A-TS 05-23 噴流,後流,及びはく離流れ研究会
主 査: 内山 知実(名古屋大学)
幹 事: 飯尾 昭一郎(信州大学),出川 智啓(トヨタシステムズ)
報告事項:
本研究会は,流体工学部門の組織として2008年10月に設置が認められ,産官学の36名の会員による研究会として発足し,現在は78名で活動中である.
噴流,後流,およびはく離流れの基礎的流動特性の解明および工学的応用について,研究者や技術者の間の情報交換を促進し,流体工学の発展の動向を探ることを目的としている.日本機械学会の年次大会および流体工学部門講演会においては,オーガナイズド・セッションを企画し,毎回多数の優れた研究発表が実施されている.また,本研究会の構成員が主要メンバーとなり,当該分野に関する国際会議を世界各国で定期的に開催し,全世界的な研究交流に大きく貢献しており,学生を含めた若手の研究者や技術者の育成にも注力している.
本研究会は,2019年12月に香港理工大学において国際会議7th International Conference on Jets, Wakes and Separated Flows (ICJWSF-2019)の開催を目指してきたが,香港の治安情勢の悪化および中国での新型肺炎の流行を考慮して,開催を中止した.その後,本研究会のメンバーである日本大学 木村元昭教授が同国際会議(ICJWSF-2021)の議長に就任し,2021年8月末の東京での開催に向けて準備を進めている.この国際会議は,多くのメンバーが運営に貢献している.