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第94期 (2016年度)流体工学部門 一般表彰(貢献表彰)

目次にもどる部門賞一般表彰(フロンティア表彰)

一般表彰(貢献表彰)


阿部 行伸

受賞理由:

 年次大会及び部門講演会にて,6年10回にわたりEFDワークショップを企画・運営し,実験流体力学の発展や継承に取り組んできた.また,学生や若手研究者に向けてのEFDの啓蒙活動にも尽力してきた.

受賞のコメント:

一般表彰(貢献表彰)


亀田 孝嗣(近畿大学)

受賞理由:

 年次大会及び部門講演会にて,6年10回にわたりEFDワークショップを企画・運営し,実験流体力学の発展や継承に取り組んできた.また,学生や若手研究者に向けてのEFDの啓蒙活動にも尽力してきた.

受賞のコメント:

 この度は,EFDワークショップの企画・運営に対して貢献表彰を授与して頂き,身に余る光栄です.日立製作所・阿部さん,東理大・石川先生,豊橋技科大・関下先生,北科大・平元先生らとともに5名で,年次大会および流工部門講演会にて6年間で計10回にわたり取り組んでまいりました.思い起こせば,EFDワークショップは私がまだ学生だった1992年からスタートし,初代EFDワークショップを企画・運営された恩師に連れられ私自身聴講者として参加し,研究における計測手法の改善に役立てた記憶が思い出されます.聴講する立場であった自分が20数年後に企画・運営する立場となることを想像もしていませんでした.力量不足からくる一抹の不安を感じつつ,石川先生をはじめとする他のメンバーの多大なご尽力,および講師をお引き受けして頂いた皆様のおかげで遂行できたと思っています.改めてお礼申し上げます.

 今後も,実験流体力学に対して微力ながらも貢献できるよう努めてまいります.よろしくお願い致します.

一般表彰(貢献表彰)


関下 信正(豊橋技術科学大学)

受賞理由:

 年次大会及び部門講演会にて,6年10回にわたりEFDワークショップを企画・運営し,実験流体力学の発展や継承に取り組んできた.また,学生や若手研究者に向けてのEFDの啓蒙活動にも尽力してきた.

受賞のコメント:

 この度、流体工学部門一般表彰(貢献表彰)を拝受することになり、ご推薦して頂いた方々およびご関係の方々にお礼申し上げます。

 EFDワークショップは1992年から始まり、我々で4期目となりましたが、これまでのEFDワークショップのコーディネータの先生方が脈々と引き継がれてきた実験流体力学の楽しさ、難しさ、奥深さを一人でも多くの研究者に伝えるとともに、実験流体力学の技術、ノウハウ、さらには、流体実験に対する姿勢ならびに考え方を伝授するお手伝いができればと思い、他の4人の先生方とともにコーディネータ役を5年間務めさせて頂きました。初期から受け継がれてきた「ワークショップ参加者との意見交換および討論」を大切にしながら企画、実施させて頂きました。特に、私は、熱線流速計とその応用、圧力変動計測などについて担当し、乱流計測の基礎である熱線流速計の原理、その電気回路、熱線プローブ、その応用として濃度計測、さらに、乱流中での圧力変動計測に関する専門的な情報提供のお手伝いをさせて頂きました。これらの点計測に対して、昨今ではCFDによって速度、圧力などに関する空間情報や異種量同時情報が比較的容易に得られますが、伝統的な計測技術の継承、計測・可視化技術の開発、新しい計測・可視化技術を積極的に取り入れることによる実験流体力学の発展も大切であると考えます。

 最後になりましたが、話題提供をして頂いた先生方、EFDワークショップに参加して活発な意見交換をして頂いた皆様方に感謝し、この場をお借りしてお礼を申し上げさせて頂くととともに、流体力学の研究、および、次期のEFDワークショップを含めた日本機械学会流体工学部門の活動が益々発展することを祈っております。

一般表彰(貢献表彰)


平元 理峰(北海道科学大学)

受賞理由:

 年次大会及び部門講演会にて,6年10回にわたりEFDワークショップを企画・運営し,実験流体力学の発展や継承に取り組んできた.また,学生や若手研究者に向けてのEFDの啓蒙活動にも尽力してきた.

受賞のコメント:

 EFDワークショップのコーディネーターの一人として貢献表彰をいただくことになり,身に余る光栄に存じます.この表彰は,他のコーディネーターの方々はもとより,貴重な講演をしてくださった講師の皆さま,EFDワークショップに参加下さった皆さまのお陰であります.この場をお借りして皆さまに厚くお礼申し上げます.

  私がEFDワークショップに初めて参加したのは大学院生だった1995年頃でした.EFDワークショップのコーディネーターが代替わりして,私達が四代目のコーディネーターを拝命したときは,EFDワークショップをどのように引き継ぎ,また,発展させるべきか悩みましたが,風洞をつくる話から始まり,実験・計測方法について基本的な話から先端的な話へと展開してきました.私自身,たいへん勉強になりました.

 五代目のコーディネーターによるEFDワークショップも始まりましたが,意見・情報の交換が益々活発になるよう,実験流体力学(EFD)に関わる一人として貢献できればと存じます.

一般表彰(貢献表彰)


石川 仁(東京理科大学)

受賞理由:

 年次大会及び部門講演会にて,6年10回にわたりEFDワークショップを企画・運営し,実験流体力学の発展や継承に取り組んできた.また,学生や若手研究者に向けてのEFDの啓蒙活動にも尽力してきた.

受賞のコメント:

 過去6年にわたり10回開催させて頂きましたEFDワークショップのコーディネータの一人として,栄誉ある貢献表彰を授かることになりました.ひとえにお忙しい中ご講演をお引き受け頂いた講師の皆様,またワークショップにご参加くださいました皆様のお陰と存じます.この場を借りて改めてお礼申し上げます.

 風洞・水路の設計から,可視化,計測・解析法,誤差評価まで,流体の研究に必要なトピックについて,会場では毎回活発な議論をして頂き,私自身もとても勉強になりました.皆様の中でご自身が実験流体力学に取り組まれている,またCFDにおいても実験結果に興味を持たれている方の,少しでもご参考になったのであればこの上ない幸せです.

 このEFDワークショップ,私たち世話人の代が4代目であり,既に5代目に引き継がれてさらに精力的に活動が行われております.引き続き多くの皆様にEFDワークショップにご参加頂き,実験流体力学がさらに発展していきますよう,何卒よろしくお願い致します

一般表彰(貢献表彰)


森 英男(九州大学)

受賞理由:

 流体工学部門技術委員会幹事や講演会WG幹事など数多くの要職を積極的に務め,部門の運営に多大な貢献をした.

受賞のコメント:

 この度,流体工学部門・一般表彰(貢献表彰)を賜りますこと,大変身に余る光栄でございます.ご推薦を頂きました方々ならびに関係諸氏に厚く御礼申し上げます.

 私にとって,第86期(2008年度)の技術委員会幹事を務めさせて頂きましたことが,流体工学部門の運営に初めて携わった経験となりました.当時は部門の運営はもちろん,部門の置かれている状況について,右も左も分からない状況でしたが,技術委員長の古川雅人先生(九州大学),先輩幹事の能見基彦様(荏原総合研究所),ならびに流体工学部門長・後藤彰様(荏原総合研究所),副部門長・小森悟先生(京都大学)をはじめとする運営委員会の方々や学会事務局の熊谷理香様,その他関係各位よりご指導を賜りつつ,曲がりなりにも何とか任務を全うすることができ,また本業務を通じて流体工学部門の置かれている状況を学び知ることができました.その後,第91期(2013年度)には講演会WGの幹事の役回りを拝承し,この際にも,主査の武居昌宏先生(千葉大学)をはじめ,WG委員の先生方や学会事務局の滝本真也様,その他大勢の方々に大変お世話になりました.

 委員業務を通じて部門の運営に携わることで,数多くの著名な先生方や企業研究者の方々と交流を深めることができ,大変貴重な経験となりました.お世話になりました方々に厚く御礼申し上げますとともに,今後も引き続き,流体工学部門および流体工学の研究分野の発展に,微力ながら貢献して参りたいと考えております.今後とも皆様のご指導ご鞭撻の程,よろしくお願い申し上げます.

一般表彰(貢献表彰)


塚原 隆裕(東京理科大学)

受賞理由:

 流体工学部門広報委員会幹事および同委員長など数多くの要職を積極的に務め,部門の運営に多大な貢献をした.

受賞のコメント:

 この度は流体工学部門・一般表彰(貢献表彰)を頂き,心より光栄に存じます.

 流体工学部門広報委員会での役目を,第88期(2010年度)より長く務めさせて頂きましたが,それは多くの方々に支えられて遂行できたことばかりであり,この受賞にはまさに身の縮む思いです.広報委員会では,第88期に「乱流遷移に携わる若手研究」を特集テーマとしたニュースレター「流れ(2010年4月号)」の編集,第89期に「流れの夢コンテスト」をテーマとした同ニュースレター(2011年4月号)の編集担当をさせて頂き,第93期では広報委員会委員長を仰せつかりました.その間,幹事(ネット担当)も務めさせて頂きました.部門独自のメーリングリスト“fed-info”から機械学会メーリングリスト“JSME-info”への移行期間にも重なり戸惑いもありましたが,当時の委員長・幹事・学会会員の皆様の御協力と御理解もあり,移行を無事完了させることができました.広報委員会委員長の任期中は,他委員のご尽力により例年通りの情報発信を無事に行うことができましたが,特に大きな変革はありませんでした.特に,これからの時代に沿った広報媒体(例えばSNS活用など)での情報発信ツールを確立できなかったことが心残りではあります.今後も,学生や若手研究者の会員増強を意識した活動を心掛けて,機械学会が益々盛り上がるように引き続き貢献できれば幸甚です.

  最後に,ご推薦頂いた方々ならびに関係各位に深く御礼を申し上げますと共に,流体工学部門の益々の御発展をお祈り申し上げます.

一般表彰(貢献表彰)


磯 良行(株式会社IHI)

受賞理由:

 流体工学部門技術委員会幹事,講演会WG幹事,および部門運営委員など数多くの要職を積極的に務め,部門の運営に多大な貢献をした.

受賞のコメント:

 この度は,流体工学部門・一般表彰(貢献表彰)という栄えある賞を頂くことになり,大変光栄に存じます.これまで部門活動においてご指導,ご協力くださいました皆様,ご推薦頂いた方々に厚く御礼申し上げます.

 私の部門活動が始まったのは2005年度(第83期)の広報委員会委員が最初で,右も左もわからない状態でしたが,委員と事務局の皆様に助けて頂きながらニュースレター「流れ」の企画・編集に取り組んだことを今でも覚えております.その後,運営委員,総務委員会委員,技術委員会幹事,講演会WG幹事,講習会WG幹事を務めさせて頂きました.部門活動に直接携わるという貴重な経験をさせて頂き,少しずつですが部門活動の流れを理解できるようになってきました.これまで多くの皆様からご指導とご協力を頂きましたことで,部門活動の一端をなんとか担うことができました.心より感謝致しております.この場をお借りして厚く御礼申し上げます.

 最後になりますが,流体工学部門のますますのご発展を心よりお祈り申し上げると共に,今後も微力ながら部門活動に貢献できれば幸いです.どうぞよろしくお願い申し上げます.

更新日:2017.5.25