付加質量
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- 発泡スチロールの板(食品のトレイなど)を水に浮かべて、割り箸でたたきます。
- 小さな板ではなかなか穴が開きませんが、大きな板では簡単に開きます。
- 板をたたいたとき、板が動くとまわりの水も加速されます。そのため、水を加速させる分だけ大きな力が必要になります。見かけ上、板の質量が大きくなったとみなすことができます。このときの見かけ上の質量の増加を「付加質量」といいます。
- 大きな板では、小さな板に比べて付加質量がずっと大きくなり、動きにくくなります。そのため、大きな板では簡単に穴が開いたのです。
【キーワード】 | 付加質量 |
【参考】 | 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P198-203. |
更新日:2012.2.1