第83期(2005年度)流体工学部門 一般表彰(貢献表彰)
● 塚本 寛 教授 (九州工業大学)
● 富田 侑嗣 教授 (九州工業大学)
● 村井 祐一 助教授 (北海道大学)
● 白崎 実 助教授 (横浜国立大学)
● 藤川 重雄 教授 (北海道大学)
塚本 寛 教授(九州工業大学)
受賞理由:
2004年度流体工学部門講演会の幹事として組織運営に精力的に取り組み、講演会の企画・実施に多大なる貢献をした。
受賞のコメント:
昨年の部門講演会開催のお手伝いをした事を評価して頂き、ありがとうございます。このような大きな大会運営が私一人でできるはずもなく、ひとえに実行委員会メンバーの献身的な貢献によるものです。大会ホームページの開設、webでの講演申し込みや論文のweb投稿等、若い先生方の協力なしでは不可能でした。今回の表彰も実行委員会を代表してのものと受け止めております。
会場への不便なアクセスにも拘らず、予想を上回る多くの皆様にご参加頂き、感謝しております。我々にはこのような大きな講演会開催の経験がなく、準備段階や講演会場での不手際が多々あったことかと思います。また、予想を大幅に越える懇親会の参加者数に料理が足らず、貧弱なものしか追加できず、冷や汗モノでした。曲がりなりにも講演会を終えることができたのは皆様のご協力のお陰と思います。
我々にとっても、開設間もない北九州学術研究都市を知って頂く良い機会となりました。鋼都北九州の鉄冷えからの脱却の鍵を握るのが北九州学術研究都市(http://www.ksrp.or.jp/)と言われています。どのような展開ができるのか、これを機会にご認識頂ければ望外の幸せです。
富田 侑嗣 教授(九州工業大学)
受賞理由:
2004年度流体工学部門講演会の実行委員長として組織運営に精力的に取り組み、講演会の企画・実施に多大なる貢献をした。
受賞のコメント:
このたび,昨年度の第82期流体工学部門講演会の開催にあたって貢献があったということで,思いもかけない表彰を頂き極めて恐縮しています.多数の方々に遠路はるばる北九州まで来て頂いた訳ですので,こちらからお礼申し上げたいくらいです.私は実行委員長でしたが,実質的には塚本寛教授の指揮のもと,北九州地方の各大学と高専の方々に準備から実施まで尽力いただきました.この点において私が表彰頂くことに忸怩たるものがあります.もちろん,これらの方々を代表していただくということであろうと思います.私自身このような大きな講演会の開催に関係することは始めてでしたが,インターネットや電子メール,テレビ会議等の利用によって迅速かつち密な計画ができたように思います.しかしながら,文書や就中プログラムの作成にあたっては当事者のご苦労は大変なものがあったと思います.講演会は講演者と直に接して研究成果について情報交換できるという,昔から変わらない形ですが,事前情報の拡充によって今後,この形をさらに濃密なものにしていけるのではないかと思います.流体部門講演会の益々の御発展をお祈りします.有難うございました.
村井 祐一 助教授(北海道大学)
受賞理由:
第6回日韓熱流体工学会議(Jeju, Korea)の日本側幹事として会議の運営に精力的に取り組み、その成功に多大なる貢献をした。
受賞のコメント:
この度は流体工学部門の貢献表彰を受けることとなり深く御礼を申し上げる次第です.2005年3月に韓国の済州島(Jedudo)で開催された日韓熱流体工学会議においては,熱工学部門からの選出された稲葉英男先生(岡山大,日本側組織委員会委員長)の後方支援役として,私が流体工学部門からの代表として日本側組織委員会幹事を務めさせて頂きました.私がこれを担当することになったのは,辻裕先生(阪大)が部門長のときに同先生よりお電話を頂き,お引き受けしたことによります.辻先生,稲葉先生には貴重な機会を頂いたことに心より感謝しております.さて済州島での会議は,これまで熱工学と流体工学で単独に実施されてきた日韓合同会議を両部門で統一して行うという意味で初めてであり,運営上は新しいことが多く,スタートしてみると意外にも多くの階段がありました.これまでも国際会議のお手伝いを幾度かさせて頂いた経験から言えば,アブストラクトの収集後の採択通知や最終の会議プログラムの決定においてKSME側との歩調があわず,無謀にも何度か激しいやりとりをさせて頂きました.またKSME側のwebsiteが日本国内の特定の大学からのアクセスが常に拒否されるという現象が起こり頭痛の種になることがありました.これについては会議当日まで結局原因究明できず,参加者の皆様には大変にご迷惑をおかけ致しました.しかし,お陰様でwebsystemや会議企画の流れに詳しくなることができ,今となっては自らの血肉となって今後に活かせると喜んでおります.最後に,何十ものe-mailのやりとりを通じて会議の企画段階から当日までお世話頂いた流体工学部門の組織委員会メンバーの塚本先生(九工大),藤沢先生(新潟大),木村先生(金沢大),高木先生(東大)に深く感謝を申し上げる次第です.なおこの場でご案内させて頂きますが,次回の日韓熱流体工学会議は2007年夏に札幌での開催が決定しております.次回もどうぞ宜しくお願い申し上げます.
白崎 実 助教授(横浜国立大学)
受賞理由:
第82期広報委員会委員としてFEDニュースレター、FEDメーリングリストの運営に献身的に取り組み、部門の情報発信に多大な貢献があった。
受賞のコメント:
今回,このような表彰をいただくことになり,驚きながらも大変光栄に思っております.表彰理由は第82期活動への貢献とのことですが,実際には,私が広報委員会を担当させていただいた第79期から第82期までの間,特に幹事を仰せつかった第81期,第82期の活動に対していただいたものと思っております.図らずも2年続けて幹事を担当させていただいたわけですが,この間,第81期委員長の塩田和則氏(東芝),第82期委員長の高橋勉先生(長岡技術科学大)をはじめとして,委員の方々には大変お世話になりました.この場をお借りして心より御礼申し上げます.
広報委員会の主な仕事は部門のPR活動ですが,ほとんどの場合,その裏方を担当しています.部門登録会員の皆様へのサービスであるニュースレター発行やその他の情報発信は,やはり皆様の原稿ご執筆や情報提供があってはじめて成り立つものです.広報委員会の活動には皆様のご理解とご協力が大切なのは言うまでもなく,私の担当期間中も多くの方々に大変お世話になりました.
さて,皆様もご存知のように広報委員会はこの数年,ホームページの維持,更新に注力しております.しかしながら,委員の活動はあくまでボランティアであり,人手不足,時間不足のなか,鮮度を保ち続けることの困難と格闘している状況です.このような事情にも合わせてご理解いただき,部門ホームページや広報委員会を暖かく見守っていただけると大変ありがたい,というのが4年間かけて委員会を卒業(?)させていただいた私のお願いです.どうぞよろしくお願い申し上げます.
藤川 重雄 教授(北海道大学)
受賞理由:
2004年機械学会年次大会北海道大会において、流体工学部門の運営を担当し、他部門との調整、会場の準備などに献身的に取り組み、その成功に貢献した。
受賞のコメント:
札幌で開催された日本機械学会年次大会(H16)の際に,流体工学部門のお世話をさせていただいただけで表彰していただき,大変恐縮しております.日本機械学会の発展のために,今後ともいろいろな面から協力させていただきます.