A-TS 05-22 複雑流体研究会
主 査: 山本 剛宏(大阪大学大学院工学研究科)
幹 事: 山口 博司(同志社大学理工学部)
幹 事: 鈴木 洋(神戸大学)
幹 事: 高橋 勉(長岡技術科学大学機械系)
幹 事: 岩田 修一(名古屋工業大学)
報告事項:
高分子流体,サスペンション,液晶などの複雑流体の工学的応用が拡大するに従い,その研究活動が活性化している.いろいろなアプローチで複雑流体を研究している研究者が集い,ノウハウや詳細情報の交換を行うことで,この分野の発展を促進することを目的としている.年1~2回の研究会と機械学会でのオーガナイズドセッション(OS)の実施および他の学協会での同様のOSの開催などを行っている.本年度は,以下の通り,第20回の研究会を実施し,また,日本機械学会年次大会および日本機械学会流体工学部門講演会にてOSを開催した.
若手研究者の育成を目的として,2018年6月23日(土)に,第20回複雑流体研究会(大学院生の発表会)を当研究会が主催し,同志社大学エネルギー変換研究センターとの共催で,同志社大学京田辺キャンパス 光喜館で開催した.11件の大学院生の発表およびディスカッションを行った.参加者は教員13名,学生約20名であった.
2018年9月9日(日)~12日(水)の日本機械学会2018年度年次大会においてオーガナイズドセッション「S053複雑流体の流動現象」を企画・実施し,18件の研究発表が行われた.さらに同大会期間中に運営会議を開催し,今後の研究会の活動方針等について議論を行った.また2018年11月29日(木)~30日(金)に開催された日本機械学会 第96期 流体工学部門講演会においても,オーガナイズドセッション「OS10 非ニュートン流体の流動現象」を企画し,17件のポスター発表が行われた.
他に,レオロジー討論会(日本レオロジー学会,日本バイオレオロジー学会,2018年10月17日~19日,リファレンス駅東ビル,福岡市),日本流体力学会(2018年9月3日~9月6日,大阪大学豊中キャンパス)の講演会他でも会員がOSを企画し,開催している.
別紙に,それぞれのプログラムなどを掲載し,上記活動の詳細報告とする.
- 添付資料1.第20回複雑流体研究会
- 添付資料2. 日本機械学会 2018年度年次大会
- 添付資料3.日本機械学会 第96期流体工学部門講演会