第18回流れの夢コンテスト 報告
実行委員長 塩見洋一(龍谷大学)
2020年11月12日(木)に第18回流れの夢コンテストが今年度はコロナ禍によりオンラインにて開催されました.今回のテーマは「流れと遊ぼう」となっており,全国から6チームが,流れそのものや流れの特性をを使って,楽しく遊べるものや他の人が興味を持つものをつくって,競い合いました.
第18回の参加チームと作品タイトルは次の通りです(応募順).
No. |
代表者 |
所属 |
グループ名称 |
作品タイトル |
01 |
福原 敦樹 |
明星大学 |
明星浮遊人 |
宙を舞え、明星天女 |
02 |
磯田 佳孝 |
京都工芸繊維大学大学院機械設計学専攻 |
MeasLab(ミズラボ) |
SimMAV(シムエムエーブイ) |
03 |
火狹 栞里 |
近畿大学工業高等専門学校 |
Team KINDAI KOSEN フロービズ |
マスクモーク |
04 |
近藤 謙安 |
日本大学大学院 |
クロネコトマト |
Harajuku Clock |
05 |
小池 駿太 |
大阪市立大学大学院 |
The Lost Palms |
液中コイン入れゲーム |
06 |
大橋 弘明 |
摂南大学流体工学研究室 |
ちーむ さやけき |
「おもちゃはかせ」からのプレゼント |
コンテストは,参加チームによるプレゼンテーション,作品の実演,特別講演,審査結果発表の順で行われました.プレゼンテーションは自慢の作品を聴衆の皆さんに分かりやすく,魅力的なものばかりでした.その後の実演では,WEBカメラや事前に撮影されていた動画などで訪れた方々に見て頂きました.従来,実機を見て貰いながら,face to faceで実演をしていましたが,それがオンライン上でうまく出来るのかと実行委員会としては非常に不安でしたが,参加チームがそれぞれ工夫して,その作品の見どころが十分に通じたのではないかと思います.
特別講演会では,東京大学先端科学技術センターの西成活裕教授から『社会における「流れ」~渋滞のサイエンスと混雑緩和~』と題してオンラインにて講演頂きました.自動車や人などの社会における流れを数学的に非常に分かりやすくお話し頂きました.
コンテストの審査は,日本機械学会流体工学部門第98期広報委員会委員を中心に行われました.表彰された作品は以下の通りです.
最優秀賞/MeasLab(ミズラボ)(京都工芸繊維大学大学院機械設計学専攻)/SimMAV(シムエムエーブイ)
優秀賞/ちーむ さやけき(摂南大学流体工学研究室)/「おもちゃはかせ」からのプレゼント
一樹賞/明星浮遊人(明星大学)/宙を舞え、明星天女
本コンテストの開催にあたり,日本機械学会流体工学部門 部門特定事業資金による援助を受けるとともに,コンテストの趣旨にご賛同いただいた以下の3社からご支援をいただきました.
日本カノマックス株式会社 | http://www.kanomax.co.jp/index.html |
株式会社中北製作所 | https://www.nakakita-s.co.jp/ |
株式会社 福井製作所 | http://www.fkis.co.jp/index.html |
参加チームと実行委員との集合写真
第18回流れの夢コンテスト 実行委員会
実行委員長 塩見洋一(龍谷大学)
実行委員 野口 佳樹(龍谷大学)
実行委員 荒賀 浩一(近畿大学工業高等専門学校)