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A-TS 05-22 複雑流体研究会

主 査: 山本 剛宏(大阪大学大学院工学研究科)
幹 事: 山口 博司(同志社大学理工学部)
幹 事: 鈴木 洋(神戸大学)
幹 事: 高橋 勉(長岡技術科学大学機械系)
幹 事: 岩田 修一(名古屋工業大学)

報告事項:

 高分子流体,サスペンション,液晶などの複雑流体の工学的応用が拡大するに従い,その研究活動が活性化している.いろいろなアプローチで複雑流体を研究している研究者が集い,ノウハウや詳細情報の交換を行うことで,この分野の発展を促進することを目的としている.年1~2回の研究会と機械学会でのオーガナイズドセッション(OS)の実施および他の学協会での同様のOSの開催などを行っている.本年度は,以下の通り,第19回の研究会を実施し,また,機械学会年次大会およびThe 9th JSME-KSME Thermal and Fluids Engineering Conference (TFEC9) にてOSを開催した.

 若手研究者の育成を目的として,2017年7月8日(土)に,第19回複雑流体研究会(大学院生の発表会)を当研究会が主催し,同志社大学エネルギー変換研究センターとの共催で,同志社大学京田辺キャンパス 光喜館で開催した.1件の招待講演と7件の大学院生の発表およびディスカッションを行った.参加者は教員12名,学生約20名であった.

 2017年9月3日(日)~6日(水)の日本機械学会2017年度年次大会においてオーガナイズドセッション「S051複雑流体の流動現象」を企画・実施し,13件の研究発表が行われた.また2017年10月27日(金)~30日(月)に開催されたThe 9th JSME-KSME Thermal and Fluids Engineering Conference (TFEC9)においても,オーガナイズドセッション「F11 Non-Newtonian Fluid Mechanics」を企画し,17件の発表が行われた.

 他に,レオロジー討論会(日本レオロジー学会,2017年10月17日~19日,朱鷺メッセ),日本流体力学会(2017年8月30日~9月1日,東京理科大学葛飾キャンパス)の講演会他でも会員がOSを企画し,開催している.

 別紙に,それぞれのプログラムなどを掲載し,上記活動の詳細報告とする.

更新日:2017.5.8