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雪だるま

まずは見てみよう!

どんな実験?

実験手順と種あかし

  • 準備する材料:発泡スチロール大球(φ40mm)と小球(φ30mm)、ストロー大(φ6mm)と小(φ4.5mm)、竹串、発泡スチロール円板。
  • ストロー小を大球と小球に刺し、出っ張っている部分をカットします。
  • 円板に竹串を刺し、雪だるまを作ります。
  • 問題:ストローで吹いて球を一つずつ取り出してください。どの方向からどこを吹きますか?
  • 中級の答え:雪だるまの頭のあたりを水平に吹きます。これでも取り出せますが、竹串との摩擦ですべりにくいのです。
  • 上級の答え:ななめ下から頭のあたりを吹きます。揚力と抗力の合力が鉛直上方になると竹串との摩擦がなくなり、簡単に取り出せます。

【注意】 乳幼児が発泡スチロール球を飲み込むと窒息することがありますので誤飲に注意してください。
【キーワード】 コアンダ効果、抗力、揚力、運動量理論
【参考】 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P134-135.
【関連項目】ななめに浮く風船

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更新日:2009.12.2