浮沈子
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- 準備する材料:スポイト、ナット大(M6)、ナット小(M5)、結束バンド。
- スポイトにナットの大小を刺します。
- ナットが抜けないように結束バンドを固定します。余分な部分をはさみで切ります。
- スポイトの中に水を吸い込み、2~3mm水面から頭が出るくらいに水の量を調整します。
- 断面の丸いペットボトルを水で満たし、この中に浮沈子を入れます。
- ペットボトルを強く握ると浮沈子は沈み、力を弱めると浮き上がります。
- 加圧すると空気が圧縮され、浮力が小さくなり、沈みます。逆に力をゆるめると空気が膨張し、浮力が大きくなり、浮き上がります。
【ポイント】 浮沈子は梱包材(プチプチ)やしょう油さしなどを使う方法もありますが、このスポイトを使ったものは感度がよく、浮き沈みの調整もやりやすいことがメリットです。
【キーワード】 圧力、浮力、アルキメデスの原理
【参考】 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P42-47.
更新日:2009.12.2