A-TS 05-20 北陸地区流体工学研究会
主 査: 木綿 隆弘(金沢大学)
幹 事: 渡辺 大輔(富山大学),杉本 康弘(金沢工業大学)
報告事項:
本研究会では年2回,夏は石川県,冬は富山県または福井県で講演会を開催している.夏は正員を中心とした講演会,冬は学生の発表を中心とした流体工学シンポジウムで構成されている.
2017年度夏の研究会は2017年8月26日に金沢工業大学扇が丘キャンパスにて開催された.西田均氏(富山高専)による「磁気機能性流体の研磨加工への応用について」,木綿隆弘氏(金沢大学)による「柱状物体による流力振動発電」,佐々木大輔氏(金沢工大)による「ボーイング社の PBL 教育プログラムを活用した航空学生の英語教育」など計3件の講演があり,活発な討論が行われた.また講演会後に,金沢工業大学夢考房およびチャレンジラボの見学会も催された.土曜日にもかかわらず,正員,学生合わせて57名の参加があった.
2017年度冬の研究会は2017年12月16日に富山大学五福キャンパスにて開催され,金沢工業大学,金沢大学,富山県立大学,富山大学から計11件の講演があった.正員と学生を合わせ97名の参加者を集めた会となり,特に学生にとっては日頃の研究活動の成果を示すとともに,活発な討論を通じて新たな知見を得るよい機会となった.
その他:
研究会の風景
2017年度夏の講演会の様子 | 冬の流体工学シンポジウム2017の様子 |
活動報告
◎第59回研究会プログラム
開催日:2017年8月26日(土)
講演会場:金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館
協 賛:金沢大学理工研究域サステナブルエネルギー研究センター
<講演会>
(1)磁気機能性流体の研磨加工への応用について 西田均(富山高専)
(2)柱状物体による流力振動発電 木綿隆弘(金沢大学)
(3)ボーイング社のPBL教育プログラムを活用した航空学生の英語教育 佐々木大輔(金沢工大)
<見学会>
夢考房(41号館)およびチャレンジラボ(26号館)
◎流体工学シンポジウム2016 プログラム(第60回研究会)
開催日:2017年12月16日(土)
講演会場:富山大学五福キャンパス 工学部総合教育研究棟多目的ホール
(1)シーラカンス鰭を模した可撓振動翼推進器の設計指針
*鈴木茜(金沢工大:学生員),佐藤隆一(金沢工大:正員)
(2)無人水中航走体を捕獲する無人水上艇の変針制御則の設計とシミュレーション
*池端悠一郎(金沢工大:学生員),戸田琢也(金沢工大:学生員),松井洋輔(金沢工大:学生員),松井康浩(金沢工大:非会員),十河憲夫(金沢工大:非会員),佐藤隆一(金沢工大:正員)
(3)無人水中航走体を捕獲する無人水上艇の設計及び性能評価
*松井洋輔(金沢工大:学生員),池端悠一郎(金沢工大:学生員),戸田琢也(金沢工大:学生員),松井康浩(金沢工大:非会員),十河憲夫(金沢工大:非会員),佐藤隆一(金沢工大:正員)
(4)曳航されるケーブルにはたらく抗力の研究
*長尾啓介(金沢工大:学生員),賀田野達哉(金沢工大:学生員),佐藤隆一(金沢工大:正員)
(5)垂直軸風車支柱の動的特性に関する数値解析
*近藤亮太(金沢大・院:学生員),河野孝昭(金沢大:正員),村田一将(金沢大・院:学生員),木綿隆弘(金沢大:正員),小松信義(金沢大:正員)
(6)せん断流中に設置した直線翼垂直軸風車の出力性能に関する風洞実験
*渡飛博(金沢大・院:学生員),木綿隆弘(金沢大:正員),河野孝昭(金沢大:正員),小松信義(金沢大:正員),林駿(金沢大:学生員)
(7)キャリアマスク開口部でのディップハンダ付け工程の数値解析
*西田樹生(富山県大・院:学生員),中川慎二(富山県大:正員),清家美帆(富山県大:正員),畠山友行(富山県大:正員),石蔵康一(コーセル:非会員),稲垣和倫(コーセル:非会員)
(8)伝播する衝撃波による粉体の舞い上がりに関する実験的研究
*室谷拓也(富山県大:学生員),菅内和輝(富山県大:学生員),大嶋元啓(富山県大:正員),坂村芳孝(富山県大:正員),志村啓(慶應義塾大:非会員),松尾亜紀子(慶應義塾大:非会員)
(9)遷音速と超音速流における翼後縁近傍の流体現象変化の数値解析
*五島健太郎(富山大・院:学生員),松島紀佐(富山大:正員)
(10)航空機後流に対する空力解析数値計算の研究
*清水亮介(富山大・院:学生員),松島紀佐(富山大:正員)
(11)逆問題を用いた効率的数理翼設計の研究
神田達樹,(富山大・院:学生員),伊藤嘉晃,(富山大・院:学生員),松島紀佐(富山大:正員)