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No.16-29  講習会「乱流モデルをいかに使うか」開催報告

担当:塚原隆裕(東京理科大学)

2016年5月13日(金)に,東京理科大学(神楽坂キャンパス)森戸記念館にて, 講習会「乱流モデルをいかに使うか」を開催致しました.当該講習会は,前年度から始まり,参加申し込みが定員を超えるなど盛況だったため,この度は2回目を開催することとなりました.今回も53名と多くの受講者数を集め,その所属別内訳は,企業37名,学校関係13名,その他3名で,会員資格別では正員13名,会員学生1名,会員外16名,特別員11名,協賛団体3名,一般学生9名でした.講習会終了後,講師の先生方も含めた懇親会を開催し,最後まで幅広く講義・議論をして頂きました.

【開催地】
東京理科大学(神楽坂キャンパス)森戸記念館 第1フォーラム
(東京都新宿区神楽坂1-3)https://www.tus.ac.jp/info/campus/kagurazaka.html

【ホームページ】
http://www.jsme-fed.org/events/2016/16-29.html

【プログラム】

9:20~ 9:30

挨拶・諸説明  塚原 隆裕(東京理科大学)

9:30~11:00 「回転流と浮力流における乱流モデル」 服部 博文(名古屋工業大学)
11:10~12:40 「ターボ機械における乱流モデル」 山本 誠(東京理科大学)
12:40~14:00 昼休み
14:00~15:30 「自動車周りの非定常空気力解析」 坪倉 誠(北海道大学)
15:45~17:15 「乱流モデルの選択における注意点について」 安倍 賢一(九州大学)
18:00~20:00 懇親会

【アンケート結果】
回答数48名(回答率91%)

年齢 20代50%、30代35%、40代8%、50代4%、60代2%
職種 企業の研究開発54%、企業の設計業務19%、国公立研究機関8%、大学教員2%、学生15%、その他の業務2%
参加のきっかけ 機械学会のWebページ33%、上司・先生・知人の紹介63%、メーリングリスト(JSME-Info)4%
参加費用 高い10%、やや高い35%、妥当48%、多少安い0%、安い4%
使用テキスト 良い17%、概ね良い38%、普通38%、若干悪い6%、悪い0%
理解度 かなり理解した4%、概ね理解した81%、余り理解できなかった15%、殆ど理解できなかった0%
満足度 非常に満足46%、概ね満足42%、普通15%、多少不満0%、不満0%

【記述式】
●専門分野・業務内容

自動車の空力設計・騒音解析 6名
自動車、ターボ機械、船等 3名
自社製品の構造・流体解析  
タイヤ問題全般  
エンジンの流体解析  
CAE/CFDソフトウェアの開発・サポート 4名
数値計算・伝熱 2名
ガスタービン燃焼器解析 2名
ターボ機械の空力設計 2名
原子力プラントの安全研究 3名
ロケットの空力解析等 3名
回転機械の熱流体設計 6名
流体機械の研究開発  3名
空気圧システムの配管内における流体解析  
熱交換器の流路設計  
翼周りの数値解析・最適化  
ヘルメットの空力設計  
液体充填、集塵(粉体)  
焼却炉などの設計のための熱流体解析   
半導体製造装置中の数値流体解析  
電動工具の解析(主に流体)  
生体内流れ  
脳神経外科  

●参加動機

乱流モデルについて体系的に学びたかったため 15名
乱流モデルの選択指針を得るため 7名
乱流モデルの正しい使用方法を勉強したいため 5名
乱流モデルの適用例を設計業務に生かすため  
ターボ機械への乱流モデル適用法を学ぶため  
LESの使い方を学ぶため 2名
研究での解析のヒントを探すため 3名
CFDの基礎理論・知識の習得 5名
熱交換器円部の流れ解析のため  
安倍先生のhybrid計測について興味があったため  
音響流体問題を考える際の基礎知識修得が必要  
燃焼流に乱流が重要であること、LESの必要性が高まりつつあること  
CFDの潮流が一つの分岐に近づいているように感じたので概観把握として  
大学・上司の案内 2名
興味  
更新日:2017.6.2