI 妹尾悟史,株式会社日立製作所 小針達也 (10分)
9:40-11:10 東北大学 大林茂 教授 (90分) 「フルードインフォマティクス2.0」
11:20-12:20 東北大学 下山幸治 准教授 (60分)
「流体解析・設計のためのデータ駆動型アプローチ」
12:20-13:40 昼休み
13:40-14:40 東北大学 野々村拓 准教授 (60分)
「流体力学の低次元モデルとスパースセンシング」
14:50-15:50 東海大学 高橋俊 准教授 (60分)
「PIVとアンサンブルカルマンフィルタを用いたデータ同化の応用」
16:00-17:00 海洋研究開発機構 松岡大祐 主任研究員 (60分)
「地球科学における機械学習の活用」
定 員: 90名程度(予定).
【聴講料】正員17,000円, 会員外29,000円, 学生員/大学院生の会員(正員)*7,000円, 一般学生12,000円(いずれも税込み・教材を含む).協賛団体会員の方も本会会員と同様の料金とさせて頂きます.本講習会では大学院生の会員(正員)は,学生員の聴講料で参加できます
【開催報告】
参加者: 正員15名,学生員5名,特別員3名,協賛団体一般4名,一般学生2名,会員外1名,計30名
(トピックス企画) 空力騒音入門講座 騒音計測の基礎と実例
No.22-115(鈴木委員,佐々木委員)
開催日:2022年 12月 7日(水)
会 場: オンライン開催:zoomを利用
協賛学会(予定): 自動車技術会,ターボ機械協会、日本ガスタービン学会、日本流体力学会、日本冷凍空調学会、空気調和・衛生工学会,日本航空宇宙学会
内 容:
9:20~09:30 挨拶・諸説明 鈴木康方(日本大学)
9:30~10:50 「空力騒音の基礎」 濱川洋充(大分大学)
11:00~12:20 「空力騒音計測の基礎と鉄道における低騒音化の実例」
宇田東樹(鉄道総研)
13:20~14:40 「自動車開発における風洞試験・車内音計測・CFDの基礎と実例」
宮澤真史(本田技術研究所)
14:50~16:10 「速度三角形の基礎とファン騒音の予測に関する実例」
佐々木壮一(長崎大学)
16:20~17:00 「パネルディスカッション」
鈴木康方(日本大学)
定 員: 90名程度
聴講料: 正員 17,000円, 会員外 29,000円, 学生員/大学院生の会員(正員)*7,000円, 一般学生12,000円(いずれも税込み・教材を含む).協賛団体会員の方も本会会員と同様の料金とさせて頂きます.
本講習会では大学院生の会員(正員)は,学生員の聴講料で参加できます.
参加登録: Peatix(ピーティックス)にて受付.
【開催報告】
参加者: 正員14名,学生員2名,特別員3名,協賛団体一般4名,協賛団体学生1名,会員外7名,一般学生5名,特別員 1名,計37名
(7)(部門横断型合同企画) (犬塚委員,渡邊委員)
a. 熱工学・流体工学・計算力学3部門合同企画) 機械学習×熱・流体工学の最先端,
No. 22-15 (2022年度は開催済)
開催日: 2022年3月14日(月)
会 場: Webexによるオンライン開催
内 容:
11:00~12:30/機械学習の基礎 長尾大道(東京大学)
13:40~14:40/気液二相流×機械学習 三輪修一郎(東京大学)
14:50~15:50/微気象×機械学習 大西 領(東京工業大学)
16:00~17:00/燃焼×機械学習 源 勇気(東京工業大学)
定 員: 120名
聴講料: 会員及び協賛学会会員15,000円,会員外25,000円,学生員5,000円,一般学生8,000円教材販売せず,電子ファイルのみ参加者に配信.
https://www.jsme.or.jp/event/21-16/
b.エンジンシステム部門・流体工学部門合同企画
「往内燃機関の研究開発に関わる計測と数値解析技術に関する講習会」No.22-132
開催日:2023年1月10日(火)
会 場:オンライン開催(Webex Meetingsを利用)
【題目・講師】
13.00‐13.05/開会挨拶(エンジンシステム部門講習会企画委員会委員長 堀部 直人)
13.05‐14.05/水素直噴エンジンの点火プラグ近傍当量比計測
講師 岡山大学 学術研究院自然科学学域 教授 河原 伸幸
14.05‐15.05/MEMSセンサを用いたエンジン壁面熱伝達の計測と解析
講師 滋賀県立大学 工学部機械システム工学科 講師 出島 一仁
(15.05 - 15.20 休憩)
15.20‐16.20/蛍光・燐光を用いた流体・表面の温度分布の可視化
講師 産業技術総合研究所 省エネルギー研究部門
副研究部門長 染矢 聡
16.20‐17.20/ニューラルネットワークをメタモデルとしたターボチャージャの多目的最適化設計
講師 長崎大学 大学院工学研究科 教授 坂口 大作
17.20‐17.25/閉会挨拶(流体工学部門講習会WG主査 宮城 徳誠)
【定員】80名 申し込み先着順により,定員になり次第締切ります.
【申込締切日】2022年12月19日(月)17時
【聴講料(いずれも税込)】正員16,000円,会員外27,000円,学生員/大学院生の会員(正員)6,000円,一般学生9,000円.協賛団体会員の方も本会会員と同じ金額です.
(8) 計算力学技術者(CAE技術者)資格認定試験対策講習会 (長谷川委員,森本委員,大谷委員)
計算力学技術者資格認定試験(熱流体2級)向け講習会
日 程:
休日コース 2022年10月1日(土),2日(日), 行事No.22-88
平日コース 2022年10月31日(月),11月1日(火) 行事No.22-89
資格認定試験 熱流体力学分野1級:12月2日, 2級:12月8日
オンラインの利点を活かし,関東地区・関西地区に分けずに期日を2回分設ける.第1期日は平日,第2期日は休日(土日)に開催し,参加者の利便性を図る.
会 場:オンライン開催(Zoomを使用)
講 師:
(休日コース)
第1日:10月1日(土)
10:00~10:05 開会挨拶 芝原 正彦(大阪大学 教授)
10:05~11:25 計算力学のための数学の基礎 大森 健史(大阪公立大学 准教授)
11:35~12:55 流体力学の基礎 高田 滋(京都大学 教授)
14:00~15:25 熱力学の基礎 芝原 正彦(大阪大学 教授)
15:35~16:50 伝熱学の基礎 齊藤 泰司(京都大学 教授)
第2日:10月2日(日)
10:00~12:05 乱流モデル,境界条件 桑田 祐丞(大阪公立大学 准教授)
13:15~15:20 数値計算法,格子生成法 山川 勝史(京都工芸繊維大学 教授)
15:30~17:00 ポスト処理,結果の検証 小田 豊(関西大学 准教授)
17:00~17:10 閉会挨拶 芝原 正彦(大阪大学 教授)
(平日コース)
第1日:10月31日(月)
10:00~10:05 開会挨拶 伏信 一慶(東京工業大学 教授)
10:05~11:25 計算力学のための数学の基礎 坪倉 誠(神戸大学 教授)
11:35~12:55 流体力学の基礎 中 吉嗣(明治大学 准教授)
14:00~15:20 熱力学の基礎 伏信 一慶(東京工業大学 教授)
15:30~16:50 伝熱学の基礎 小宮 敦樹(東北大学 教授)
第2日:11月1日(火)
10:00~12:05 乱流モデル,境界条件 小林 宏充(慶應義塾大学 教授)
13:15~15:20 数値計算法,格子生成法 守 裕也(電気通信大学 准教授)
15:30~17:00 ポスト処理,結果の検証 亀谷 幸憲(明治大学 講師)
17:00~17:10 閉会挨拶 伏信 一慶(東京工業大学 教授)
定 員: (休日コース).行事No.22-88:定員90名
(平日コース).行事No.22- 89:定員90名
聴講料:
平日開催と休日開催の2つのコースが開催されますが,いずれもほぼ同一の内容です.聴講料は一つのコース分の金額です.
正員21,000円 会員外25,000円 学生員6,000円 一般学生7,500円
いずれも教材1冊分代金を含みます.
参加登録: Peatix(ピーティックス)にて受付
講習会協賛学会
- 協賛団体会員の方も本会会員(正員・学生員)と同様の料金で取り扱う.
- 会告登録時に,学会事務局から各団体に協賛依頼.
- 協賛学協会会員は「協賛団体一般」「協賛団体学生員」を選択し、会員番号欄に所属団体の会員番号を、通信欄には協賛団体名を記入.会員外は、通信欄
に専門分野を記入ください.
「流体力学基礎講座」 (2022年度)
自動車技術会,土木学会,日本応用数理学会,日本原子力学会,化学工学会,日本森林学会,日本レオロジー学会,可視化情報学会,日本計算工学会,日本流体力学会,日本混相流学会
「CFDの基礎とノウハウ」 (2022年度)
可視化情報学会,日本ガスタービン学会,日本計算工学会,日本気象学会,日本航空宇宙学会,日本混相流学会,日本シミュレーション学会,日本伝熱学会,日本流体力学会
「実験流体力学 流体計測の基礎」 (2022年度)
日本流体力学会,可視化情報学会,自動車技術会,日本建築学会,空気調和・衛生工学会,日本航空宇宙学会,ターボ機械協会
トピックス企画 「混相流入門:実験・数値計算の基礎から実例まで」 (2022年度)
化学工学会,可視化情報学会,自動車技術会,土木学会,日本応用数理学会,日本ガスタービン学会,日本計算工学会,日本気象学会,日本原子力学会,日本航空宇宙学会,日本混相流学会,日本シミュレーション学会,日本森林学会,日本流体力学会
トピックス企画 「流体とインフォマティクス」 (2022年度)
自動車技術会,日本航空宇宙学会,日本流体力学会,日本混相流学会,可視化情報学会,日本伝熱学会,日本ガスタービン学会,日本森林学会,日本気象学会,日本計算工学会,日本シミュレーション学会
トピックス企画 「空力騒音入門講座」(2022年度予定)
自動車技術会,ターボ機械協会、日本ガスタービン学会、日本流体力学会、日本冷凍空調学会、空気調和・衛生工学会,日本航空宇宙学会
部門連携講習会 「機械学習×熱・流体工学の最先端」 (2022年度)
エネルギー・資源学会,エレクトロニクス実装学会,化学工学会,可視化情報学会,空気調和・衛生工学会,自動車技術会,日本エネルギー学会,日本ガスタービン学会,日本結晶成長学会,日本原子力学会,日本航空宇宙学会,日本混相流学会,日本伝熱学会,日本熱物性学会,日本燃焼学会,日本流体工学会,日本冷凍空調学会,プラスチック成形加工学会,IEEE EPS Japan
【講習会の開催方法について】※随時検討中
2022年度 オンラインを中心に企画中
- 参加登録システムにPeatixを利用.
- 講習会の協賛団体について,講習会参加者にアンケートを行い,他団体との連携について検討していくことが報告された.また,協賛団体の見直しについては,今後も検討することが確認された.基礎となる3つの講習会の協賛団体は同じであるべきではないかということ、および,トピックス企画や部門横断型合同企画の講習会の協賛団体を,流体工学の基礎となる3つの講習会の協賛団体とするべきではといった議論があった.
- 現在,機械学会保有のZOOMのライセンスは最大300名であり,現在の講習会参加者上限の90名を超えても大丈夫であることが確認された.
- 来年度の講習会の開催方法(特にハイブリッド方式や対面方式)について,引き続き検討することが報告された.
- ハイブリッド開催の場合の会場候補として,機械学会本館(KDX飯田橋スクエア)の使用を検討.
2021年度も引き続き,全てオンラインで講習会を行った.
- 1年以上のオンライン環境への適応も含め,全ての講習会でオンラインの準備を進めることができた.
- オンライン主体の場合では,講習会に参加する際に出張の必要がないなど,多くの利点があり,今後もオンライン主体で企画されるものと考えられる.
- 講習会のオンライン化に合わせて,講習会資料もデジタル化が進められた.こちらも「カラーで読みやすくボリュームも多い.」など,多くの利点をうけて好評であった.利用に当たっては,追記やメモ書きなど,編集可とする仕様の要望が多く,今後どのようにデジタルコンテンツ管理を行うか議論が必要である.
- トピック企画などで数年企画を重ねた講習会もあり,参加者が伸び悩むケースもある.他学会の企画との差別化や参加者のレベル分けなど,講習会企画の再検討について議論した.
(以下2020年度からの引き継ぎ事項)
- 昨年度はZoomウェビナーもしくはWebexで開催された.
⇒ 機械学会所有アカウントを用いる場合は,ZoomもしくはWebex meetingsを使用.当初はWebexを好む企業が多かったが最終的にはZoom利用が可能な企業も多くなったため,どちらのツールを用いるかは担当委員・担当講師に一任. - オンライン配信,動画配信,ストリーミングなど,セキュリティ面を十分に考慮して検討.
⇒ Web開催ならではのメリットを最大限に発揮できるように検討し,講習会終了後一定期間の動画配信を予定.また動画のみによる講習会の検討も進める. - 受講者の集中力の持続を考慮して,1日での開催にこだわらずに複数日に分割など,柔軟に日程を検討.
- 紙媒体講習会教材の製作はなく販売もしない.参加者に電子版教材を配信するのみ.
- 昨年度は,状況を踏まえて赤字にならない範囲で従来よりも参加費を減額.悪環境のための返金保証や支出一部(会議室使用料,紙媒体教材製作費)不要,かつオンラインによる参加者利便性の低下をふまえ,例年実績からの収支予想を鑑みて,一律3000円引きの参加費の設定とした.
⇒ アンケート結果などから,従来の参加費で妥当と考え,2021年度は一昨年度の参加費に戻す.
【JSME教育マップ:2022年度】(2022/8/16提出)
技術者継続教育検討WGおよび人材育成・活躍支援委員会において、機械系技術者像を想定して、本会の講習会をレベル・コース分けし、教育体系を策定する取り組みを進めている。
講習会の企画の際にレベル・コース分けしたタグを選択し、それを反映した基礎編・応用編の講習会リストを昨年度公開。(「講習会パッケージ化:2021年度」を参考)
<基礎> https://www.jsme.or.jp/event_project/basic/
<応用編> https://www.jsme.or.jp/event_project/advanced/
次のステップとして、求められる機械系技術者像を想定した教育マップの作成を行う。
⇒
昨年度,機械学会として各講習会のパッケージ化の議論を行ったが,その延長として学習マップを作成.
学会外向け(主に企業)に,各講習会(生産,設計,シミュレーション,計測,その他)を,段階的(入門編,基礎編,応用編)に学修しながら,目指す人物像が受講するべき講習会を掲示する取組.
現状の講習会(基礎編,応用編)から他部門講習会も含めて,入門編(学部卒業程度)・基礎編(1-2年程度の実務経験者)・応用編(実務経験数年の技術者)と振り分けた.
① 熱流体系CAE技術者
熱流体系CAE技術者の資格取得を念頭に,流体系の講習会全般と,1DCAEや伝熱・熱物性など,熱流体シミュレーションにかかる講習会を配置.
② 流体機械系技術者
ポンプやタービンなどの流体機械の設計開発技術者の育成を念頭に,流体系の講習会全般と4力学系関連講習会,安全・診断および環境対応を含めた講習会を配置.
【講習会パッケージ化:2021年度】
[1]基礎講座 (対象:学生・大学院生,研究開発の当該分野における初任者)
(1)4力学コース
「流体力学基礎講座 -基礎学理から数値流体力学・流体計測の基礎と実例まで-」
(2)設計技術コース
「CFDの基礎とノウハウ」,「実験流体力学 流体計測の基礎」
「混相流入門:実験・数値計算の基礎から実例まで」
[2]応用講座(対象:研究開発に関わる大学院生および実務者)
(1)計算力学コース
「流体とインフォマティクス」
「計算力学技術者2級(熱流体力学分野の解析技術者)認定試験対策講習会」
(2)計測技術コース
「実用流体騒音講習会」
※ 「分野連携型合同企画」講習会については,各講習会の企画によって分類する.
JSME-FED講習会予定(2022年度 および2023年度)
2022年度
|
No. |
講習会名 |
開催日 |
会場 |
担当委員 |
1 |
22-97 |
流体力学基礎講座 |
2022.9.15, 16 |
Zoomによるオンライン開催 |
宮城委員 |
2 |
22-44 |
CFDの基礎とノウハウ |
2022.6.21 |
Zoomによるオンライン開催 |
浅田委員 |
3 |
22-84 |
実験流体力学 流体計測の基礎 |
2022.8.29 |
Zoomによるオンライン開催 |
小林委員 |
4 |
22-107 |
(トピックス企画) |
2022.10.11 |
Zoomによるオンライン開催 |
内山委員 |
5 |
22-115 |
(トピックス企画) |
2022.12.7 |
Zoomによるオンライン開催 |
鈴木委員 |
6 |
22-140 |
(トピックス企画) |
2023.2.1 |
Zoomによるオンライン開催 |
小針委員 |
7a |
22-15 |
(部門連携型合同企画) |
2022.3.14 |
WebExによるオンライン開催 |
渡邉委員 |
7b |
22-132 |
(部門連携型合同企画) |
2023.1.10 |
Webexによるオンライン開催 |
渡邉委員 |
8a |
22-88 |
計算力学技術者(CAE技術者)資格認定試験対策講習会(休日コース) |
2022.10.1-2 |
Zoomによるオンライン開催 |
長谷川委員 |
8b |
22-89 |
計算力学技術者(CAE技術者)資格認定試験対策講習会(平日コース) |
2022.10.31- 11.1 |
Zoomによるオンライン開催 |
長谷川委員 |
2023年度(予定)下線は新任委員
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No. |
講習会名 |
開催日 |
会場 |
担当委員 |
1 |
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流体力学基礎講座 |
2023.6 |
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佐々木委員 |
2 |
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CFDの基礎とノウハウ |
2023.6.27 |
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浅田委員 |
3 |
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実験流体力学 流体計測の基礎 |
2023.8-9 |
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小林委員 |
4 |
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(トピックス企画) |
2023.10 |
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堀口委員 |
5 |
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(トピックス企画) |
2023.12 |
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鈴木委員 |
6 |
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(トピックス企画) |
2024.1-2 |
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小針委員 |
7a |
23-20 |
(部門連携型合同企画) |
2023.3.24 |
Zoomによるオンライン開催 |
宮城委員 |
7b |
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(部門連携型合同企画) |
2024.1 |
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宮城委員 |
8a |
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計算力学技術者(CAE技術者)資格認定試験対策講習会(平日コース) |
2023.10-11 |
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長谷川委員 |
8b |
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計算力学技術者(CAE技術者)資格認定試験対策講習会(休日コース) |
2023.10-11 |
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長谷川委員 |