ホースの付いたペットボトルをさかさまに
まずは見てみよう!
どんな実験?
実験手順と種あかし
- ペットボトルにホースを付けたものを用意します。動画のように水を満たしてさかさまにしても中の水は流出しません。
- このとき中では、まわりの水面と同じ高さでは大気圧、最上部の圧力は液体の高さ分だけ大気圧より低くなっています。上下の圧力差による力と液体の重さがつり合って重さを支えることができるのです。
(上下の圧力差)=(液体の密度)×(重力加速度)×(液体の高さ) - 二つ目の実験では、ペットボトルに穴を開けると中の水が流出しました。
- 穴を開けたことによってペットボトル内の上部が大気圧になります。上下の圧力差がなくなり、水の重さを支えられなくなったのです。
- 底に穴を開けて取り出すプリンがありますが、同じ原理です。
【キーワード】 | 深さと圧力 |
【関連項目】 | |
【参考】 | 日本機械学会編「流れのふしぎ」講談社ブルーバックス、P38-41. 石綿良三「図解雑学流体力学」ナツメ社、P18-19. |
更新日:2016.4.1