A-TS 05-09 北海道地区流体工学研究会
主査: 松村 昌典(北見工大)
幹事: 宮越 勝美(北見工大)
報告事項:
本研究会は,1996年10月に設置が認められ,2014年2月時点で51名の大学・高専等の会員が所属しております.会員は道内に広く分散し,研究テーマも多様ですが,様々な知的刺激を求めるとともに,学会活動の活性化をはかることを目的としています.そこで毎年2~3回の講演会・討論会および親睦会を開催し,活発な意見交換を行いながら会員間の親睦も深めております.2013年度は以下の行事を実施しました.今年度は長年の懸案事項であった知床開催が実現し,美しくも厳しい知床の自然環境に対する流体工学的な関わりについて深く考える機会を得ることができました.
●平成24年度第3回研究会(平成25年3月16日,北海道大学)
講演会:
1.産業技術総合研究所 エネルギー技術部門 風力発電グループ
研究グループ長 小垣 哲也 先生
「日本における風力の現状と次世代風力発電技術研究開発について」
2.元室蘭工業大学大学院工学研究科教授・知的財産本部担当
鈴木 雍宏 先生
「知的財産活動における大学と企業の違い」
懇親会: 札幌市内
●平成25年度第1回研究会(平成25年7月 6日,北海道大学)
講演会:
1.北海道大学 機械宇宙工学専攻 神保 佳典 先生
「界面を含む流れの数値解析(気泡崩壊の解明とその応用)」
2.北海道大学 環境フィールド工学専攻 渡部 靖憲 先生
「砕波の流体力学」
懇親会: 札幌市内
●平成25年度第2回研究会(平成25年10月12日~14日(2泊3日),斜里町ウトロ)
テーマ: 世界自然遺産の知床から学ぶ流体工学的課題
講演会:
公益財団法人 知床財団 保護管理研究係 主任 石名坂 豪 先生
「知床の自然環境と野生生物について」
見学会:
第一砂防ダムの魚道調査(ペレケ川河畔の散策)
知床五湖
懇親会: 宿泊施設内