A-TS05-17 生物ミメティックマシン研究会活動報告
名 称 : A-TS05-17生物ミメティックマシン研究会
英文名 : Research on a Bio-Mimetic Machine
設置期間 (西暦) 2003年6月~2005年5月末
主 査: 勤務先(所在地・名称・所属・職名)
〒350-8585 川越市鯨井2100
東洋大学工学部機械工学科
教授
TEL 049-239-1746 FAX 049-233-9779
e-mail osamu@eng.toyo.ac.jp
フリガナ モチヅキ オサム
氏名 望月 修
幹 事: 勤務先(所在地・名称・所属・職名)
〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1
東京工業大学大学院 情報理工学研究科 情報環境学専攻
助教授
TEL 03-5734-2586 FAX 03-5734-2641
e-mail motomu@mei.titech.ac.jp
フリガナ ナカジマ モトム
氏名 中島 求
委員構成:
主査1名,他12名
目的及び調査研究事項
動物に限らず昆虫や微生物,ひいては植物など広く生物というカテゴリーにおける形態または運動に似せた飛翔体,遊泳体,流体機械など,いわゆるバイオミメティックマシンの実現に対する解決すべき問題点およびそれの応用に関して研究する.それに伴い生物の感覚機能や特殊能力(擬態,保護色変化など)を応用したセンサー・アクチュエータ,昆虫型ロボットや魚型ロボット,マイクロロボットなどを取り上げる.これらに関わる流体工学上における問題点の把握と実現の可能性について研究し,具体的マイクロ移動体の実現に関する研究開発の準備を行う.また,学会等においてこれに関するシンポジウムやワークショップ,フォーラム等を企画する.引き続き,医学支援機器,環境モニターなどへの応用について研究する.
活動報告:
日時:2003年7月24日(木) 14:00~17:00
場所:工学院大学11階第6会議室
出席者:望月,中島,安達,東,飯田,岩元,小林,瀬川,林,水谷,寺田(村田先生の代理),森川,竹村(横田先生の代理),本多(旭栄研磨(株)),山野(旭栄研磨(株)),岡野(旭栄研磨(株)),平林(旭栄研磨(株)),窪田(東洋大)
以上18名
内 容:
1)研究会の趣旨と今後の予定の説明が望月主査から説明があった.目標はMAV(Micro Air Vehicle)を飛ばすこと,微小遊泳体を作成することである.それに伴う新技術の提案を行う.
2)研究会委員の自己紹介があった.また名簿の記述に誤りがないか確認があった.
3)講演題目「生き物の形の理・動きの妙」,講師 東大名誉教授 東 昭 先生による講演があった.植物の種子の飛行,トンボと蝶の飛行術の違い,羽根アスペクト比と動作環境の関連,ムササビ,空飛ぶ蛇,微生物における鞭毛運動,海鳥と陸鳥の羽根の違い,羽根構造などについてわかりやすい解説があった.
4)MAVの仕様,飛行計画などについて実情把握と,今後の計画についての意見交換があった.また,各委員の役割分担,研究発表を後日メール等のやりとりで決めたいと望月主査から依頼があった.