たまご回し
まずは見てみよう!
実験手順と種あかし
- 「なまたまご」と「ゆでたまご」を用意します。
- 両者は外見では見分けがつきません。
- しかし、これらをテーブルの上で回転させれば簡単に見分けることができます。
- 手で回したときに、簡単に回り始めるのが「ゆでたまご」、あまり回転しないのが「なまたまご」です。
- 「ゆでたまご」は固体で外を回せば同時に中も一体となって回り始めます。
- 「なまたまご」は液体で変形できるので、外を回してもすぐに中まで回るわけではありません。
- 「なまたまご」を何度か勢いをつけて回転させてから、瞬間的に回転を止めてすぐに手を離すと再び回り始めます。外が止まってもすぐに中は止まらないからです。
- この実験では、流体(液体と気体)が自由に変形できるという性質を利用しています。
【キーワード】 流体の変形
【参考】 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P12-15.
更新日:2009.12.2