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A-TS 05-20 北陸地区流体工学研究会

主 査: 木綿 隆弘(金沢大学)
幹 事: 渡辺 大輔(富山大学),杉本 康弘(金沢工業大学)

報告事項:

 本研究会の主な活動として夏と冬に開催される2回の研究会があげられる.夏は正員を中心とした講演会,冬は学生の発表を中心とした流体工学シンポジウムで構成されている.

 2021年度夏の研究会は2021年8月30日に金沢工業大学が幹事校としてZOOMを用いたオンラインの形で開催された.太田淳一氏(福井大)による「二相流と超音波の研究」,川口清司(富山大)による「ファン低騒音化研究を振り返って」,木伏理沙子氏(富山県大)による「高発熱機器の冷却手法及び高性能熱交換器の開発」,寺本裕志氏(石川高専)による 「複数噴流の流れ特性と流れ制御の可能性」および坂知樹氏(金沢工大)による「医用画像を用いた血流解析―入力波形に依存しない多入力解析―」の計5件の講演があり,活発な討論が行われた.正員,非会員および学生を合わせて89名の参加があった.

 2021年度冬の研究会は2021年12月11日に福井大学が幹事校としてZOOMによるオンラインで開催された.山本富士夫氏(福井大学名誉教授)による「国際誌学術論文の査読雑感」と題した特別講演の他6件の講演があった.正員,非会員および学生を合わせ75名の参加者を集めた会となり,特に学生にとっては日頃の研究活動の成果を示すとともに,活発な討論を通じて新たな知見を得るよい機会となった.

その他:
研究会の風景

夏の研究会の様子


冬の研究会の様子

活動報告

第67回北陸流体工学研究会プログラム
開催日:2021年8月30日(月)
講演会場:オンライン(zoom)
幹事校:金沢工業大学

(1)「二相流と超音波の研究」
福井大学 太田 淳一
(2)「ファン低騒音化研究を振り返って」
富山大学 川口 清司
(3)「高発熱機器の冷却手法及び高性能熱交換器の開発」
富山県立大学 木伏 理沙子
(4)「複数噴流の流れ特性と流れ制御の可能性」
石川工業高等専門学校 寺本 裕志
(5)「医用画像を用いた血流解析―入力波形に依存しない多入力解析―」
金沢工業大学 坂 知樹

流体工学シンポジウム2021 プログラム
(第68 回北陸流体工学研究会)
開催日:2021 年12 月11 日(土)
講演会場:オンライン(zoom)
幹事校:福井大学
(1) 鋸歯状タブ,偏向板,テーパ三角形管による長方形噴流の受動的制御
○梶谷尚希(金沢大・院),木綿隆弘(金沢大),河野孝昭,小松信義
大内理功(金沢大・院),八幡光将(金沢大)
(2) 二重動的乱流格子を用いた乱流生成方法の開発
○大塚健太郎(金沢大・院),河野孝昭(金沢大),木綿隆弘,小松信義
阿部頌(金沢大・院)
(3) 小形水平軸風車のロータ荷重に対する乱流特性の影響
○宮川恭輔(金沢大・院),河野孝昭(金沢大),木綿隆弘,小松信義
Jonathan Whale(Murdoch 大)
(4)[特別講演] 国際誌学術論文の査読雑感
○山本富士夫(福井大名誉教授)
(5) オイリングガイド内を高速走行する糸による随伴空気流の数値計算
○竹田浩(福井大・院),植松英之(福井大),田上秀一
神野亮(湯浅糸道工業)
(6) 渦キャビテーションを伴うクエット乱流で乱流構造の変化を予測するためのDNS の実現
○北川雄太(福井大),太田貴士(福井大)
(7) 円柱周り軸方向流れの乱流構造の特徴と半径レイノルズ数の関係
○白畑風太郎(福井大),太田貴士(福井大)

更新日:2024.1.24