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計算力学技術者2 級(熱流体力学分野の解析技術者)認定試験対策講習会 報告

流体工学部門(幹事部門),熱工学部門,計算力学部門 合同企画)

東京理科大学  山本 誠
東京工業大学  店橋 護
東京大学  高木 周

1.概要

本会能力開発促進機構計算力学技術者認定委員会が主催する平成19 年度計算力学技術者2 級(熱流体力学分野の解析技術者)認定試験の試験対策講習会を,流体工学部門を幹事部門として熱工学部門及び計算力学部門との合同企画として下記の日程にて開催致しました.

  • (東海地区会場).行事No.07-98 2007 年11 月3 日(土)
       会場:名古屋大学 東山キャンパス 工学研究科2号館南館4階241講義室
  • (関西地区会場).行事No.07-99 2007 年11 月10 日(土)
       会場:大阪科学技術センター 405 室
  • (関東地区会場).行事No.07-100 2007 年12 月1 日(土)
       会場:東京理科大学 九段校舎 南棟KS101

全国3 会場での開催にあたり,各地区に実行委員会を設け,下記の主査,幹事及び委員の皆様(敬称略)に運営をお願い致しました.

  • 東海地区会場:
       酒井康彦(名古屋大学:主査),山本和弘(名古屋大学:幹事),飯田雄章(名古屋工業大学),
       長田孝二(名古屋大学),服部博文(名古屋工業大学)
  • 関西地区会場:
       中部主敬(京都大学:主査),浅野等(神戸大学),西田秀利(京都工芸繊維大学),
       須賀一彦(大阪府立大学),梶島岳夫(大阪大学)
  • 関東地区会場:
       花村克悟(東京工業大学:主査),坪倉誠(電気通信大学/北海道大学:幹事),
       中別府修(明治大学),張会来(アドバンスソフト(株)),岩本薫(東京農工大学),店橋護(東京工業大学)

また,各部門の担当者は以下の通りです.

  • 流体工学部門:山本誠(東京理科大学)
  • 熱工学部門:店橋護(東京工業大学)
  • 計算力学部門:高木周(東京大学)

講習会の内容は3 会場ほぼ同じ内容とし,講師の選出は,下記のように各地区実行委員会に選出を依頼致しました.

東海地区会場:

  • 計算力学のための数学の基礎 山本 和弘(名古屋大学 准教授)
  • 流体力学の基礎 酒井 康彦(名古屋大学 教授)
  • 熱力学の基礎 山下 博史(名古屋大学 教授)
  • 伝熱学の基礎 飯田 雄章(名古屋工業大学 准教授)
  • 数値計算法,格子生成法 森西 洋平(名古屋工業大学 准教授)
  • 乱流モデル,境界条件 服部 博文(名古屋工業大学 技術専門員)
  • ポスト処理,結果の検証 稲垣 昌英(豊田中央研究所 主任研究員)

関西地区会場:

  • 計算力学のための数学の基礎 梶島 岳夫(大阪大学 教授)
  • 流体力学の基礎 高田 滋(京都大学 准教授)
  • 熱力学の基礎 中部 主敬(京都大学 教授)
  • 伝熱学の基礎 浅野 等(神戸大学 准教授)
  • 数値計算法,格子生成法 脇坂 知行(大阪市立大学 教授)
  • 乱流モデル,境界条件 須賀 一彦(大阪府立大学 教授)
  • ポスト処理,結果の検証 西田 秀利(京都工芸繊維大学 准教授)

関東地区会場:

  • 計算力学のための数学の基礎 坪倉 誠(北海道大学 准教授)
  • 流体力学の基礎 坪倉 誠(北海道大学 准教授)
  • 熱力学の基礎 中別府 修(明治大学 教授)
  • 伝熱学の基礎 花村 克悟(東京工業大学 教授)
  • 乱流モデル,境界条件 坪倉 誠(北海道大学 准教授)
  • 数値計算法,格子生成法 岩本 薫(東京農工大学 特任准教授)
  • ポスト処理,結果の検証 張 会来(アドバンスソフト(株) 技術部・部長)

聴講料は,
   会員10,000 円 会員外12,000 円 学生員4,000 円 一般学生5,000 円
   とし,教材1 分の代金を含むと致しました.教材のみの購入は1 冊につき会員2,000 円,会員外3,000 円と致しました.

2.講習会の概況

各会場の参加人数は以下の通りとなりました.

  • 東海地区会場: 23 名(正員8 名,会員外14 名,学生員1 名)
  • 関西地区会場: 26 名(正員8 名,会員外18 名)
  • 関東地区会場: 43 名(正員12 名,会員外22 名,学生員1 名,一般学生8 名)
  • 全地区合計: 92 名(正員38 名,会員外54 名,学生員2 名,一般学生8 名)

講習会は各会場とも大きな問題もなく滞りなく開催されました.

簡略な分析

  • 講習会の内容については,昨年度に比べると「難しかった」と答えた受講生が多かったようである.
  • 特に,「数値計算法」,「乱流モデル」及び「境界条件」については,来年度以降改善が必要と思われます.
  • 自由意見を求めたところ,回答者の約45%から,講習会を二日間で行う,時間が短い等の意見があった.可能であれば,来年度から講習会を二日間に拡大することを検討頂きたい.
  • 本年度は,機械学会の他の行事などの関係から,講習会日程が認定試験日に非常に近く,受講者の一部からは一ヶ月以上前に行って頂きたいとの意見が出ていた.来年度は,認定試験よりも少なくとも一ヶ月以上前に開催するような計画が必要である.
更新日:2008.3.14