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No. 24-59 講習会「CFDの基礎とノウハウ」開催報告

講習会「CFDの基礎とノウハウ」をオンラインで開催し、86名に方にご参加いただきました。同講習会のアンケートの結果を、以下の通りご報告いたします.

ホームページ

https://www.jsme-fed.org/events/2024/24-59.html

開催日および開催方式

2024年7月11日(木) オンライン形式

プログラム

9:20~9:30

挨拶・諸説明 淺田 啓幸 (東北大学)

9:30~11:00

「流れの本質の理解と解析の基礎」 加藤 千幸(日本大学理工学部)

11:10~12:40

「物理モデルと乱流モデルの基礎と選択法」塚原 隆裕 (東京理科大学創域理工学部)

12:40~13:40 昼休み
13:40~15:10

「離散化手法とスキームの基礎と選択法」 嶋 英志 (宇宙航空研究開発機構)

15:20~16:50

「自由界面流れの数値計算」 高木 周 (東京大学大学院工学系研究科)

参加区分

正員:21名(24%),特別員:12名(14%),会員外:27名(31%),学生員:13名(15%),一般学生:5名(6%),協賛団体会員:4名(5%),協賛団体学生:4名(5%)

アンケート結果

(参加86名 回答数47件 回答率54.7%)

(1) 参加者ご自身について:差支えなければ年齢を教えて下さい.

ご専門は何ですか? 回答例:自動車の空力設計42 件の回答
噴霧ノズルの設計
マイクロ化学分析
流体制御製品の構造設計
自動車の駆動系研究
空調機の熱交換器
自動車用エアコンの性能設計
計算力学・最適設計
鉄鋼材料部品の熱処理解析
クーリングファンの形状改善
自動車の空力設計
材料力学・計算力学
圧縮機サージ
土木工学
ロケット用ターボポンプのインデューサのキャビテーション不安定現象に関する研究
機械設計
宇宙科学
燃焼解析
航空機制御
エレキの協調設計
航空機用タービンの数値解析
翼型の空力解析と設計
撹拌槽の流体計算
機械部品の構造解析
原子炉のプラント動特性解析
熱流体シミュレーション
自動車の空力試験
プラント内の熱流動解析(設計、トラブル対応等)
流体解析
鉄道車両の空気力学
分子熱流体工学
化学製品の解析技術
流体工学
ポンプの水力設計
自動車エンジン工学
植物工場内の気流解析
空調の研究開発
メカニカルシールの開発
航空宇宙
自動車シートの温熱解析 車室内の熱流体解析
樹木周りの流れの解析
熱流体解析

(2) 参加の動機:本講習会に参加した動機を簡単にお答え下さい. 回答例:設計業務において流体力学の基礎

知識が必要となったため.40 件の回答
設計業務において流体力学の基礎知識が必要であるため。
業務において流体力学の基礎知識が必要となったため.
化学分析において流体シミュレーションが必要になったため
流体力学の基礎について学び直したかったため
研究業務において、自動車のエンジンルーム内の風速CFDを評価するため
CFDは就職してから初めて使い始めたので、理論的な部分を学習したいと感じたため
自身の研究において流体力学の基礎知識が必要となったため.
流体解析技術の向上のため
CFDツールを初めて利用しているため、乱流モデルの違いなど基本的なところを理解したかったため。
自業務で流体力学・CFDの基礎知識が必要であるため。
流体力学分野の業務の幅を個人的に広げるため。
流体力学の基礎知識を復習したいため
オイラー型構造流体連成解析の基礎の一つであるCFDについて、基礎から学びたいと思ったため。
修士研究活動において、CFD解析を活用したいと考えているため。
CFDソフトを業務で使っているため
CFDについてほとんど知識がないため、基礎から身につけたいと思ったから。
乱流モデルの選択知識習得
ブレードレスファン(ダイソン社の扇風機)の流体解析において知識を増やすため参加しました。
研究においてCFDの知識が必要なため
研究でCFDを使っておりその勉強と復讐のため.
業務において流体力学の理解を深める必要があったため
工場内の空調解析でCFDの知識が必要になったため
高速炉の解析業務においてCFD解析が必要となったため
業務で扱う流体の基礎知識や前提知識を得るため
流体力学の基礎知識が必要であるため
基本事項の知識強化
研究開発業務にCFDを活用しているため。
ソフトウェアを用いた熱流体解析について学ばせて頂きたいと思ったからです。
プラント、製品解析のためのCFD習得
自己研鑽のため。
普段使用している流体解析の基礎を改めて根本的な理解をしたかったから
プロセス開発業務において,モデル選定の知見が必要となったため.
気流解析でのCFDの基礎を学ぶため
CFDを行うにあたっての知識を得るため
機体内部の流体設計に関与することになったため
業務で熱流体解析に取り組んでおり、基礎知識の習得のため参加
数値流体解析の学習
専門業務である熱流体解析の基礎を習得してスキルアップするため。

(3) 参加のきっかけ:この講習会を何の媒体でお知りになりましたか?

(4) 参加費用:参加費用についてはどのようにお感じですか?

(5) オンライン開催:オンライン受講についてはどのようにお感じですか?

オンライン開催について,上記の選択をした理由を簡単にご回答下さい.
気軽に参加でき、自分のモニターを使うので画面も見やすいため
移動時間がなく、参加ハードルが低い
不具合無く聴講出来たため
地方であり、参加費+移動費となると会社から受講許可がとりにくい。
大学での講義でオンラインに慣れているため.
オンラインなので気軽に参加できた
セミナーであるため、少しリラックスして聞けるため。
個人的に長時間で、リラックスしながら受けれたところが良いと感じています。
自分が好きな場所で参加することが可能です
直接会場に行かずとも参加でき、リラックスして話を聞くことができるため。
大学の所在地が北海道であり、対面での開催であると参加が困難であった。
在宅で受けられるから
移動が不要だから。
オンラインで十分であるが,やはり対面のほうが集中できる
スライドと説明がとてもわかりやすかったです
開催会場までの移動が省略できるため。
移動時間の節約になり参加しやすい。
参加しやすいため
遠方開催地への移動が難しいため。
行き来の時間を消費せず、受けることができるため.
スライドが見やすい
旅費がかからず、上司の承認が下りやすいため。
出張の必要がないため、移動時間を必要としないから
移動することなく,リラックスして聞けるため
回線網がスムーズで聞きやすかったため
業務との都合が付けやすい
手軽に参加できる
目の前で実験等を拝見して、先生方の御講義を拝聴させて頂きながら、実際にソフトウェアを使用してその現象を解析した方が、より理解が進むと感じます。
地方勤務で、東京に行かなくて済むので良いです。
参加しやすい。
現地に異動しなくても受講できる
先生らも自分の好みにスタイルで講義をされていて,受講者も出張等スケジュール関係なく参加できる.
質問などでの会話のラグが生じる為
移動が無いので時間的に気軽に参加できるが、質問等はしづらい。
大きな移動をする必要がないため
移動の必要がない便利さはあるが、私個人があまりオンラインを好まないため
セッションによって講師の通信環境が異なり聞き取りづらい事があった
開催地の遠方にいても参加しやすいため。

(6) 使用テキスト(教材):使用テキスト(教材)についてはどのようにお感じですか?

テキスト(教材)について,上記の選択をした理由を簡単にご回答下さい.
振り返りが可能なので助かる
特に無し
特に問題ない。
わかりやすかった.
事前展開していただいたので、確認してからの受講ができた。
内容がよくまとまっており、非常に見やすい
非常に詳しく記載されていたため。
さらに詳しく勉強するためにヒントが得られたから。
予習復習ともに参考になる
流体力学の専門的な知識がありませんでしたが、テキストはとても分かりやすく助かりました。
資料だけを読んでも、理解出来ない部分が少なくないため。
業務で必要になり初学者として参加したため、若干ハードルが高いように感じた。
CFDに必要な項目を網羅的に知ることが出来るテキストだと感じた
テキストを読んでも理解できない部分が少なくないため。
各先生毎にわかりやすく、普及しやすいと思うため.
分かりやすくまとめられていて、見返しやすいテキストだと思いました。
詳細まで記載されていてわかりやすい。
pdfでは動画部分が分からないところがあった
大変ありがたいです。ただ,数値計算の動画はpdfだと見れないので,何か見ることができるようになるともっとありがたいです。
実践的な事例を紹介していただきたかったです
スキーム等、特に知りたかった箇所について詳しく記載されており、満足しております。
わかりやすかった
加藤千幸先生の流体力学の基礎についての御講義の教材に感銘を受けました。
化学出身なので内容が難しかったです。
わかりやすかった。また、事前に配布して頂けたのが良かった。
講義に則していてよかったと思う
わかりやすく説明されていた
分かりやすい内容であった
ご講義以外にも情報が多く載っており、参考になりました
詳細内容が記載されている為

(7) 理解度:本講習会に関する,全体的な理解度をお答え下さい.

(8) 満足度:本講習会に関する,全体的な満足度をお答え下さい.

(9) 特に興味を持った講義を教えて下さい。

(10)開催時期:講習会に参加をするためのご都合のよい時期についてお答えください。

(11)講習会の開催方法について

(12)機械学会事務局(東京・飯田橋)でのハイブリッド形式の講習会について

(13)講習会終了後の懇親会の開催について(ハイブリッド及び対面開催の場合)

(14)  今後,この講習会においてどのような内容の講義を聴講したいですか?
特になし
より具体的な例を用いたCFDの実演とポイントの講習
様々なケースの流体解析事例(境界条件、物理モデル)
より実務に近いCFDの事例紹介やよくある設定ミスの紹介
流体力学の基礎,数値解析におけるプログラム実装例
基礎の講義。なかなか自分で時間をとって勉強できないため。
数値計算(技術面・ノウハウ)を知る機会が多くあると個人的にうれしいです。
より基礎的な内容のもの
ターボ機械に特化したCFD解析に関してのノウハウを聴講したい。
航空宇宙分野や無人航空機等の講演会に参加をしたいです。
まだ初学者の為そこまで想到できていない状況です。
CFDの適用例とその手法についてまなべる講習会があるとうれしいです
多孔質体等の物性値の与え方や軸流ファンによる旋回流など境界条件の与え方
今回の各トピックを1日でやるような講義
もっと初学者向けのCFD講習を希望します。
CFDを行う際の誤差、エラー要因
CFDの御講義という事で、加藤先生以外は、どちらかというと数値計算法の開発と御説明の御講義が多かった感じが致しました。塚原のLESの御解説や乱流モデル等の物理的定式化の所をもう少し、時間を取って、詳しく拝聴させて頂ければと感じました。
物理数学などの大学初級レベルの学びなおしの講習会があったら参加したいです。
CFDでの乱流モデルそれぞれの詳しい説明、具体的な解析の手順など
気液二相流について、より具体的な事例紹介など
伝熱解析と熱流体解析の連成による人の温熱快適性をシミュレーションする内容 また、上記解析のAI予測に関する内容

(15) その他のご意見:特に,このような講習会が企画されれば是非参加したいという講習会があればお書き下さい.

特になし
計算力学,生成AI
シミュレーションの実習形式の講習会
まだ初学者の為そこまで想到できていない状況です。
流体力学基礎講座、CFDの基礎とノウハウ、実験流体力学等の講習会に加えて、産業界で流体解析や数値解析がどのように使用され、競争力を維持なされていらっしゃるのかを企業の現場の方からお話を伺える講習会、或いは、工学のより基礎付けとなる、物理学分野(流体物理学)や関連する最先端の数学分野を紹介して頂ける講習会等があれば、参加させて頂きたいと思っております。

更新日:2025.2.21