第81期(2003年度)流体工学部門 一般表彰(貢献表彰)
● 伊藤基之 教授 (名古屋工業大学)
● 今尾茂樹 教授 (岐阜大学)
● 菊山功嗣 教授 (名古屋大学)
● 酒井康彦 教授 (名古屋大学)
● 新美智秀 教授 (名古屋大学)
● 高橋 勉 助教授 (長岡技術科学大学)
伊藤基之 教授 (名古屋工業大学)
<授与式の写真>
受賞理由:
第2回流れの夢コンテストの開催にあたり,委員長として実行委員会の組織運営,ホームページの設置,特別講演会の開催,参加者募集に精力的に取り組み,第5回日韓流体工学会議でのコンテスト開催に多大なる貢献をした.
受賞のコメント:「貢献表彰を受賞して」
この度,第2回流れの夢コンテスト実行委員を代表して貢献表彰を受けたことを,実行委員の皆様とともに喜びたいと思います.
思い起こせば,当時の広報委員長から直接お電話をいただき,流れの夢コンテストの実行委員長への就任依頼を受けたのが平成13年5月で,夢コン開催の1年半前のことでした.「若者の夢を育むイベントの実行委員長としては,少し年をとり過ぎているのではないか?」という大きな不安を抱きながら,幹事に今尾先生(岐阜大学),実行委員に横田先生(名工大)をお願いするということで,委員長をお引受けした次第です.最終的には,6名の学生委員を含め,総勢13名の実行委員でコンテストの企画,実施にあたりましたが,実行委員以外にも多くの方々のご協力を得て,お陰さまで成功裡に「第2回夢コン」を終了することができました.特に今回は,日韓流体工学会議に併せての開催となった関係上,韓国からもコンテストにご応募いただき,当イベントが国際親善にも一役買うことができたのではないかと思っています.
最後に,「流れの夢コンテスト」が今後ますます発展してゆくことを切に望むものです
今尾茂樹 教授 (岐阜大学)
<授与式の写真>
受賞理由:
第2回流れの夢コンテストの開催にあたり,幹事として実行委員会の組織運営,ホームページの設置,特別講演会の開催,参加者募集に精力的に取り組み,第5回日韓流体工学会議でのコンテスト開催に多大なる貢献をした.
受賞のコメント:
日頃お世話になっている日本機械学会に,ささやかながら貢献できたことをうれしく思います.
第2回流れの夢コンテストの幹事役を引き受けたのは,第1回のコンテストが開催されるよりも前でした.実施まで十分時間があったとはいえ,第2回はアイデアだけでなく実際に作品を製作してコンテストを行うという大前提があり,応募件数とともにそれぞれの作品が完成するか当日まで心配でした.何とか成功裡に終えられたのは,なんといっても参加していただいた皆さんのおかげであり,また伊藤実行委員長を始めスタッフに恵まれたおかげです.コンテストを実施して,あらためて「ものづくり」の楽しさと流体工学のおもしろさを体験できたことが大きな収穫でした.また,発表者全員がプレゼンテーションソフトを使いこなして,学会発表を凌ぐほどに堂々と発表したことは,驚きとともに将来が楽しみになりました.第3回も盛況のうちに開催され,第4回も既に準備に入ったとのことですから,是非参加して体験されることをお勧めします.
菊山功嗣 教授 (名古屋大学) |
酒井康彦 教授 (名古屋大学) <授与式の写真> |
新美智秀 教授 名古屋大学) <授与式の写真> |
受賞理由:
第5回日韓流体工学会議開催にあたり,実行委員会幹事として組織運営に精力的に取り組み,同会議の成功に多大なる貢献をした.
受賞のコメント:「第5回日韓流体工学会議(報告・感想・謝辞)」
第5回日韓流体工学会議が平成14年11月17日(日)から20日(水)にかけて,名古屋国際会議場にて開催されました.会議ではレセプション,オーガナイズドセッション(セッション数17)での学術講演,特別講演,懇親会が行われ,最終的な講演発表件数は310件(日本側:217件,韓国側:97件),講演会参加人数は414名(日本側:263名,韓国側及びその他:151名),懇親会参加人数は180名(内2名招待者)でした.なお,会議初日に,同会場にて「ながれの夢コンテスト」が行われ,レセプションにて表彰式が行われました.会議は結果的には,参加人数,発表件数ともに過去最高となり,たいへん盛会でありましたが,これもひとえに日韓両国の組織委員会,実行委員会のメンバーや各OSのオーガナイザーの皆様をはじめ,流体工学部門からのご支援,会議全体を盛りたてていただいた参加者全員の熱意に支えられてはじめてなし得た事業であります.計画当初や実行段階で,日本と韓国の社会的文化的意識の違いに戸惑いもいたしましたが,皆様のご協力の上に,なんとか無事会議を成功裡に終了できました.ここに,本会議に関わりご尽力頂きましたすべての方々に厚く御礼申し上げます.
次回の会議は韓国での開催となりますが,熱工学部門との合同会議が検討されております.このような新しい試みが流体工学における新分野の創造と技術革新に少なからず貢献するものと期待されます.今後のますますの発展を祈念して筆をおきます.
菊山功嗣(第5回日韓流体工学会議組織委員会委員長)
酒井康彦(総事務)
新美智秀(総事務)
文責:酒井康彦
高橋 勉 助教授 (長岡技術科学大学)
<授与式の写真>
受賞理由:
同氏はこれまでも部門のホームページの維持・管理を続けてきたが,第80期(2002年度)は多くの時間と労力を費やして,ホームページの全面改定を行った.
受賞のコメント:
一般表彰「貢献表彰」を授かることとなり,恐縮いたしております.受賞の理由は部門のホームページとメーリングリストの立ち上げ,管理・維持に関する貢献とお聞きしております.これらの作業はひとりの力でできるものではなく,多くの方とともに作業を続けてきたものです.特に昨年度の流体工学部門長である大阪大学・辻先生には多大なご意見,ご助力を戴きました.辻先生や歴代の広報委員の皆さまに心より感謝申し上げます.
私は1992年に1度目,1997年に2度目の広報委員に任命され,1999年からは野々下先生(当時上智大)の後任としてホームページ・ワーキンググループの主査となりました.当時はセキュリティの関係から学会のサーバーにアクセスできる人は登録された人物のみに限られており,一度登録した管理者は頻繁に交代しないよう要請されておりました.そのため長くホームページおよびメーリングリストの担当を続けることとなりました.現在はセキュリティを維持した通信方法が確立されつつあり,管理者も定期的に交代できるようになっております.
部門のホームページにはまだ維持管理や情報の内容など不備な点も多数あると思います.現在はプロのデザイナーの協力を得て美しく,見やすいページとなってきたと思いますが,掲載内容に関しては広報委員の努力だけでは行き届かないことが多々あります.他の委員会からの情報提供やホームページを閲覧してくださっておられる会員の皆さまからのフィードバックがよりよいホームページ作成に重要だと思います.私自身も今後は一会員としてホームページの内容向上に協力させて頂きたいと思っております.