No.20-67 講習会「実験流体力学 流体計測の基礎」開催報告
担当:秋元雅翔 宮城徳誠(日本大学)
2020年 9月 4日(金)に, 講習会「実験流体力学 流体計測の基礎」を開催致しました.今年はコロナウイルス感染症対策としてオンライン開催となりました.今年も60名と多くの受講者数を集め,その所属別内訳は,企業の研究開発 22%,企業の設計業務 5%,企業の営業業務 3%,大学教職員 6%,国公立研究機関 3%,学生 50%,その他 3%でした.
ホームページ
https://www.jsme.or.jp/event/20-67/
プログラム
9:30~11:00 「圧力測定の基礎」飯田 明由(豊橋技術科学大学)
11:10~12:40 「流速測定と波形解析の基礎」石川 仁(東京理科大学)
12:40~13:40 昼休み
13:40~14:20 流体計測機器メーカーによるショート・プレゼンテーション
14:30~16:00 「可視化計測の基礎」金子 暁子(筑波大学)
16:10~17:40 「機械における流体計測の基礎」佐々木 壮一(長崎大学)
アンケート結果
回答数 33名(回答率 55%)
年齢 | 20代 70%,30代 18%,40代 3%,50代 9%,60代 0% |
職種 | 企業の研究開発 22%,企業の設計業務 5%,企業の営業業務 3%,大学教職員 6%,国公立研究機関 3%,学生 50%,その他 3% |
参加のきっかけ | 上司・先生・知人の紹介 67%,機械学会のWeb ページ 6%,メーリングリスト(JSME-Info,流体工学部門) 15%,機械学会誌の会告原稿 9%,同僚の紹介 3% |
参加費用 | 高い 6%,やや高い 18%,妥当 73%,多少安い 3% |
使用テキスト | 良い 45%,概ね良い 36%,普通 12%,若干悪い 3%,悪い 3% |
理解度 | かなり理解した 9%,概ね理解した 76%,余り理解できなかった 15% |
満足度 | 非常に満足 30%,概ね満足 52%,普通 9%,多少不満 3%,回答なし 6% |
記述式
●参加動機
- 業務上必要となったため (8名)
- 設計業務において流体力学の基礎知識が必要となったため
- 業務で流体計測の知識が必要になったため
- 流体解析業務において流体力学の基礎知識が必要となったため
- 業務に活かせると考えられたため
- ポンプの実験業務に参考となる知識を得るため。
- 開発業務に於いて計測の「基礎」を学びたく思ったため
- 業務の中で実験を実施する機会があり、流体力学の基礎知識が必要となったため。
- 業務において流体計測する機会が多いため。
- 知識を得るため(25名)
- 圧力測定に関する基礎知識を勉強したいです。
- 実験に関する知識を学ぶため
- 基礎知識の見直し
- 圧力の計測について勉強したいと思ったから
- 実験において流体力学の基礎知識が必要となったため
- 流体を対象とした実験を行っており,基礎的な知識を得たかったため.
- 業務において流体計測の必要が生じたため
- 今後の研究の助けになると感じたため
- 流体計測に関する基礎知識を学ぶため
- 可視化の基礎知識が必要です。
- 流体機械実験における計測機器手法の学習のため
- 実験的研究を行っており日々知識を深める必要があり,このような機会は貴重であると考えたため.
- 書籍には記載されないような計測におけるノウハウ的な知識を得ようと考えたため.
- 流体力学を学んだ経験が少なく、知識が必要となったため
- 卒業研究などに役立てることのできる知識を得られると思ったから。
- 先生の薦め
- My research is related to fluid dynamics, so attending this workshop was a good opportunity for me to understand this field better.
- 知識を学ぶ
- オンラインなので参加しやすかった
- 実験の知識が必要なため
- 最近, 圧力計測を自身で実施する予定があったために, 全体的に実験について聞いてみたくなった.
- 乱流の計測を行う上で基礎知識が必要であったため
- 温度制御において、流体力学の基礎知識が必要となったたま
- 今年は時間に余裕があったため、学び直しの良い機会と捉えて
- 計 33名
●流体力学に関する講習会で聴講したい講義
- 水中における実験手法
- 圧力分布および速度分布の評価方法
- 格子作成の指針とV&V
- メッシュの選択とモデル境面パラメータの選択
- 工夫点・苦労話を交えた数値流体力学の解析事例
- 沸騰現象の数値解析
- CFDの基礎について
- 流体機械の評価に関する講義
- ファン周り、内部の速度評価
- My research is based on human voice generation and is linked to vocal folds movement. So i woould like to attend seminar based on this topic.
- 実例がある知識
- 空力騒音
- CFDの基礎
- 適切な乱流モデルの選択
- 自分でコーディングする場合の入門編
回答なし 18名
更新日:2021.1.13